コンテンツにスキップ

「また巡り逢えた世界」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Botによる: {{Normdaten}}を追加
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
(2人の利用者による、間の4版が非表示)
1行目: 1行目:
{{Infobox Album
{{Infobox Single
| Name = また巡り逢えた世界<br />(Into the New World)
| Name = また巡り逢えた世界
| Type = [[シングル]]
| Artist = [[少女時代 (音楽グループ)|少女時代]]
| Released = [[2007年]][[8月3日]]
| Artist = [[少女時代_(音楽グループ)|少女時代]]
| Genre = [[K-POP]]、[[ダンス・ミュージック|ダンス]]
| Released = [[2007年]][[8月1日]]
| Label = [[SMエンターテインメント]]
| Recorded =
| B-side = {{plainlist|
| Genre = [[K-POP]]
* Beginning
| Length = 15分14秒
* Perfect For You (소원)
| Label = [[SMエンターテインメント]]
| Producer =
| Reviews =
| Chart position = *10位([[ガオンチャート|ガオン]])
| Certification =
| Last album =
| This album = '''また巡り逢えた世界'''<br />(2007年)
| Next album = '''[[少女時代 (アルバム)|少女時代]]'''<br />(2007年)
}}
}}
| Format = シングル
| Length = 15分12秒
| Writer = 作詞:キム・ジョンベ
作曲:Kenzie
| Chronology = 少女時代の作品
| This single = '''また巡り逢えた世界'''<br/>(2007年)
| Next single = [[少女時代 (アルバム)|少女時代]]<br/>(2007年)
| Last single =
| Misc = {{Extra track listing
| Album = [[少女時代 (アルバム)|少女時代]]
| Type = studio
| Tracks = {{Collapsible list
| 1 = 1. Girl’s Generation
| 2 = 2. Ooh La-La!
| 3 = 3. Baby Baby
| 4 = 4. Complete
| 5 = 5. Kissing You
| 6 = 6. Merry-Go-Round
| 7 = 7. 그대를 부르면 (Tears)
| 8 = 8. Tinker bell
| 9 = 9. 7989(カンタ & テヨン)
| 10 = 10. Honey(소원)
| 11 = 11. '''また巡り逢えた世界'''
}}
}}
{{external music video|{{YouTube|0k2Zzkw_-0I|また巡り逢えた世界}}}}
| EAN = {{EAN|880904975225}}
| Chart position = * リアルタイム 1位([[Melon (音楽サービス)|Melon]])
* 週間 1位(MIAK)
| Album = [[少女時代 (アルバム)|少女時代]]
}}
『'''また巡り逢えた世界'''』(まためぐりあえたせかい、Into The New World、原題: 다시 만난 세계<ref group="注">読み: タシ・マンナン・セゲ</ref>)は[[少女時代 (音楽グループ)|少女時代]]によるデビューシングル。[[2007年]][[8月3日]]に[[SMエンターテインメント]]からリリースされた。同年[[9月12日]]には[[リミックス]]版として新たにリミックスされた音源が配信された。


{{External media|image1=[[:en:File:Snsd itnw cover.png]] - ジャケット写真}}
『'''また巡り逢えた世界'''』({{lang|ko|다시 만난 세계|}}(タシ マンナン セゲ)、 Into the new world)は、[[2007年]][[8月1日]]に韓国で発売された'''[[少女時代 (音楽グループ)|少女時代]]'''のデビューシングル。


曲名の日本語訳は公式には決められていないため、各種文献では「また出会った世界」「再び出会った世界」「まためぐり会う世界」などと訳されたり、英語サブタイトルの“Into the new world”が使われたりすることもある。本項目では「また巡り逢えた世界」と表記する。
==解説==
* タイトル曲は「'''また巡り逢えた世界'''」。2007年9月にはリミックスバージョンが配信限定で、リリースされた。また11月に発売されたアルバム『[[少女時代_(アルバム)|少女時代]]』にも収録された。なお、曲名の日本語訳は公式には決められていないため、各種文献では「また出会った世界」「再び出会った世界」「まためぐり会う世界」などと訳されたり、英語サブタイトルの“Into the new world”が使われたりすることもある。
* 3曲目の「'''Perfect for you'''」は、アルバム『少女時代』への収録に際し、タイトルが「'''Honey'''」に改められた。副題の"{{lang|korea|소원}}(ソウォン、願い)"は、少女時代の公式ファンクラブ「S♡NE」の名前の由来となった。
* 韓国ではシングルCDの発売は珍しく、少女時代が母国でリリースしたシングルCDは現時点では本作と2015年にリリースした 「[[PARTY (曲)|PARTY]]」のみである。
* 2016~17年の[[朴槿恵韓国大統領弾劾訴追]]では、弾劾を求める市民デモで、この曲が歌われた<ref>[http://japan.hani.co.kr/arti/politics/25651.html ルポ 集会のような、集会でないような「ソウル下野フェスティバル」]『ハンギョレ』2016年11月14日、2018年12月17日閲覧</ref>。


== 概要と解説 ==
==収録曲==
国民的ガールズグループとして今もなお愛され続けている少女時代によるデビュー作品である<ref>{{Cite web |title=少女時代、5年ぶりのカムバックに期待の声続々!過去の大ヒット曲を総まとめ |url=https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2194710 |website=Kstyle |access-date=2022-08-05}}</ref>。収録曲は、タイトル曲である『また巡り逢えた世界』、『Beginning』、『Perfect For You』と『また巡り逢えた世界』の伴奏のみのバージョンの全4曲で構成されている。
#{{lang|korea|다시 만난 세계}}(Into the new world)~また巡り逢えた世界~
#:(作詞:{{lang|korea|김정배}} (キム・ジョンベ) 作曲・編曲:KENZIE)
#Beginning
#:(作詞:{{lang|korea|윤효상}} (ユン・ヒョサン) 作曲:Anna-Lena/Margaretha Hogdahl/Mattias Lindblom/Anders Wollbeck 編曲:{{lang|korea|황성제}} (ファン・ソンジェ、BJJ))
#Perfect for you({{lang|korea|소원}}~願い~)
#:(作詞:{{lang|korea|권윤정}} (グォン・ユンジョン) 作曲:Ingrid Skretting (Warner/Chappell Music Scandinavia AB) 編曲:kenzie)
#{{lang|korea|다시 만난 세계}}(Into the new world)~また巡り逢えた世界~(Instrumental)


本楽曲は音楽番組のカバーステージや、オーディション番組の課題曲として歌唱されることが多々ある。カバーしたアーティストや、本楽曲を課題曲として使用した番組については[[#カバー]]を参照。

また近年ではデモでのプロテストソングとして歌われる事が多く、2016年に[[梨花女子大学校]]での抗議デモで歌われた事をきっかけに、LGBTパレードなどで歌われている<ref name=":0">{{Cite web |title=少女時代、少女時代-OH!GGとしてカムバック “無垢な少女”から“大人の女性”への成長 |url=https://realsound.jp/2018/09/post-252068.html |website=Real Sound|リアルサウンド |access-date=2022-08-05 |language=ja}}</ref>。詳しくは[[#プロテストソング]]を参照。

少女時代がデビューする7年前にこの楽曲が制作され<ref>{{Cite web |title=ヒョヨン 少女時代のカムバック案を提起‥aespaの'Next Level'でメンバーを説得? |url=https://danmee.jp/knews/k-pop/topstar-snsd-17/ |website=DANMEE ダンミ |access-date=2022-08-06 |language=ja}}</ref>、本来は韓国の4人組音楽グループ「M.I.L.K.」によるセカンドアルバムのタイトル曲の候補として本楽曲が挙げられていたものの、候補が挙げられた翌年に解散となった為白紙撤回となった<ref>{{Cite web |title=노래와 가수 사이에도 궁합이 있다 |url=https://www.joongang.co.kr/article/2898446 |website=중앙일보 |date=2007-10-01 |access-date=2022-08-05 |language=ko}}</ref>。

また巡り逢えた世界の作詞を担当したキム・ジョンベ氏は「平凡な愛のストーリーを歌詞に書き留めたくなかった。まさに今始まったばかりのグループとして、これからどんな困難が襲ってきても避ける事はせず、切り抜けていこうというメッセージが込められている曲でもあり、新しい世界に対する恐怖心が非常に高い時期にいるリスナーに共感と勇気を与えられるように作られた曲でもある」とインタビューを通じて語っている<ref>{{Cite web |title=‘다만세’가 ‘밀레니얼 세대’ 투쟁가 된 이유 |url=https://www.hankookilbo.com/News/Read/201608160492992382?t=20220806215123 |website=한국일보 |date=2016-08-16 |access-date=2022-08-06 |language=ko-KR}}</ref>。

== 収録曲 ==
{{tracklist
| id =
| collapsed =
| headline = EP・配信版
| extra_column =
| total_length = 15:12

| 1 =
| all_writing =
| all_lyrics =
| all_music =
| all_arrangements =
| 2 =

| writing_credits =
| lyrics_credits = yes
| music_credits = yes
| arrangements_credits = yes

| #1 =
| title1 = また巡り逢えた世界(Into The New World)
| note1 =
| writer1 =
| lyrics1 = キム・ジョンベ
| music1 = Kenzie
| arranger1 = Kenzie
| extra1 =
| length1 = 4:26

| #2 =
| title2 = Beginning
| note2 =
| writer2 =
| lyrics2 = ユン・ヒョサン
| music2 = Anna-Lena Margaretha Hogdahl、Mattias Lindblom、Anders Wollbeck
| arranger2 = ファン・ソンセ
| extra2 =
| length2 = 3:05

| #3 =
| title3 = Perfect For You
| note3 =
| writer3 =
| lyrics3 = クォン・ユンジョン
| music3 = Ingrid Skretting
(Warner/Chappell Music scandinavia AB)
| arranger3 = Kenzie
| extra3 =
| length3 = 3:18

| #4 =
| title4 = また巡り逢えた世界(Inst.)
| note4 =
| writer4 =
| lyrics4 =
| music4 = Kenzie
| arranger4 = Kenzie
| extra4 =
| length4 = 4:26
}}
{{tracklist
| id =
| collapsed =
| headline = リミックス版
| extra_column =
| total_length = 4:26

| 1 =
| all_writing =
| all_lyrics =
| all_music =
| all_arrangements =
| 2 =

| writing_credits =
| lyrics_credits = yes
| music_credits = yes
| arrangements_credits = yes

| #1 =
| title1 = また巡り逢えた世界(Remix)
| note1 =
| writer1 =
| lyrics1 = キム・ジョンベ
| music1 = Kenzie
| arranger1 = Kenzie
| extra1 =
| length1 = 4:26
}}

* 『Beginning』は、外国のアーティストであるPlayの2 Blocks Downをリメイクさせた楽曲である。
* 『Perfect For You(소원)』は、正規一集である『少女時代』にてタイトルを変更した『Honey(소원)』として収録されている。

== 批評 ==
2017年、少女時代の10周年を記念して[[ビルボード]]が作成した「少女時代の名曲 31選」にて8位に選ばれた<ref>{{Cite web |title=Every Girls’ Generation Single Ranked From Worst to Best: Critic’s Take |url=https://www.billboard.com/music/music-news/girls-generation-singles-ranked-worst-to-best-stream-7898154/ |website=Billboard |date=2017-08-12 |access-date=2022-08-06 |language=en-US |first=Tamar |last=Herman}}</ref>。

2021年、35人の音楽評論家と専門家による[[ソウル新聞]]と[[Melon (音楽サービス)|Melon]]が選定したK-POPの名曲 100で、第6位にランクインした。評論家であるスクィーブは「楽曲の生命力が強く、ラストサビにかけて盛り上がりを見せるこの楽曲の様に、時間が過ぎる程その威力は増している。ハードコアなエネルギー、希望に満ち溢れたメッセージ、無駄のないアンサンブルはまさにアイドルのデビュー曲の教科書である。これ程生命力の強い楽曲は、K-POPをはじめとする大衆音楽において見つけるのが困難だろう。」とコメントした<ref>{{Cite web |title=K-POP 명곡 100 |url=https://m2.melon.com/kpop100/detail.htm?detailSong=1683050 |website=멜론 |access-date=2022-08-06 |language=ko}}</ref>。

2022年、The Korea Heraldが本楽曲に対し「[[Y世代|ミレニアム世代]]による抗議文化に関連する連帯を表す象徴的な歌」と報道をした<ref>{{Cite web |title=‘Into the New World’: Girls’ Generation’s debut song lives on as Millennials’ anthem of solidarity |url=https://www.koreaherald.com/view.php?ud=20220414000732 |website=The Korea Herald |date=2022-04-14 |access-date=2022-08-06 |language=en |first=Yim |last=Hyun-su}}</ref>。

== ライブステージ ==
公式的には2007年8月5日に放送された「[[SBS人気歌謡|人気歌謡]]」でのステージが初披露とされているが<ref>{{Cite web |title=소녀시대, 8월 5일 '인기가요'서 데뷔식 치른다 |url=https://www.hankyung.com/life/article/2007073079777 |website=한경닷컴 |date=2007-07-30 |access-date=2022-08-06 |language=ko}}</ref>、実質的な初披露はデビュー前の7月19日にMnetで観客を前に非公開で行われた事前ステージである<ref>{{Cite web |title=소녀시대, 19일 데뷔곡 '다시 만난 세계' 공개 |url=https://www.joynews24.com/view/272410 |website=inews24 |access-date=2022-08-06 |language=ko}}</ref>。

楽曲の振付・ダンスはリリースされる1年前から練習を毎日10時間行なっており<ref>{{Cite web |title=Girls’ Generation’s Hyoyeon Speaks Candidly About Difficult Times After Her Debut |url=https://www.soompi.com/article/1179021wpp/girls-generations-hyoyeon-speaks-candidly-difficult-times-debut |website=Soompi |date=1527904048 |access-date=2022-08-06 |language=en}}</ref>、腕の角度や、メンバー間との距離などの各々の個人差で異なってくる部分を1年の間で全て修正を行った<ref>{{Citation|title=[소녀시대 완전체] 소녀시대 완전체 in 유퀴즈 ㅠ_ㅠ♥ 지소앞소영소♥ #highlight#유퀴즈온더블럭 {{!}} YOU QUIZ ON THE BLOCK EP.121|url=https://www.youtube.com/watch?v=JHoxJ2mbwv0|language=ja-JP|access-date=2022-08-06}}</ref>。振付は「アンニョン」という歌詞に合わせたアンニョンダンスや、 つぼみの様に手を集めて[[蕾|つぼみ]]の様にするつぼみダンスや、ハイライト部分の蹴り技などのキャッチーな動作が特徴的である<ref>{{Cite web |title=소녀시대, 꽃봉오리춤-안녕춤-발차기 '인기' |url=https://www.joynews24.com/view/280608 |website=inews24 |access-date=2022-08-06 |language=ko}}</ref>。

ステージでは、音源より少し長めのヒョヨンとユリによるダンスブレイクが披露される事が多く、楽曲の一部を省略して歌われる事も多い。

UNの日記念コンサートや、2008年の[[ドリームコンサート]]などの一部のライブステージでは、普通のバージョンではない9月に配信されたリミックスバージョンで披露された事があり、2014年に行われた東京ドーム公演や、ユ・ヒヨルのスケッチブックなどの一部のライブステージではバラードバージョンが披露された事がある<ref>{{Cite web |title=少女時代、日本進出4年で夢の東京ドーム公演 |url=https://www.oricon.co.jp/news/2045674/full/ |website=ORICON NEWS |access-date=2022-08-06}}</ref><ref>{{Cite web |title=소녀시대 '다만세' 발라드 버전…no.1 걸그룹의 위엄 |url=https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2015/09/05/2015090500582.html |website=조선일보 |date=2020-07-25 |access-date=2022-08-06 |language=ko |last=조선일보}}</ref>。それに関連して、オーディション番組の[[PRODUCE 48]]では本楽曲のバラードバージョンが課題曲として起用された。

== プロテストソング ==
[[ファイル:Seoul Queer Pride Parade 2019, Gwanghwamun Plaza.jpg|サムネイル|2019年、[[ソウル特別市|ソウル]]で行われたクィア・パレード。]]
2016年、梨花女子大学校にて行われた[[2016年の梨花女子大学校学生運動]]の時に[[プロテストソング]]として「また巡り逢えた世界」が歌われ、SNS上で話題になった事をきっかけに様々な場面で歌われるようになった<ref name=":0" /><ref>{{Cite web |title=‘다시 만난 세계’와 함께 여성들의 시대가 시작되다 |url=https://www.ize.co.kr/news/articleView.html?idxno=23294 |website=아이즈(ize) |date=2016-08-08 |access-date=2022-08-06 |language=ko}}</ref>。

それに対し、少女時代のメンバーであるティファニーは「この楽曲が、新しい意味と良い所で使われていると思う。私も一緒に横で支持したかった。勇気を出した友達のおかげで、私も勇気を出すようになった。誰かが私の映像とこのような話を聞いた時、"あれ? もう一度考えてみようかな?"という始まりが重要だ」とコメントをした<ref name=":2">{{Cite web |title=少女時代ティファニー 'また巡り逢えた世界' 性的少数者のキャンペーンソングを支持 |url=https://danmee.jp/knews/k-pop/topstar-snsd-8/ |website=DANMEE ダンミ |access-date=2022-08-05 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=티파니가 LGBTQ+와 함께한 ‘다시 만난 세계’…특별한 이유 |url=https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1000038.html |website=www.hani.co.kr |date=2021-06-19 |access-date=2022-08-05 |language=ko}}</ref>。

=== デモなどで実際に使用された例 ===

* 2017年から[[ソウル特別市|ソウル]]で行われているクィア・パレードに毎年この楽曲が使用されている<ref name=":2" />。
* 朴槿恵大統領退陣運動でもプロテストソングとしてこの楽曲が歌唱された<ref>{{Cite web |title=K-POPと共にハングルが世界へ拡散 ネットやデモで政治スローガン訴えるツールに |url=https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2020/12/k-pop-3.php |website=Newsweek日本版 |date=2020-12-08 |access-date=2022-08-06 |language=ja}}</ref>。音楽チャートにも影響を及ぼし、実際にデモが行われていた時期の[[Melon (音楽サービス)|Melon]]のリアルタイムチャートで一位を獲得した事がある<ref>{{Cite web |url=https://www.allkpop.com/article/2016/11/girls-generations-into-the-new-world-rises-suddenly-to-1-on-music-charts |title=Girls' Generation's 'Into The New World' rises suddenly to #1 on music charts |access-date=2022-08-06}}</ref>。
* 2019年4月11日、韓国での[[堕胎罪]]無効化判定が下された事によって行われた集会で本楽曲が使用され、楽曲に合わせて踊る姿が見られた<ref>{{Cite news|title=“우리가 낙태죄의 시대를 끝냈다”|url=http://www.womennews.co.kr/news/articleView.html?idxno=188223|work=여성신문|date=2019-04-12|access-date=2022-08-06|language=ko|last=김진수 기자}}</ref>。
* 2019年から2020年にかけて行われた[[2019年-2020年香港民主化デモ|香港での民主化デモ]]や、2020年から2021年にかけて行われた[[タイ王国|タイ]]・[[バンコク]]都心部でのデモでも本楽曲が使用された<ref name=":1">{{Cite web |title=태국 반정부 집회에 등장한 케이팝…“소녀시대가 가장 큰 힘” |url=https://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20201020010010707 |website=종합일간지 : 신문/웹/모바일 등 멀티 채널로 국내외 실시간 뉴스와 수준 높은 정보를 제공 |date=2020-10-20 |access-date=2022-08-06 |language=ko}}</ref>。特にタイでのデモでは、デモに参加していたK-POPのファンが歌詞を翻訳するなどの動きが見られた<ref name=":1" />。
== ミュージック・ビデオ ==
{{external media
| align = right
| video1 = [https://www.youtube.com/watch?v=0k2Zzkw_-0I また巡り逢えた世界のミュージックビデオ]
}}2022年8月時点で5800万回以上再生されている。2022年1月21日に[[SMエンターテインメント]]による「リマスタリングプロジェクト<ref group="注">SMアーティストのミュージック・ビデオを高画質・高音質化させるプロジェクト。2021年7月からプロジェクトが始まり、S.E.S.や、BoA、SUPER JUNIORなどのミュージック・ビデオが今までにリマスタリングされている。</ref>」によって高画質・高音質化された<ref>{{Cite web |title=“生きる伝説” 少女時代の名曲『Into The New World』MVが高画質に!メンバーらの初々しい姿に「ニッコリ」|スポーツソウル日本版 |url=https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=42696 |website=スポーツソウル |access-date=2022-08-06 |language=ja}}</ref>。

ミュージック・ビデオの初の部分では「Into the New World, Or Not.. It’s Up to Your Choice..(新しい世界に行くか行かないか.. 君の選択次第だ)」という文章が登場する。ミュージック・ビデオでの少女時代のメンバーは各自役割を担っている。

* [[ユナ (少女時代)|ユナ]] - [[ファッションデザイナー]]。[[ブティック]]に展示する服をデザインしている。
* [[ユリ (少女時代)|ユリ]] - [[バリスタ (コーヒー)|バリスタ]]。カフェで[[ラテ・アート|ラテアート]]を作成している。
* [[ソヒョン]] - [[バレリーナ]]。建物の屋上でバレエを練習した後に、紙飛行機を飛ばした。
* [[テヨン]] - 飛行機の操縦者。スヨンが修理した軽飛行機が作動し、スヨンと幸せを分かち合っている。
* [[スヨン (少女時代)|スヨン]] - 飛行機の修理士。テヨンが操縦した軽飛行機を修理。ミュージック・ビデオの終盤で作動させ、テヨンと幸せを分かち合っている。
* [[ジェシカ (少女時代)|ジェシカ]]・[[サニー (少女時代)|サニー]] - グラフィティーアーティスト。壁に「New World 2007」という文字を完成させる。
* [[ティファニー (少女時代)|ティファニー]] - [[スクーター]]の修理士。スクーターをピンク色にし、花の模様を描くリメイクを行った。完成後につけたナンバープレートには「少女時代 Tiffany」と書かれている。実際にこのピンクのスクーターは[[SUPER JUNIOR]]の[[シンドン]]が使用している<ref>{{Cite web |title=‘슈주’ 신동, 소녀시대 뮤비에 애마 스쿠터 쾌척 – 마이데일리 |url=http://jiji3104.sunnyday.jp/snsd/?p=21521 |access-date=2022-08-06 |language=en-US}}</ref>。
* [[ヒョヨン]] - ダンサー。靴屋で白いトレーニングシューズを購入し、階段で踊る姿が見られる。
== カバー ==

=== 課題曲として使用したオーディション番組 ===

* PRODUCE 101
* アイドル学校
* モモランドを探して
* PRODUCE 48

=== カバーしたアーティスト ===

* I.O.I - 2016年6月5日に開催された『開かれた音楽祭』にてカバーステージが披露された<ref>{{Citation|title=160605 (아이오아이) I.O.I - Into the New World (다시 만난 세계) @ KBS Open Concert|url=https://www.youtube.com/watch?v=0t-q1QautBw|language=ja-JP|access-date=2022-08-14}}</ref>。
* [[TWICE (韓国の音楽グループ)|TWICE]]、[[I.O.I]]、[[Red Velvet]]、[[GFRIEND]] - 2016年12月27日に[[KBS第2テレビジョン|KBS 2TV]]で放送された『2016 歌謡大祝祭』にて合同カバーステージが披露された<ref>{{Cite web |title='가요대축제' "IOI·트와이스·레벨·여친, '다만세'로 합동무대" [공식입장] |url=https://www.chosun.com/site/data/html_dir/2016/12/27/2016122700792.html |website=조선일보 |date=2020-07-22 |access-date=2022-08-06 |language=ko |last=조선일보}}</ref>。
* GFRIEND - 2017年3月12日にKBS 2TVで放送された『ユ・ヒヨルのスケッチブック』にてカバーステージが披露された。
* [[DREAMCATCHER|Dreamcatcher]] - 2017年3月14日にYouTubeにて練習室でのカバー動画が公開された<ref>{{Citation|title=[Special Clip] Dreamcatcher(드림캐쳐) _ 다시 만난 세계(Into The New World) cover|url=https://www.youtube.com/watch?v=17rXTyGIwMo|language=ja-JP|access-date=2022-08-14}}</ref>。
* [[宇宙少女]] - 2018年9月8日に行われた『MBC KOREAN MUSIC WAVE』にてカバーステージが披露された<ref>{{Citation|title=WJSN - Into the New World (SNSD) Dance Cover [DMCF 2018]|url=https://www.youtube.com/watch?v=suhDSg2Fw-A|language=ja-JP|access-date=2022-08-14}}</ref>。
* [[OH MY GIRL]] - 2018年10月20日に行われた単独コンサート『2018 秋の童話』にてカバーステージが披露された。
* [[fromis_9]] - 2019年1月3日にMnetで放送された『[[M COUNTDOWN]]』にてスペシャルステージとして披露された<ref>{{Citation|title=[fromis_9 - Into The New World(Original song:Girls' Generation)] Special Stage {{!}} M COUNTDOWN 190103|url=https://www.youtube.com/watch?v=amZLkGs2EeA|language=ja-JP|access-date=2022-08-06}}</ref>。
* [[Cherry Bullet]] - 2019年2月9日に行われたファンサイン会にて披露された。5月には[[YouTube]]にて練習室でのカバー動画が公開された<ref>{{Citation|title=Cherry Bullet - [COVER] 소녀시대 ‘다시 만난 세계’ PRACTICE VIDEO (Live Ver.)|url=https://www.youtube.com/watch?v=HqkYlFjkFLw|language=ja-JP|access-date=2022-08-06}}</ref>。
* [[(G)I-DLE]]、[[IZ*ONE]]、[[Weki Meki]] - 2021年2月25日にMnetで放送された『M COUNTDOWN』にて合同カバーステージが披露された<ref>{{Cite web |title=“아이즈원X(여자)아이들X위키미키”...대선배 소녀시대 ‘다만세’ 찰떡 커버한 대세 여돌 (영상) |url=https://www.insight.co.kr/news/326908 |website=인사이트 |date=2021-02-26 |access-date=2022-08-06 |language=ko |last=지동현}}</ref>。
* [[LABOUM]] - 2021年11月7日に開催された『SUPER CONCERT 2021』にてカバーステージが披露された<ref>{{Citation|title=상큼 발랄한 매력, 라붐 ‘다시 만난 세계 + 상상 더하기’ {{!}} 슈퍼콘서트 2021 (SuperConcert) {{!}} SBS ENTER.|url=https://www.youtube.com/watch?v=8lpZBY4hD-8|language=ja-JP|access-date=2022-08-14}}</ref>。
* [[IVE (音楽グループ)|IVE]] - 2021年12月9日に1theKのYouTubeチャンネルで公開されたコンテンツ内で披露された<ref>{{Citation|title=07년생이 커버한 07년 곡 다시 만난 세계 🎶 {{!}} 아이브 IVE {{!}} 우리가 사랑한 노래 {{!}} 소녀시대 {{!}} 동방신기 {{!}} 보아 {{!}} VOCAL COVER {{!}} Our Beloved|url=https://www.youtube.com/watch?v=k5wWCuzJSZY|language=ja-JP|access-date=2022-08-06}}</ref>。
* 宇宙少女、[[VIVIZ]]、[[STAYC]]、[[チェ・イェナ|YENA]]、[[NewJeans]]、(G)I-DLE - 2022年8月11日にMnetで放送された『M COUNTDOWN』のカバー企画動画としてこの楽曲が歌唱された<ref>{{Citation|title=[ENG] [‘MCD VOCAL CHALLENGE’ Girls' Generation - Into The New World] #엠카운트다운 EP.765 {{!}} Mnet 220811 방송|url=https://www.youtube.com/watch?v=6cl0udULwEM|language=ja-JP|access-date=2022-08-14}}</ref>。

== 成績 ==

=== 音楽番組首位 ===

* M COUNTDOWN - 2007年10月11日<ref>{{Citation|title=소녀시대 데뷔 첫 1위 (엠카운트다운2007.10.11)|url=https://www.youtube.com/watch?v=lNLojsrtSJI|language=ja-JP|access-date=2022-08-06}}</ref>

== リリース日程 ==
{| class="wikitable plainrowheaders"
!地域
!リリース日
!フォーマート
!レーベル
|-
! scope="row" |全世界
|2007年8月2日
|デジタル配信
| rowspan="3" |[[SMエンターテインメント]]
|-
! scope="row" |韓国
|2007年8月3日
|音盤
|-
! scope="row" |全世界
|2007年9月12日
|デジタル配信(リミックス版)
|}
== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{Reflist|1}}
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
<references group="注" />
=== 出典 ===
<references />

== 外部リンク ==
{{ウィキポータルリンク|音楽|[[画像:Xmms.png|45px|Portal:音楽]]}}
* {{official|https://www.smtown.com/artist/musician/44|ホームページ}}
* {{Youtube|user=girlsgeneration|少女時代}}


{{少女時代}}
{{少女時代}}
{{Normdaten}}
{{Normdaten}}

{{デフォルトソート:まためくりあえたせかい}}
{{デフォルトソート:まためくりあえたせかい}}
[[Category:少女時代の楽曲]]
[[Category:少女時代の楽曲]]

2022年8月22日 (月) 08:21時点における版

また巡り逢えた世界
少女時代シングル
初出アルバム『少女時代
B面
  • Beginning
  • Perfect For You (소원)
リリース
規格 シングル
ジャンル K-POPダンス
時間
レーベル SMエンターテインメント
作詞・作曲

作詞:キム・ジョンベ

作曲:Kenzie
チャート最高順位
  • リアルタイム 1位(Melon
  • 週間 1位(MIAK)
少女時代の作品 年表
また巡り逢えた世界
(2007年)
少女時代
(2007年)
少女時代 収録曲
ミュージックビデオ
また巡り逢えた世界 - YouTube
EANコード
EAN 880904975225
テンプレートを表示

また巡り逢えた世界』(まためぐりあえたせかい、Into The New World、原題: 다시 만난 세계[注 1])は少女時代によるデビューシングル。2007年8月3日SMエンターテインメントからリリースされた。同年9月12日にはリミックス版として新たにリミックスされた音源が配信された。

画像外部リンク
en:File:Snsd itnw cover.png - ジャケット写真

曲名の日本語訳は公式には決められていないため、各種文献では「また出会った世界」「再び出会った世界」「まためぐり会う世界」などと訳されたり、英語サブタイトルの“Into the new world”が使われたりすることもある。本項目では「また巡り逢えた世界」と表記する。

概要と解説

国民的ガールズグループとして今もなお愛され続けている少女時代によるデビュー作品である[1]。収録曲は、タイトル曲である『また巡り逢えた世界』、『Beginning』、『Perfect For You』と『また巡り逢えた世界』の伴奏のみのバージョンの全4曲で構成されている。

本楽曲は音楽番組のカバーステージや、オーディション番組の課題曲として歌唱されることが多々ある。カバーしたアーティストや、本楽曲を課題曲として使用した番組については#カバーを参照。

また近年ではデモでのプロテストソングとして歌われる事が多く、2016年に梨花女子大学校での抗議デモで歌われた事をきっかけに、LGBTパレードなどで歌われている[2]。詳しくは#プロテストソングを参照。

少女時代がデビューする7年前にこの楽曲が制作され[3]、本来は韓国の4人組音楽グループ「M.I.L.K.」によるセカンドアルバムのタイトル曲の候補として本楽曲が挙げられていたものの、候補が挙げられた翌年に解散となった為白紙撤回となった[4]

また巡り逢えた世界の作詞を担当したキム・ジョンベ氏は「平凡な愛のストーリーを歌詞に書き留めたくなかった。まさに今始まったばかりのグループとして、これからどんな困難が襲ってきても避ける事はせず、切り抜けていこうというメッセージが込められている曲でもあり、新しい世界に対する恐怖心が非常に高い時期にいるリスナーに共感と勇気を与えられるように作られた曲でもある」とインタビューを通じて語っている[5]

収録曲

EP・配信版
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「また巡り逢えた世界(Into The New World)」キム・ジョンベKenzieKenzie
2.「Beginning」ユン・ヒョサンAnna-Lena Margaretha Hogdahl、Mattias Lindblom、Anders Wollbeckファン・ソンセ
3.「Perfect For You」クォン・ユンジョンIngrid Skretting (Warner/Chappell Music scandinavia AB)Kenzie
4.「また巡り逢えた世界(Inst.)」 KenzieKenzie
合計時間:
リミックス版
#タイトル作詞作曲編曲時間
1.「また巡り逢えた世界(Remix)」キム・ジョンベKenzieKenzie
合計時間:
  • 『Beginning』は、外国のアーティストであるPlayの2 Blocks Downをリメイクさせた楽曲である。
  • 『Perfect For You(소원)』は、正規一集である『少女時代』にてタイトルを変更した『Honey(소원)』として収録されている。

批評

2017年、少女時代の10周年を記念してビルボードが作成した「少女時代の名曲 31選」にて8位に選ばれた[6]

2021年、35人の音楽評論家と専門家によるソウル新聞Melonが選定したK-POPの名曲 100で、第6位にランクインした。評論家であるスクィーブは「楽曲の生命力が強く、ラストサビにかけて盛り上がりを見せるこの楽曲の様に、時間が過ぎる程その威力は増している。ハードコアなエネルギー、希望に満ち溢れたメッセージ、無駄のないアンサンブルはまさにアイドルのデビュー曲の教科書である。これ程生命力の強い楽曲は、K-POPをはじめとする大衆音楽において見つけるのが困難だろう。」とコメントした[7]

2022年、The Korea Heraldが本楽曲に対し「ミレニアム世代による抗議文化に関連する連帯を表す象徴的な歌」と報道をした[8]

ライブステージ

公式的には2007年8月5日に放送された「人気歌謡」でのステージが初披露とされているが[9]、実質的な初披露はデビュー前の7月19日にMnetで観客を前に非公開で行われた事前ステージである[10]

楽曲の振付・ダンスはリリースされる1年前から練習を毎日10時間行なっており[11]、腕の角度や、メンバー間との距離などの各々の個人差で異なってくる部分を1年の間で全て修正を行った[12]。振付は「アンニョン」という歌詞に合わせたアンニョンダンスや、 つぼみの様に手を集めてつぼみの様にするつぼみダンスや、ハイライト部分の蹴り技などのキャッチーな動作が特徴的である[13]

ステージでは、音源より少し長めのヒョヨンとユリによるダンスブレイクが披露される事が多く、楽曲の一部を省略して歌われる事も多い。

UNの日記念コンサートや、2008年のドリームコンサートなどの一部のライブステージでは、普通のバージョンではない9月に配信されたリミックスバージョンで披露された事があり、2014年に行われた東京ドーム公演や、ユ・ヒヨルのスケッチブックなどの一部のライブステージではバラードバージョンが披露された事がある[14][15]。それに関連して、オーディション番組のPRODUCE 48では本楽曲のバラードバージョンが課題曲として起用された。

プロテストソング

2019年、ソウルで行われたクィア・パレード。

2016年、梨花女子大学校にて行われた2016年の梨花女子大学校学生運動の時にプロテストソングとして「また巡り逢えた世界」が歌われ、SNS上で話題になった事をきっかけに様々な場面で歌われるようになった[2][16]

それに対し、少女時代のメンバーであるティファニーは「この楽曲が、新しい意味と良い所で使われていると思う。私も一緒に横で支持したかった。勇気を出した友達のおかげで、私も勇気を出すようになった。誰かが私の映像とこのような話を聞いた時、"あれ? もう一度考えてみようかな?"という始まりが重要だ」とコメントをした[17][18]

デモなどで実際に使用された例

  • 2017年からソウルで行われているクィア・パレードに毎年この楽曲が使用されている[17]
  • 朴槿恵大統領退陣運動でもプロテストソングとしてこの楽曲が歌唱された[19]。音楽チャートにも影響を及ぼし、実際にデモが行われていた時期のMelonのリアルタイムチャートで一位を獲得した事がある[20]
  • 2019年4月11日、韓国での堕胎罪無効化判定が下された事によって行われた集会で本楽曲が使用され、楽曲に合わせて踊る姿が見られた[21]
  • 2019年から2020年にかけて行われた香港での民主化デモや、2020年から2021年にかけて行われたタイバンコク都心部でのデモでも本楽曲が使用された[22]。特にタイでのデモでは、デモに参加していたK-POPのファンが歌詞を翻訳するなどの動きが見られた[22]

ミュージック・ビデオ

映像外部リンク
また巡り逢えた世界のミュージックビデオ

2022年8月時点で5800万回以上再生されている。2022年1月21日にSMエンターテインメントによる「リマスタリングプロジェクト[注 2]」によって高画質・高音質化された[23]

ミュージック・ビデオの初の部分では「Into the New World, Or Not.. It’s Up to Your Choice..(新しい世界に行くか行かないか.. 君の選択次第だ)」という文章が登場する。ミュージック・ビデオでの少女時代のメンバーは各自役割を担っている。

  • ユナ - ファッションデザイナーブティックに展示する服をデザインしている。
  • ユリ - バリスタ。カフェでラテアートを作成している。
  • ソヒョン - バレリーナ。建物の屋上でバレエを練習した後に、紙飛行機を飛ばした。
  • テヨン - 飛行機の操縦者。スヨンが修理した軽飛行機が作動し、スヨンと幸せを分かち合っている。
  • スヨン - 飛行機の修理士。テヨンが操縦した軽飛行機を修理。ミュージック・ビデオの終盤で作動させ、テヨンと幸せを分かち合っている。
  • ジェシカサニー - グラフィティーアーティスト。壁に「New World 2007」という文字を完成させる。
  • ティファニー - スクーターの修理士。スクーターをピンク色にし、花の模様を描くリメイクを行った。完成後につけたナンバープレートには「少女時代 Tiffany」と書かれている。実際にこのピンクのスクーターはSUPER JUNIORシンドンが使用している[24]
  • ヒョヨン - ダンサー。靴屋で白いトレーニングシューズを購入し、階段で踊る姿が見られる。

カバー

課題曲として使用したオーディション番組

  • PRODUCE 101
  • アイドル学校
  • モモランドを探して
  • PRODUCE 48

カバーしたアーティスト

  • I.O.I - 2016年6月5日に開催された『開かれた音楽祭』にてカバーステージが披露された[25]
  • TWICEI.O.IRed VelvetGFRIEND - 2016年12月27日にKBS 2TVで放送された『2016 歌謡大祝祭』にて合同カバーステージが披露された[26]
  • GFRIEND - 2017年3月12日にKBS 2TVで放送された『ユ・ヒヨルのスケッチブック』にてカバーステージが披露された。
  • Dreamcatcher - 2017年3月14日にYouTubeにて練習室でのカバー動画が公開された[27]
  • 宇宙少女 - 2018年9月8日に行われた『MBC KOREAN MUSIC WAVE』にてカバーステージが披露された[28]
  • OH MY GIRL - 2018年10月20日に行われた単独コンサート『2018 秋の童話』にてカバーステージが披露された。
  • fromis_9 - 2019年1月3日にMnetで放送された『M COUNTDOWN』にてスペシャルステージとして披露された[29]
  • Cherry Bullet - 2019年2月9日に行われたファンサイン会にて披露された。5月にはYouTubeにて練習室でのカバー動画が公開された[30]
  • (G)I-DLEIZ*ONEWeki Meki - 2021年2月25日にMnetで放送された『M COUNTDOWN』にて合同カバーステージが披露された[31]
  • LABOUM - 2021年11月7日に開催された『SUPER CONCERT 2021』にてカバーステージが披露された[32]
  • IVE - 2021年12月9日に1theKのYouTubeチャンネルで公開されたコンテンツ内で披露された[33]
  • 宇宙少女、VIVIZSTAYCYENANewJeans、(G)I-DLE - 2022年8月11日にMnetで放送された『M COUNTDOWN』のカバー企画動画としてこの楽曲が歌唱された[34]

成績

音楽番組首位

  • M COUNTDOWN - 2007年10月11日[35]

リリース日程

地域 リリース日 フォーマート レーベル
全世界 2007年8月2日 デジタル配信 SMエンターテインメント
韓国 2007年8月3日 音盤
全世界 2007年9月12日 デジタル配信(リミックス版)

脚注

注釈

  1. ^ 読み: タシ・マンナン・セゲ
  2. ^ SMアーティストのミュージック・ビデオを高画質・高音質化させるプロジェクト。2021年7月からプロジェクトが始まり、S.E.S.や、BoA、SUPER JUNIORなどのミュージック・ビデオが今までにリマスタリングされている。

出典

  1. ^ 少女時代、5年ぶりのカムバックに期待の声続々!過去の大ヒット曲を総まとめ”. Kstyle. 2022年8月5日閲覧。
  2. ^ a b 少女時代、少女時代-OH!GGとしてカムバック “無垢な少女”から“大人の女性”への成長”. Real Sound|リアルサウンド. 2022年8月5日閲覧。
  3. ^ ヒョヨン 少女時代のカムバック案を提起‥aespaの'Next Level'でメンバーを説得?”. DANMEE ダンミ. 2022年8月6日閲覧。
  4. ^ 노래와 가수 사이에도 궁합이 있다” (朝鮮語). 중앙일보 (2007年10月1日). 2022年8月5日閲覧。
  5. ^ ‘다만세’가 ‘밀레니얼 세대’ 투쟁가 된 이유” (朝鮮語). 한국일보 (2016年8月16日). 2022年8月6日閲覧。
  6. ^ Herman, Tamar (2017年8月12日). “Every Girls’ Generation Single Ranked From Worst to Best: Critic’s Take” (英語). Billboard. 2022年8月6日閲覧。
  7. ^ K-POP 명곡 100” (朝鮮語). 멜론. 2022年8月6日閲覧。
  8. ^ Hyun-su, Yim (2022年4月14日). “‘Into the New World’: Girls’ Generation’s debut song lives on as Millennials’ anthem of solidarity” (英語). The Korea Herald. 2022年8月6日閲覧。
  9. ^ 소녀시대, 8월 5일 '인기가요'서 데뷔식 치른다” (朝鮮語). 한경닷컴 (2007年7月30日). 2022年8月6日閲覧。
  10. ^ 소녀시대, 19일 데뷔곡 '다시 만난 세계' 공개” (朝鮮語). inews24. 2022年8月6日閲覧。
  11. ^ Girls’ Generation’s Hyoyeon Speaks Candidly About Difficult Times After Her Debut” (英語). Soompi (1527904048). 2022年8月6日閲覧。
  12. ^ (日本語) [소녀시대 완전체 소녀시대 완전체 in 유퀴즈 ㅠ_ㅠ♥ 지소앞소영소♥ #highlight#유퀴즈온더블럭 | YOU QUIZ ON THE BLOCK EP.121], https://www.youtube.com/watch?v=JHoxJ2mbwv0 2022年8月6日閲覧。 
  13. ^ 소녀시대, 꽃봉오리춤-안녕춤-발차기 '인기'” (朝鮮語). inews24. 2022年8月6日閲覧。
  14. ^ 少女時代、日本進出4年で夢の東京ドーム公演”. ORICON NEWS. 2022年8月6日閲覧。
  15. ^ 조선일보 (2020年7月25日). “소녀시대 '다만세' 발라드 버전…no.1 걸그룹의 위엄” (朝鮮語). 조선일보. 2022年8月6日閲覧。
  16. ^ ‘다시 만난 세계’와 함께 여성들의 시대가 시작되다” (朝鮮語). 아이즈(ize) (2016年8月8日). 2022年8月6日閲覧。
  17. ^ a b 少女時代ティファニー 'また巡り逢えた世界' 性的少数者のキャンペーンソングを支持”. DANMEE ダンミ. 2022年8月5日閲覧。
  18. ^ 티파니가 LGBTQ+와 함께한 ‘다시 만난 세계’…특별한 이유” (朝鮮語). www.hani.co.kr (2021年6月19日). 2022年8月5日閲覧。
  19. ^ K-POPと共にハングルが世界へ拡散 ネットやデモで政治スローガン訴えるツールに”. Newsweek日本版 (2020年12月8日). 2022年8月6日閲覧。
  20. ^ Girls' Generation's 'Into The New World' rises suddenly to #1 on music charts”. 2022年8月6日閲覧。
  21. ^ 김진수 기자 (2019年4月12日). ““우리가 낙태죄의 시대를 끝냈다”” (朝鮮語). 여성신문. http://www.womennews.co.kr/news/articleView.html?idxno=188223 2022年8月6日閲覧。 
  22. ^ a b 태국 반정부 집회에 등장한 케이팝…“소녀시대가 가장 큰 힘”” (朝鮮語). 종합일간지 : 신문/웹/모바일 등 멀티 채널로 국내외 실시간 뉴스와 수준 높은 정보를 제공 (2020年10月20日). 2022年8月6日閲覧。
  23. ^ “生きる伝説” 少女時代の名曲『Into The New World』MVが高画質に!メンバーらの初々しい姿に「ニッコリ」|スポーツソウル日本版”. スポーツソウル. 2022年8月6日閲覧。
  24. ^ ‘슈주’ 신동, 소녀시대 뮤비에 애마 스쿠터 쾌척 – 마이데일리” (英語). 2022年8月6日閲覧。
  25. ^ (日本語) 160605 (아이오아이) I.O.I - Into the New World (다시 만난 세계) @ KBS Open Concert, https://www.youtube.com/watch?v=0t-q1QautBw 2022年8月14日閲覧。 
  26. ^ 조선일보 (2020年7月22日). “'가요대축제' "IOI·트와이스·레벨·여친, '다만세'로 합동무대" [공식입장]” (朝鮮語). 조선일보. 2022年8月6日閲覧。
  27. ^ (日本語) [Special Clip Dreamcatcher(드림캐쳐) _ 다시 만난 세계(Into The New World) cover], https://www.youtube.com/watch?v=17rXTyGIwMo 2022年8月14日閲覧。 
  28. ^ (日本語) WJSN - Into the New World (SNSD) Dance Cover [DMCF 2018], https://www.youtube.com/watch?v=suhDSg2Fw-A 2022年8月14日閲覧。 
  29. ^ (日本語) [fromis_9 - Into The New World(Original song:Girls' Generation) Special Stage | M COUNTDOWN 190103], https://www.youtube.com/watch?v=amZLkGs2EeA 2022年8月6日閲覧。 
  30. ^ (日本語) Cherry Bullet - [COVER 소녀시대 ‘다시 만난 세계’ PRACTICE VIDEO (Live Ver.)], https://www.youtube.com/watch?v=HqkYlFjkFLw 2022年8月6日閲覧。 
  31. ^ 지동현 (2021年2月26日). ““아이즈원X(여자)아이들X위키미키”...대선배 소녀시대 ‘다만세’ 찰떡 커버한 대세 여돌 (영상)” (朝鮮語). 인사이트. 2022年8月6日閲覧。
  32. ^ (日本語) 상큼 발랄한 매력, 라붐 ‘다시 만난 세계 + 상상 더하기’ | 슈퍼콘서트 2021 (SuperConcert) | SBS ENTER., https://www.youtube.com/watch?v=8lpZBY4hD-8 2022年8月14日閲覧。 
  33. ^ (日本語) 07년생이 커버한 07년 곡 다시 만난 세계 🎶 | 아이브 IVE | 우리가 사랑한 노래 | 소녀시대 | 동방신기 | 보아 | VOCAL COVER | Our Beloved, https://www.youtube.com/watch?v=k5wWCuzJSZY 2022年8月6日閲覧。 
  34. ^ (日本語) [ENG [‘MCD VOCAL CHALLENGE’ Girls' Generation - Into The New World] #엠카운트다운 EP.765 | Mnet 220811 방송], https://www.youtube.com/watch?v=6cl0udULwEM 2022年8月14日閲覧。 
  35. ^ (日本語) 소녀시대 데뷔 첫 1위 (엠카운트다운2007.10.11), https://www.youtube.com/watch?v=lNLojsrtSJI 2022年8月6日閲覧。 

外部リンク