野矢茂樹

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野矢 茂樹(のや しげき、1954年9月15日 - )は、日本の哲学者。東京大学大学院総合文化研究科教授東京都出身。

活動[編集]

専攻は哲学、特に分析哲学[1]大森荘蔵に師事。ウィトゲンシュタインを中心に、クワインデイヴィッドソンなどもしばしば参照の対象とする。平易な説明による哲学入門書や論理学入門書の執筆も多い。2017年、『心という難問−− 空間・身体・意味』で第29回和辻哲郎文化賞受賞。

略歴[編集]

著書[編集]

単著[編集]

共著[編集]

  • 『「語りえぬもの」からの問いかけ-東大駒場「哲学・宗教・芸術」連続講義』 講談社、2002年ISBN 978-4062107556
  • 『はじめて考えるときのように-「わかる」ための哲学的道案内』 PHPエディターズグループ、2001年ISBN 978-4569614670
    • 絵・植田真、哲学絵本。PHP文庫で再刊、2004年
  • 『ここにないもの-新哲学対話』 大和書房、2004年ISBN 978-4479391111
    • 絵・植田真、哲学絵本。中公文庫で再刊、2013年
  • 『哲学ということ』第7巻、春秋社〈爆笑問題のニッポンの教養〉、2007年ISBN 978-4062826020
  • 『言語学の教室 哲学者と学ぶ認知言語学』 中央公論新社、2013年ISBN 978-4121022202

編著[編集]

  • P. F. ストローソンほか 『自由と行為の哲学』 門脇俊介編、法野谷俊哉ほか訳、青土社〈現代哲学への招待Anthology〉、2010年ISBN 978-4393323243
  • 『大森荘蔵セレクション』 飯田隆ほか編、平凡社〈平凡社ライブラリー〉、2011年ISBN 978-4582767483

訳書[編集]

  • F. ホイル・Ch. ウィクラマシンゲ 『宇宙からの生命』 青土社、1985年
  • S. B. コップ 『ブッダに会ったらブッダを殺せ』 青土社、1987年
  • ウィトゲンシュタイン 『ウィトゲンシュタインの講義-ケンブリッジ1932‐1935年』第2巻、勁草書房〈双書プロブレーマタ〉、1991年ISBN 978-4326198849
    • ウィトゲンシュタイン(アリス・アンブローズ編) 『ウィトゲンシュタインの講義』 講談社学術文庫、2013年ISBN 978-4062921961
  • ウィトゲンシュタイン 『論理哲学論考』 岩波書店〈岩波文庫〉、2003年ISBN 978-4003368916

共訳書[編集]

  • C. マッギン 『ウィトゲンシュタインの言語論-クリプキに抗して』 植木哲也・塚原典央訳、勁草書房、1990年ISBN 978-4326152339
  • A. ウエストン 『ここからはじまる倫理』 高村夏輝・法野谷俊哉訳、春秋社、2004年ISBN 978-4393323045
  • R. フォグリン 『理性はどうしたって綱渡りです』 塩谷賢・村上祐子訳、春秋社、2005年ISBN 978-4393323052

脚注[編集]

  1. ^ 野矢茂樹 (2007年10月28日). “科学哲学 - 講義紹介 - 東大の学び - UT-Life”. UT-Life. 2013年4月3日閲覧。
  2. ^ National Institute of Informatics (2010年). “KAKEN - 野矢 茂樹(50198636)”. KAKEN - 科学研究費助成事業データベース. 2013年4月3日閲覧。

外部リンク[編集]