永田義直

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永田 義直(ながた よしなお、1908年4月5日 - 1983年4月18日[1])は、日本の国文学者、民俗学者、翻訳家。

神奈川県横浜市生まれ。1931年東洋大学卒。兵庫県の公立高校の教員、校長を経て文筆家。古典文学、日本神話、民俗学、芸能などについて執筆した[2]

著書[編集]

  • 土佐日記新講』岡村書店 1930
  • 伊勢物語新講 対訳』岡村書店 1932
  • 芭蕉の句作心境を解く』交蘭社 1935
  • 方丈記新講』大同館書店 1938
  • 蕪村秀句鑑賞』交蘭社 1941
  • 『日本神話の研究』駸々堂 1943
  • 古事記の話』駸々堂 1944
  • 『青年よ起て』駸々堂 1944
  • 『日本文化のあけぼの 絵で見る古代の生活』嫩草書房 1947
  • 良寛さま』わかくさ文庫 嫩草書房 1948
  • 『大昔の生活』わかくさ文化教室・嫩草書房 1949
  • 『機関車の話』わかくさ文化教室』編 嫩草書房 1949
  • 『おさる地蔵 日本むかし話』永田よしなお 鶴書房 1958
  • 『狐とにぎりめし 日本むかし話』永田よしなお 鶴書房 1958
  • 『天狗のかくれみの 日本むかし話』永田よしなお 鶴書房 1958
  • 『みんなが聞きたがる話 世の移り変わり』滝平二郎理論社 ほーむらいぶらりい 1965
  • 『みんなが聞きたがる話 くらしの知恵』滝平二郎絵 理論社 ほーむらいぶらりい 1965
  • 『古典落語鑑賞事典』編著 金園社 1969
  • 『ものしり百科事典』編著 金園社 1970
  • 『日本の民話400選』編著 金園社 1972
  • 『俳句歳時記』編 金園社 1972
  • 『日本の神話 天地の創造より神々の活躍まで』編著 金園社 1973
  • 『ふるさとの民話』編著 金園社 実用百科選書 1974
  • 『古今俳句の鑑賞』編著 金園社 実用百科選書 1975
  • 『近代短歌名作選』編著 金園社 1976
  • 『民話の旅 西日本編・東日本編』芸艸堂 1976
  • 『子どもに読んで聞かせる日本のむかし話』編著 金園社 1977
  • 『子どもに読んで聞かせる日本のこわい話』編著 金園社 1978
  • 『子どもに読んで聞かせる日本の伝説』編著 金園社 1979
  • 『さるじぞう』すばる書房 おもしろい図書館 1979
  • 『子どもに読んで聞かせる日本の笑い話』編著 金園社 1980
  • 『子どもに読んで聞かせる日本の偉人の逸話』編著 金園社 1981
  • 『むかし話のつづき それからどうなったのでしょう?』金園社 ハウブックス 1981
  • 『日本のふるさと・こどもの民話 12 三まいのおふだ(秋田)・かさじぞう(山形)』黒谷太郎画 都市と生活社 1982
  • 『日本のふるさと・こどもの民話 6 いもころがし(宮城)・見るなのざしき(福島)』西村達馬画 都市と生活社 1982
  • 『日本のふるさと・こどもの民話 4 かくれみの(石川)・わかがえりの水(福井)』鈴木未央子画 都市と生活社 1982
  • 『日本のふるさと・こどもの民話 3 みそかいばし(岐阜)・はなたかおうぎ(愛知)』小島直画 都市と生活社 1982
  • 『短歌鑑賞入門』編著 金園社 1983
  • 『俳句鑑賞入門』編著 金園社 1984

翻訳[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 『短歌鑑賞入門』『ふるさとの民話』著者紹介