コンテンツにスキップ

鼻毛石町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鼻毛石町 (前橋市)から転送)
日本 > 群馬県 > 前橋市 > 鼻毛石町
鼻毛石町
前橋市役所宮城支所
前橋市役所宮城支所
鼻毛石町の位置(群馬県内)
鼻毛石町
鼻毛石町
北緯36度26分19秒 東経139度10分52秒 / 北緯36.43861度 東経139.18111度 / 36.43861; 139.18111
日本の旗 日本
都道府県 群馬県旗 群馬県
市町村 前橋市の旗 前橋市
面積
 • 合計 5.33 km2
人口
2017年(平成29年)8月31日現在)[1]
 • 合計 2,666人
 • 密度 500人/km2
等時帯 UTC+9 (JST)
郵便番号
371-0244[2]
市外局番 027[3]
ナンバープレート 前橋

鼻毛石町(はなげいしまち)は、群馬県前橋市の地名。旧宮城村時代は、住所勢多郡宮城村大字鼻毛石の大字の次にくる地名。面積は5.33km2(2013年現在)[4]。郵便番号は371-0244[2]。丁目はなく住所ののち○○○○と番号が振られる[5]

また、旧宮城村時代の大字時代の鼻毛石や7ヶ村合併前の鼻毛石村についても記述する。

地理

[編集]

赤城山の南麓、荒砥川の小扇状地上に位置しており、緑豊かな土地が多い。旧宮城地区(柏倉町市之関町三夜沢町苗ヶ島町馬場町大前田町)の中で前橋市役所宮城支所や小・中学校があり行政や教育において中心的な町である。

歴史

[編集]

戦国時代頃からある地名である。江戸時代に入ると大胡藩領になり、天和2年に前橋藩領、明和6年に幕府領慶応4年に再び前橋藩領となる。

年表

[編集]
  • 1889年町村制が施行され、7ヶ村が合併し、群馬県勢多郡宮城村大字鼻毛石となる。
  • 1993年4月1日 町内を通っていた群馬県道大間々宮城子持線が国道353号に昇格し、町内に初めて国道が通る事となる。
  • 2004年 平成の大合併で宮城村は、大胡町粕川村とともに、前橋市に合併し、群馬県前橋市鼻毛石町となる。
  • 2009年8月 現在の前橋市役所宮城支所が竣工する[6]
  • 2017年5月12日 当町の全域が区域となっている、前橋・赤城地域がチッタスロー国際連盟に加盟する[7]

地名の由来

[編集]
鼻石

町内にある「鼻石」(はないし)が由来とされている。また、前橋市合併前には「鼻ヶ石」(はながいし)や「鼻石」(はないし)表記することもあったが、合併後統一して鼻毛石と表記されるようになった。 上記の鼻ヶ石から合併後に鼻毛石となった説のほかには、鼻石に草が生えており、それが鼻毛に見えたからという説もある。

世帯数と人口

[編集]

2017年(平成29年)8月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

町丁 世帯数 人口
鼻毛石町 951世帯 2,666人

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]

番地 小学校 中学校
全域 前橋市立宮城小学校 前橋市立宮城中学校

交通

[編集]

鉄道

[編集]

近隣の茂木町上毛電気鉄道上毛線大胡駅があるが、町内には鉄道駅がない。

バス

[編集]

過去に3路線あったが、赤城タクシーが運行を行っているデマンドバス方式のふるさとバスがある[9]

道路

[編集]

国道が北部に国道353号があり、県道群馬県道101号四ツ塚原之郷前橋線群馬県道114号苗ヶ島飯土井線群馬県道333号上神梅大胡線群馬県道16号大胡赤城線が主な道路である。

施設

[編集]

学校 ・ 幼稚園

[編集]

公共施設

[編集]

文化財

[編集]

前橋市指定文化財

[編集]

重要文化財

  • 赤城寺六地蔵の石幢
  • 赤城寺の種子十三仏塔
  • 北爪将監の供養塔
  • 五輪塔
  • 爪ひき不動尊
  • 凝灰岩石仏
  • 板碑
  • 鼻毛石河原の双体道祖神
  • 赤城塔

避難所

[編集]

自主避難所が1か所、一時避難所が1か所、二次避難所が2か所ある。また、二次避難所は近隣の町も避難対象区域となっている[10]

自主避難所

[編集]
  • 前橋市役所宮城支所

指定緊急避難場所 (一次避難所)

[編集]
  • 前橋市宮城体育館

指定避難所 (二次避難所)

[編集]
  • 前橋市立宮城小学校[11]
  • 前橋市立宮城中学校[12]
  • 前橋市宮城公民館[13]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 人口及び世帯数 - 町別住民基本台帳人口表”. 前橋市 (2017年9月5日). 2017年9月15日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月18日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  4. ^ 第2章 人口 - 前橋市 2015年8月17日閲覧。
  5. ^ 合併後の住所表示一覧”. 前橋市. 2015年5月2日閲覧。
  6. ^ 宮城支所”. 鵜川興業. 2017年9月16日閲覧。
  7. ^ 前橋・赤城スローシティについて”. 前橋市. 2017年9月16日閲覧。
  8. ^ 前橋市立小学校及び中学校の通学区域に関する規則”. 前橋市 (2017年4月24日). 2017年9月16日閲覧。
  9. ^ ふるさとバス(デマンドバス・大胡,宮城,粕川地区)のご案内”. 前橋市. 2015年5月2日閲覧。
  10. ^ 前橋市の避難所・避難場所”. 前橋市. 2017年10月22日閲覧。
  11. ^ 当町の県道101号以南が避難対象区域
  12. ^ 当町の県道101号以北が避難対象区域
  13. ^ 土砂災害の恐れがある場合に開設

参考文献

[編集]
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 10 群馬県』角川書店、1988年7月8日。ISBN 4-04-001100-7