森博達

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森 博達(もり ひろみち、1949年 - )は、日本日本語学者京都産業大学教授。兵庫県出身。

履歴[編集]

兵庫県生まれ。1972年大阪外国語大学外国語学部中国語学科卒業。1974年名古屋大学大学院博士課程中国文学専攻中退[1]愛知大学専任講師、同志社大学助教授、大阪外国語大学助教授、京都産業大学教授。

研究[編集]

上代日本語と古代の中国語文交渉史を主な研究としている。論考『古代の音韻と日本書紀の成立』(大修館書店1991年)で、第20回金田一京助博士記念賞1992年)を受賞。

日本書紀』30巻に用いられている漢文の用法から、α群(巻14-21、24-27)とβ群(巻1-13、22・23、28・29)に区分した。α群はおおむね正確な漢文で書かれているのに対し、β群は倭習(和習・和臭・倭臭)が多く見られることから、前者を渡来人の執筆、後者を日本人の執筆と定義した『日本書紀の謎を解く 述作者は誰か』で第54回毎日出版文化賞2000年)を受賞した。

12年後に、国語学の視点から新たな知見を入れた続編『日本書紀 成立の真実 書き換えの主導者は誰か』を上梓し問題提起を試みている。

著書[編集]

  • 『古代の音韻と日本書紀の成立』大修館書店 1991
  • 『日本書紀の謎を解く 述作者は誰か』中公新書 1999
  • 『日本書紀成立の真実 書き換えの主導者は誰か』中央公論新社 2011
共編

論文[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]