測量山

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測量山
Mt. Sokuryozan.jpg
室蘭駅付近から見た測量山
標高 199.63 m
所在地 北海道室蘭市清水町
位置 北緯42度19分19秒
東経140度57分29秒
測量山の位置
Project.svg プロジェクト 山
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山頂からのパノラマ(合成)
送信塔群(中腹より山頂付近を見る、2007年5月撮影)
ライトアップされたテレビ塔

測量山(そくりょうざん)は、北海道室蘭市清水町にある標高199.63mのである。

概要[編集]

1872年明治5年)、札幌へ至る札幌本道(現・国道36号)建設に当たり、開拓使の陸地測量兼道路築造長である米国人技師ワーフィールドが測量を行うために登ったことから、当初は「見当山」と呼ばれ、その後現在の名称に改められた。アイヌ語では「ホシケサンベ」(先に現れるもの)と呼ばれ、沖合いでの漁から絵鞆や湾内に戻る際、測量山を目印としていたものと思われる。このアイヌ語名に対し、祝津町2丁目にあり、現在通称・鍋島山(海抜140m)と呼ばれている小山が「イヨシサンベ」(後から現れるもの)と呼ばれていた。

一等三角点(点名「室蘭山」)が設置されている。

送信施設[編集]

山頂にテレビとFMラジオの送信所が置かれている。

ライトアップ[編集]

山頂のテレビ塔では、日没から深夜0時までライトアップが実施されている。これは、1988年昭和63年)7月29日から31日に開催された「むろらん港まつり」に併せて、北海道電力室蘭支店が行った測量山ライトアップ事業に端を発している。当時、基幹産業である鉄鋼関連企業の相次ぐ合理化により全国一の人口流出など暗い話題が多かった室蘭にあって、室蘭再生の気運を高める契機となった。市民の多様なメモリアルとして一晩4,000円の申し込み料を維持経費に充てることによって点灯されており、運営は財団法人が行っている。また、申し込み時に寄せられたメッセージは、北海道新聞室蘭版[1]室蘭民報[2]に掲載される。

市民や企業からの寄附により成り立つという性格上、幾度となく資金的な危機を迎えてきたが[3][2][1]、1988年11月28日[4]の開始以来、昭和天皇崩御の前後や2012年11月の吹雪による大規模停電を除き[4]連続点灯を継続しており、2010年平成22年)10月23日には連続点灯8000日、2013年7月19日には同9000日を達成している[4]

出典[編集]

外部リンク[編集]