白黒テレビ

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白黒テレビ(しろくろテレビ)とは、映像が白黒であるテレビ放送あるいは受像器のことである。

概要と歴史[編集]

白黒テレビ放送の搬送波では輝度の信号が送られ、受像器で信号を変換し画像を作る。カラーテレビの受像器でも色は付かないものの映像を見ることができ、互換性を保っている。

日本では1953年2月1日NHK東京で本放送が開始され、同年8月28日には、民間のテレビ放送会社の日本テレビが開局した。当初は非常に高価なものであったため(価格は20~25万円と、当時の一般会社員の年収数年分に匹敵していた)、日本テレビは街頭テレビを大量に設置して、CM収入によるビジネスモデルを成立させた。

その後、1950年代後半から1960年代前半にかけて一般家庭に普及していったが、1960年代後半からカラー化の波に押され、1972年にはNHKのカラー契約数が普通契約(白黒テレビ用契約)数を上回り、1977年9月30日のNHK教育での放送を最後に、日本から原則として白黒放送が廃止されカラーテレビと完全移行した。NHK受信料の白黒テレビ用契約(普通契約・衛星普通契約)も2007年9月末で廃止となった(ただし当面の間旧普通契約者は旧普通契約料金が適用されていたが、廃止となった)。

現在TV放送で白黒画像が送信されるのは原則過去(1970年代頃まで)の映像を放送する場合、外国映画の一部、演出上の意図での白黒放送を実施する場合のみである。なお白黒テレビでの視聴はテレビ単体で2011年のアナログ停波まで可能であったほか(デジアナ変換付環境であれば2015年3月まで可能であった)、RFモジュールを介してデジタルチューナーに接続すれば地上波デジタル放送も可能であった[1]

ラテカセ・ポータブルテレビにおいては、1980年代頃まで白黒タイプも製造・販売されていた。

脚注[編集]

  1. ^ 真空管テレビで地上波デジタル放送を視よう計画”. 2012年8月3日閲覧。

関連項目[編集]