矢野義明

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矢野 義明(やの よしあき、1936年12月15日 - )は、日本作曲家

略歴[編集]

東京都新宿区内藤町で育ち、小学校2年時に神奈川県逗子市新宿へ疎開する。

学習院初等科逗子市立逗子小学校逗子中学県立横須賀高校東京芸術大学ピアノ科(中退)で学び、弘田龍太郎、川島英子、五十嵐光子、加藤秋子、松浦豊明、田村宏からピアノを、團伊玖磨から作曲を学ぶ。

1974年、團伊玖磨指揮東京交響楽団と共に、中国の「黄河協奏曲」を日本初演する。山崎陽子脚本朗読ミュージカル「とぎれた子守歌」「幻の肖像画」で作曲を担当し、「とぎれた子守歌」を含む「山崎陽子の世界IV」で、平成13年文化庁芸術祭大賞を受賞する。

自作品のピアノリサイタルや地域コンサートの他に、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、神奈川交響楽団、鎌倉交響楽団横須賀交響楽団と協奏曲を共演する。 2012年、教え子の女児への性加害で逮捕される。

作品[編集]

ピアノ曲[編集]

グランドバレエ(ピアノ版)[編集]

オルガン曲[編集]

  • 教会ミサ用アルバム
  • 音楽の寿陵アルバム

オペラ[編集]

主な出版物[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]