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坪内逍遙大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
坪内逍遙大賞
受賞対象美濃加茂市:演劇の活動・著作全般
早稲田大学:文芸・文化・芸術活動全般
会場美濃加茂市:美濃加茂市文化会館[1]
早稲田大学:リーガロイヤルホテル東京
日本の旗 日本
主催美濃加茂市 / 早稲田大学
初回1994年
公式サイトhttp://www.shoyo.or.jp/html/taisho.html 財団法人 逍遙協会

坪内逍遙大賞(つぼうちしょうようたいしょう)は、美濃加茂市早稲田大学が主催する賞である。1994年に美濃加茂市が市制40周年を記念して設立し、2007年に美濃加茂市は早稲田大学と文化交流協定を結び、以来美濃加茂市と早稲田大学が毎年交代で開催している。

概要

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坪内逍遙は現在の岐阜県美濃加茂市に生まれた。坪内は日本近代文学の先駆者でありまた、新しい国劇の樹立に尽力した。美濃加茂市は市制40周年にあたる1994年、坪内の功績を称えるとともに、市民文化の向上のため、坪内逍遙大賞を設立した。

受賞対象は、日本全国の個人または団体による演劇に関する活動・著作のうちで、坪内の功績を再認識させる、現在及び過去における優秀な業績である。

演劇に関する活動・著作とは、演劇全般に及び、脚本、演技、演出、制作、舞台美術、舞台活動、研究、評論などである。

2007年以降

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2007年に締結した、美濃加茂市と早稲田大学の文化交流協定に基づき、毎年開催されていた美濃加茂市による演劇の坪内逍遙大賞は隔年開催に移行した。以降、美濃加茂市の坪内逍遙大賞は、早稲田大学による文芸・文化・芸術の坪内逍遙大賞と毎年交代での開催となった。坪内逍遙大賞全体としては毎年開催している(2004年、2005年は開催していない)。

受賞者

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受賞者 受賞者備考欄
第1回 1994年 六代目 中村歌右衛門 歌舞伎役者女形
第2回 1995年 島田正吾 俳優新国劇
第3回 1996年 加藤道子 俳優、声優(ラジオドラマ『日曜名作座』等)
第4回 1997年 前進座 歌舞伎劇団
第5回 1998年 野村万作 狂言師
第6回 1999年 小沢昭一 俳優、俳人著作活動
第7回 2000年 仲代達矢 俳優、劇団俳優座出身、無名塾主宰
第8回 2001年 四代目 中村雀右衛門 歌舞伎役者、女形、俳優
第9回 2002年 二代目 水谷八重子 ジャズ歌手、俳優
第10回 2003年 九代目 松本幸四郎 歌舞伎役者、俳優、日本舞踊松本流
第11回 2006年 観世榮夫 能楽師、俳優
第12回 2008年 二代目 中村吉右衛門 歌舞伎役者、創作作品
第13回 2010年 十五代目 片岡仁左衛門 歌舞伎役者
第14回 2012年 四世宗家家元 花柳壽輔 日本舞踊
第15回 2014年 吉永小百合 俳優
第16回 2016年 渡辺美佐子 俳優
第17回 2018年 北川悦吏子[2] 脚本家
第18回 2020年 白石加代子 俳優
第19回 2022年 松岡和子 翻訳家、演劇評論家

脚注

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外部リンク

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