桃園捷運藍線

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桃園捷運藍線
基本情報
通称 ブルーライン
現況 中止(機場線緑線に統合)
 台湾
所在地 桃園市
種類 高運量
路線網 桃園捷運
起点 機場第二航廈駅
終点 中壢駅
駅数 12駅(本線+中壢延伸線)
運営者 桃園捷運公司
路線構造 高架地下
車両基地 路竹機廠・青埔機廠
路線諸元
路線距離 19.1km
軌間 1,435mm
複線区間 全線
電化区間 全線
電化方式 第三軌条方式直流750V
最高速度 110km/h
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藍線(あいせん Blue Line)は桃園市大園区桃園国際空港(当時の名称は中正国際空港)と中壢区を結ぶ桃園捷運捷運路線として計画されたが、大部分が桃園機場捷運の事業計画に統合された。当時は下記の路線により構成されていた。

概要[編集]

台湾省政府住宅及都市發展局が1993年に策定した桃園都会区大衆捷運系統路線図。

1989年に政府交通部による「桃園都会区大衆捷運系統」で構想された3路線の1つで[1]1993年台湾省政府住宅及都市発展処中国語版が計画を策定した[2]。この時点では中運量規格での全長20.8 km、中正機場 - 高鐵桃園駅(当時の候補地は桃園県八徳郷) - 台鐵中壢駅を結ぶ計画だった[3][4][5]

その後中央政府組織の再編を経て、交通部高速鉄路工程局が受け継いで策定された計画では中壢駅からさらに南方、桃園県中壢市の龍岡地区中国語版までを結ぶ22.25 km、14駅となった[3][4][6]。 同年7月に行政院環境保護署から環境アセスメントの承認も得ていたが、予算不足により実現できないままだった。 環北以北の区間の本線は1990年代初期に台湾政府が計画を推進していたが、2000年代以降に中央政府の財政悪化で延期された後に、2003年に中央政府が民間によるBOT方式での整備に改められ、桃園機場捷運(桃園捷運機場線)として、かつて同様に中断されたゴムタイヤ方式で推進されていた中正機場捷運と統合、台北捷運と同じサードレールでの高運量規格で一体整備されることになった。[7][8]。その後、桃園市街地から空港へのアクセス改善策として台鉄中壢駅とも接続するよう延伸計画が始動している。環北駅以南もしばらくは『藍線』名目で計画が進んでいたが、機場線開業を目前に控え、駅番号などは台北からの通し番号(A○○)となり、ラインカラーの採用も無くなっている。、空港以南に直通する普通車のカラーリングが青主体であったり、その後設立された桃園捷運公司の企業ロゴが青と紫であることが当路線の名残ともいえる。

交通部高速鉄路工程局が2000年に策定した桃園都会区大衆捷運系統路線図。

路線[編集]

第1期区間(本線)は機場第二航廈駅から空港内地下を西進し、地上に出た後に高架で国道2号を越えた後に並行しながら南下、高鉄桃園駅付近で再度西進・高速鉄道に並行し、桃園国際棒球場付近で南下し環北駅に至る。桃園空港と高鉄桃園駅の連絡も担うことになる。

第二期区間(中壢延伸線)は環北駅からそのまま中豊路直下を南進し、永興公園付近で中正路に転じ、台鉄縦貫線地下を貫き、後駅側に中壢駅が設置される。この区間は空港・高鉄・台鉄を有機的に結び付ける役割を果たす。本線とともに桃園機場捷運の路線計画に統合された。

第三期路線として中壢駅からさらに南進し八徳区のニュータウン内に設置される八徳駅に至り、緑線と接続する2本の路線が計画されていたが、緑線の中壢延伸線に組みこまれ整備計画が進んでいる。

駅一覧[編集]

建設中の領航駅(2010年)

駅番号 駅名 快速

接続路線・備考 所在地
日本語 繁体字中国語 英語
桃園機場捷運(機場線)機場第一航廈駅台北車站駅方面直通予定↑

A13/B1 機場第二航廈駅 機場第二航廈站 Airport Terminal 2 Station N/A   桃園市 大園区
A14/B2 機場第三航廈駅 機場第三航廈站 Airport Terminal 3 Station N/A  2020年ごろ開業予定
A14a/B2a 機場旅館駅 機場旅館站 Airport Hotel Station 未運行予定区間 |  
A15/B3 大園駅 大園站 Dayuan Station |  
A16/B4 横山駅 橫山站 Hengshan Station | 接続路線 桃園捷運緑線(本線)
A17/B4a 領航駅 領航站 Linghang Station |  
A18/B5 高鉄桃園駅 高鐵桃園站 Taoyuan HSR Station 接続路線 台湾高速鉄道
A19/B6 桃園体育園区駅 桃園體育園區站 Taoyuan Sports Park Station    
A20/B7 興南駅 興南站 Xingnan Station    
A21/B8 環北駅 環北站 Huanbei Station   接続路線 桃園捷運橘線




A22/B9 老街渓駅 老街溪站 Laojie River Station    
A23/B10 中壢站 Zhongli Station   接続路線 台湾鉄路管理局縦貫線
接続路線 桃園捷運緑線(中壢延伸線)
建設中の高鉄桃園駅

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ 桃園、新竹、台中及台南都會區大眾捷運系統建設計畫(91年選項列管)”. 2016年11月3日閲覧。
  2. ^ 桃園都會區大眾捷運系統可行性研究. 中華民國臺灣省: 交通部運輸研究所. (1990). オリジナルの2016-08-14時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160814030938/http://www.iot.gov.tw/file.ashx?id=9f7c1668-de58-4078-b8ab-f6094dbb54b1. 
  3. ^ a b 都會區捷運系統建設之現況概述. 台灣: 財團法人國家政策基金會. (2002-12-12). オリジナルの2016-03-04時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160304075132/http://old.npf.org.tw/PUBLICATION/SD/091/SD-R-091-032.htm 2016年8月1日閲覧。. 
  4. ^ a b 桃園都會區捷運路網計畫說明會簡報. 臺灣省桃園縣: 桃園縣政府交通處. (2000). pp. 6. オリジナルの2016-03-04時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160304205723/http://traffic.tycg.gov.tw/taoyuanmrt/mrt/file/ppt.rar. 
  5. ^ 台北市政府捷運工程局 (2008). 桃園都會區大眾捷運系統路網評估暨分期發展計畫. 台灣: 桃園縣政府. 
  6. ^ 延伸段計劃源起”. 交通部高速鐵路工程局. 2016年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月2日閲覧。
  7. ^ 機場捷運中壢延伸段 農曆年後動工 自由時報,2014-1-6
  8. ^ 桃園捷運”. 2016年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月1日閲覧。

外部リンク[編集]