歩兵第24連隊

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歩兵第24連隊
創設 1884年
廃止 1945年
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 大日本帝国陸軍の旗 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 連隊
兵科 歩兵
所在地 福岡
編成地 小倉
通称号/略称 剣8703
愛称 福岡連隊
上級単位 熊本鎮台 - 第6師団 - 第12師団
最終位置 台湾 新竹
主な戦歴 日清 - 日露 - シベリア出兵 - 日中 - 第二次世界大戦
特記事項 福岡連隊差別事件
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歩兵第24連隊(ほへいだい24れんたい、歩兵第二十四聯隊)は、大日本帝国陸軍連隊のひとつ。 通称「福岡連隊」。

沿革[編集]

5月10日 - 大隊、福岡分営へ移動。翌11日到着
6月14日 - 連隊本部設置。竹田実行中佐、初代連隊長に就任
6月15日 - 第2大隊創設
8月17日 - 軍旗拝受。初代旗手は亀山正篤少尉
8月30日 - 日比谷練兵場にて授与式。歩兵第12旅団長野崎貞澄を通じて軍旗が授けられる
12月7日 - 第2大隊、福岡分営へ移動
5月14日 - 第6師団が創設
5月23日 - 福岡城内、正式に連隊衛戍地となる
12月1日 - 第3大隊創設。連隊の編成完了
7月25日 - 動員の命下る
9月18日 - 衛戍地出発
9月24日 - 門司港出発
9月27日 - 仁川に上陸。京城・龍山に駐屯
10月5日 - 旅順に向かう
11月20日 - 二龍山攻撃の命あり、翌日早朝より戦闘開始、午前11時30分占領。その後も旅順警備に徹し、翌6月4日凱旋。7日帰着、16日復員完結
  • 1896年(明治29年)12月 - 第6師団から第12師団へ所属変更
  • 1903年(明治36年) - 3月15日の陸軍管区改正により、歩兵第23旅団に編入
  • 1904年(明治37年) - 日露戦争に従軍。第1軍隷下
2月5日 - 衛戍地出発
2月8日 - 仁川上陸、京城に到着
3月 - 奉天会戦に参加、鉄嶺・崔陣堡に駐屯
5月4日 - 崔陣堡出発
12月12日 - 福岡凱旋、13日復員完結
8月 - 博多駅出発(第1段8日、第2段9日)
8月11日・12日 - 門司港発
8月14日・15日ウラジオストク着、ニコリスク移動。以後クラエフスキーほか各地を転戦
9月4日 - イーマンに到着
  • 1919年(大正8年)
1月16日~20日 - 召集将校以下の大部分、内地に帰還。しかし17日以降再度敵の反撃が激化したため4月13日に連隊主力を召集。ハバロフスクにて警備に徹する
6月10日 - 帰還命令、11日第2大隊先駆けて守備地より乗船し、21日門司港着、22日博多着
20日~25日 - 残存主力、各守備地を出発。
7月7日~9日 - 連隊主力門司港着、8日~9日に博多駅に凱旋
  • 1925年(大正14年)12月 - 奉天派郭松齢の兵変に1個大隊を派遣
  • 1932年(昭和7年)
2月2日 - 第1次上海事変に第1大隊を派遣の命あり、3日編成完了(大隊長・碇善夫少佐)
2月6日 - 足柄に乗艦し佐世保発。7日午前10時呉淞上陸。さらにおよび如月で黄浦江をのぼり、午後7時40分徐家宅に上陸。以降紀家橋付近の戦闘などに参加
2月22日 - 廟行鎮の戦闘。独立工兵第18大隊第2中隊の援護(いわゆる爆弾三勇士)を受けつつ敵トーチカを撃破
3月3日 - 戦闘停止。守備任務として駐屯継続
3月18日 - 遼海丸にて呉淞発
3月23日 - 門司港着、凱旋。26日復員完結
  • 1936年(昭和11年)4月 - 満州駐剳、梨樹鎮の治安戦に従事
  • 1937年(昭和12年)3月 - 寧安へ異動
  • 1944年(昭和19年)
2月24日 - 第3大隊、独立第49旅団に編入。ヤップ島に派遣され、終戦まで駐剳
12月 - 連隊主力、台湾高雄州鳳山群林子に移駐
  • 1945年(昭和20年)8月 - 終戦

歴代連隊長[編集]

歴代の連隊長
(特記ない限り陸軍大佐
氏名 在任期間 備考
1 竹田実行 1886.5.27 - 中佐
2 佐藤正 1888.9.13 - 1891.10.29 中佐
3 小島政利 1891.10.29 - 中佐、1893.11.大佐
4 吉田清一 1894.8.11 - 中佐
5 湯地弘 1897.9.7 - 1901.11.13 中佐、1899.9.大佐
6 仙波太郎 1901.11.13 -
7 原田輝太郎 1903.4.7 - 中佐
8 山本悌三郎 1906.2.19 - 1911.9.6 中佐
9 横地長幹 1911.9.6 - 1915.1.25
10 松田祐作 1915.1.25 - 1917.8.6
11 稲垣清 1917.8.6 -
12 河野鉎次郎 1919.4.15 -
13 中江喜次郎 1923.8.6 -
14 田中源太郎 1926.3.2 -
15 鏡山厳 1927.7.26 -
16 石原紀一 1930.8.1 -
17 中牟田辰六 1931.8.1 -
18 伊藤知剛 1933.8.1 -
19 上村利道 1934.8.1 -
20 中村明人 1936.8.1 -
21 中永太郎 1937.8.2 -
22 武田寿 138.6.11 -
23 川勝郁郎 1939.9.11 -
24 中村竜一 1941.11.15 -
菊地三郎 1944.3.1 -

参考文献[編集]

  • 『日本陸軍連隊総覧 歩兵編(別冊歴史読本)』新人物往来社、1990年。
  • 原 剛『明治期国土防衛史』錦正社、2002年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
  • 菅原道之編『福岡城と陸軍』陸軍墓地修復改良保存委員会、2009年。

関連項目[編集]