「半月 (期間)」の版間の差分
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2010年9月7日 (火) 00:21時点における版
半月(はんつき)とは、1か月の半分の期間のことである。
1か月の期間は、グレゴリオ暦においては30日か31日(2月のみ28日か29日)、太陰太陽暦においては29日か30日と月によって異なり、半月の期間も14~15.5日と変わることになる。実際には、例えば「1日と15日」「5日と20日」など、15日程度の間をあけた日付を決めて月に2度行うことを「半月に1度」と称することが多い。半月に1度発刊される雑誌は「月二刊」と呼ばれる。
2週間
半月に近い期間に「2週間」(=14日間)がある。英語のフォートナイト(fortnight)など、いくつかの言語では「2週間」を1語で言い表す言葉がある。
fortnightという語は、古英語で14夜(fourteen nights)を意味するfeorwertyne nihtに由来する。[1][2] フォートナイトは、イギリスや、インド・ニュージーランド・オーストラリアなどの英連邦諸国では広く用いられている。賃金や社会保障制度による給付金は、フォートナイトを基準として支払われる。[3]アメリカ合衆国ではまれに用いられ、カナダでは一部地域で用いられる。
スペイン語・イタリア語・フランス語・ポルトガル語にはそれぞれquincena(またはquince días)・quindicina・quinzaine・quinzenaという言葉があり、それは「15日間」を意味する。同様に、ギリシア語のdekapenthimeroも15日間の意味である。アラビア語では短い言葉の"أسبوعان" (二週間)が広く使われ、長い言葉になる"خمسة عشر يوماً"(十五日間)はあまり用いられない。ヘブライ語では、"שבועיים"(二週間)が広く使われている。ヒンドゥー暦ではサンスクリット語で「太陰暦の1か月の半分」を意味する"paksha"という言葉が使われており、それは14日間と15日間の間の日数になる。ウェールズ語では「15夜(fifteen nights)」を意味するpythefnosという言葉がある。これは、1週間のことを「8夜(eight nights)」を意味するwythnosと呼ぶのに対応している。
日本語にも、「2週間」を1語で言い表す言葉はない。「2週間に一度」(英語のfortnightlyやbi-weeklyに対応)であることを意味する「隔週」という言葉はあるが、これは「2週間」という期間を表すものではない。
脚注
- ^ The Concise Oxford Dictionary, 5th Edition, 1964, p. 480
- ^ 7日間(1週間)を意味するSenight, sennight, se'night(seven-nightの意味の語に由来)という言葉が、19世紀初頭まで使用されていた。
- ^ “Australian Government - How much Disability Support Pension do I get?”. 2008年5月22日閲覧。