漫画BOX AMASIA
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『漫画BOX AMASIA』(まんがボックス アメイジア)は、講談社発行のアンソロジーコミック。2010年7月13日発売。「漫画BOX」と銘打たれているが、小説等、漫画以外の作品も収録されている。5冊+2つのポスターが一つの箱でまとめられている。そのため、重さが約2キログラム[1]でかつ、税込4800円とかなり高価。収納ケースとなっている箱のイラストは鶴田謙二。
収録作品
[編集]Book1『冒険エレキテ島』
[編集]- 鶴田謙二『冒険エレキテ島』
- 鶴田謙二の原作者のつかないオリジナル作品としては10年ぶりとなる新作。約150ページにもなる描き下ろしの漫画作品だが未完。2010年秋より『月刊アフタヌーン』にて続きが連載される事がアナウンスされたが、2010年12月現在、続報は無く未定。
Book2『3/16事件』
[編集]2011年3月2日、加筆の上単体で書籍化した。(ISBN 978-4062837613)
- 榎本俊二『MAGNITUNING』
- 漫画作品。
- 奈須きのこ『宙の外』
- 小説作品。
- 原作:奈須きのこ 作画:榎本俊二『宙の外』
- 上記の『宙の外』をコミカライズした漫画作品。「続」という形で未完で終わっており、続編の可能性を示唆している。
- 原作:榎本俊二 執筆:奈須きのこ『MAGNITUNING』
- 上記の『MAGNITUNING』をノベライズした小説作品。
- 榎本俊二×奈須きのこ『3/16事件』
- 榎本俊二と奈須きのこの2人の対談。
Book3『Flying Marchen』
[編集]Magazine『AMASIA WORKS』
[編集]- 西川聖蘭『幸福論』
- 漫画作品。
- 安田弘之『少女撞球道 瞠と蘭』
- 『漫画BOX AMASIA』内で最長の215ページ描き下ろしの漫画作品。近日、講談社の漫画雑誌での続編連載、及び2010年秋にコミックスの発売のアナウンスされたが、2010年12月現在、続報は無く未定。
- 安田弘之『ビリペディア』
- 『少女撞球道 瞠と蘭』の欄外に掲載された、ビリヤードに関する基礎知識集。
- タダユキヒロ『象は飛ぶ』
- 漫画作品。
- タダユキヒロ『ぞうはとぶ』
- 『AMASIA WORKS』内の数作品の欄外に掲載された、漫画作品。
- 西尾維新『漫画家孵化脳』
- 小説作品。
- 木村真二『ストライプス』
- 漫画作品。
- 小田扉『犬は語らず』
- 漫画作品。『パンドラ』で連載された『コーヒーをいれよう』を改稿したもので、描き下ろし作品ではない。「続」という形で未完で終わっており、続編の可能性を示唆している。
- Luc Leon Lecoq『調律帝国の誕生』
- バンド・デシネ作品。元々フランス語で描かれた作品であるが、英訳された形での掲載。
- 飯田和敏『夜、調律たちの夜』
- 『調律帝国の誕生』の欄外に掲載された、飯田和敏による『調律帝国の誕生』の跳訳小説。
- 谷口ジロー『名づけえぬもの』
- 漫画作品。「これはその始まりにすぎない!」というアオリ文とともに未完で終わっており、続編の可能性を示唆している。
- 安田弘之『ドキュメント 合作マンガ「冒険アメイジア」はこうして作られた』
- エッセイ漫画。『漫画BOX AMASIA』購入者限定、かつ期間限定で行われた誌上限定販売による、合作原稿モドキ『冒険アメイジア』の制作レポート。
特別付録『神罰』
[編集]- 鶴田謙二+ガイナックス『神罰設定資料集「だめ」』
- ガイナックスにより制作されていたが、途中で制作中止になり発売される事のなかったゲーム『神罰』の、1999年コミックマーケット56で発売されたセルフ同人誌。
- 鶴田謙二+ガイナックス『神罰設定資料集「もっとだめ」』
- 上記の第二弾。同様に、コミックマーケット56で発売された。
- 鶴田謙二×佐々木洋×山賀博之『神罰放談』
- 『神罰』のメイン制作スタッフであった3人による対談。
ポスター
[編集]- ポスター1
- 表:鶴田謙二『冒険エレキテ島』(描き下ろし)
- 裏:竹『Pizza Transylvania』(描き下ろし)
- ポスター2
- 表:鶴田謙二『神罰』(描き下ろし)
- 裏:鶴田謙二『神罰』(描き下ろし)
合作原稿モドキ『冒険アメイジア』
[編集]『漫画BOX AMASIA』購入者限定、かつ期間限定で行われた誌上限定販売による複製原稿。価格は200円。
参加メンバー
[編集]書籍情報
[編集]- 『漫画BOX AMASIA』(2010年7月13日発売、税込4800円) ISBN 978-4-06-364826-3