雀田駅
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雀田駅 | |
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駅舎(2021年4月、改装工事後) | |
すずめだ Suzumeda | |
山口県山陽小野田市大字小野田字小中原3817 | |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
電報略号 | スス |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
141人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)5月16日[2] |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■小野田線 |
キロ程 |
4.5 km(居能起点) 宇部新川から6.3 km |
◄長門長沢 (1.3 km) (2.0 km) 小野田港► | |
所属路線 | ■小野田線(本山支線) |
キロ程 | 0.0 km(雀田起点) |
(1.3 km) 浜河内► | |
備考 | 無人駅[3] |
雀田駅(すずめだえき)は、山口県山陽小野田市大字小野田字小中原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)小野田線の駅[1]。
当駅から長門本山駅への支線(本山支線又は長門本山線)が分岐している。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)5月16日:宇部電気鉄道が沖ノ山旧鉱駅(後の宇部港駅) - 居能停留場 - 雀田停留場 - 新沖山駅間で開業した際に、雀田停留場として開設[2]。
- 1937年(昭和12年)1月21日:本山駅(現・長門本山駅)までの支線が開業[4]。同時に停車場に格上げ[2]。
- 1941年(昭和16年)12月1日:宇部電気鉄道が宇部鉄道に合併し、同社の駅となる[4]。
- 1943年(昭和18年)5月1日:宇部鉄道国有化[2]。宇部西線(当時)の駅となる[4]。
- 1947年(昭和22年)10月1日:宇部西線雀田駅 - 小野田港駅間が開業し、現在の小野田線に当たる路線が全通[4]。同時にそれまでの宇部西線末端部であった雀田駅 - 新沖山駅間が廃止[2]。
- 1948年(昭和23年)2月1日:宇部西線が小野田線に改称され、当駅もその所属となる[4]。
- 1971年(昭和46年)10月1日:業務委託駅化[5]。
- 1985年(昭和60年)2月1日:無人駅(簡易委託駅)となる[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 2010年(平成22年)5月25日:小野田線ホームを嵩上げ[3]。
- 2018年(平成30年)8月1日:駅舎改装工事完了。
駅構造
[編集]小野田方面、長門本山方面各1面1線でY字構造のホームを有する地上駅[1]。
無人駅である[3]。2本のホームに挟まれるようにして小さな駅舎がある。
2018年に小野田青年会議所と山陽小野田市立山口東京理科大学の学生有志らによる駅舎リニューアル工事が行われ、駅舎の屋根や雨どい等が同校のスクールカラーである橙色に塗り替えられた[7]。また、2020年3月より、小野田線の利用促進策の一環として、当駅及び近隣の南中川駅の駅名標が、レノファ山口のチームカラーであるオレンジ色のものに交換されている[8]。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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南側 | ■小野田線 | 本山線 | 長門本山方面 | |
上り | 宇部新川方面 | 長門本山駅始発のみ | ||
北側 | ||||
下り | 小野田港・小野田方面 |
-
駅舎内(2021年3月)
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駅名標には地元サッカークラブ・レノファ山口FCのチームカラーであるオレンジ色が用いられている(2021年4月)
利用状況
[編集]1日平均乗車人員は以下の通り[9]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 214 |
2000 | 213 |
2001 | 214 |
2002 | 204 |
2003 | 184 |
2004 | 194 |
2005 | 188 |
2006 | 174 |
2007 | 180 |
2008 | 176 |
2009 | 164 |
2010 | 182 |
2011 | 180 |
2012 | 157 |
2013 | 143 |
2014 | 119 |
2015 | 145 |
2016 | 160 |
2017 | 155 |
2018 | 144 |
2019 | 137 |
2020 | 95 |
2021 | 127 |
2022 | 141 |
駅周辺
[編集]山陽小野田市の南部、宇部市との市境付近に位置する。当駅の南約400mほどの場所に山陽小野田市立山口東京理科大学があり、同大学への通学利用もある。その割に駅前地区は商店も少なく閑散としている。商店は、山陽小野田市立山口東京理科大学周辺に集中している。
- 山陽小野田市立山口東京理科大学
- 山陽小野田市立竜王中学校
- 小野田赤十字病院
- 塚の川古墳公園
- スーパー丸喜 大学通り店
隣の駅
[編集]かつて存在した路線
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 49号 福山駅・宇部新川駅・忠海駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年7月28日、27頁。
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、294-295頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 「乗降口付近 部分かさ上げ 山陽小野田 JR雀田駅 ホームとの段差解消」『中国新聞』中国新聞社、2010年5月29日、朝刊。
- ^ a b c d e 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「山口線・美祢線・宇部線・小野田線・岩徳線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第7号、朝日新聞出版、2009年8月23日、25頁。
- ^ 『広島鉄道管理局この10年史:1965~1975』広島鉄道管理局、1976年3月、p.112。
- ^ “通報”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1980年2月1日)
- ^ “雀田駅周辺整備完工式に出席しました”. 山陽小野田市立山口東京理科大学 (2018年8月3日). 2021年9月15日閲覧。
- ^ @renofayamaguchiによる2020年3月25日19時24分(JST)のツイート - レノファ山口FC公式Twitter(2020年3月25日)、2022年3月16日閲覧
- ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 雀田駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道