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中壢区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
桃園県の旗 桃園市 中壢区
別称: 青山番、澗仔壢
地理
座標: 北緯24度57分23.65秒 東経121度13分26.56秒 / 北緯24.9565694度 東経121.2240444度 / 24.9565694; 121.2240444
面積: 76.5200 km²
各種表記
繁体字: 中壢
日本語読み: ちゅうれき
拼音: Zhōnglì
通用拼音: Jhonglì
注音符号: ㄓㄨㄥ ㄌㄧˋ
片仮名転写: ジョンリー
台湾語: Tiong-le̍k
客家語: Chûng-la̍k
行政
行政区分: 市轄区
上位行政区画: 桃園県の旗 桃園市
下位行政区画: 88里1,902鄰
中壢区長: 呉宏国
公式サイト: 中壢区公所
情報
総人口: 420,311 人(2022年5月)
世帯数: 164,624 戸(2022年5月)
郵便番号: 320
市外局番: 03
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龍岡モスク

中壢区(ジョンリー/ちゅうれき-く)は、台湾桃園市第二の区で市南部に位置する工業都市。

概要

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1970年代の台湾民主化運動の過程で起きた中壢事件の舞台となった都市である。

地理

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行政区画

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三民里、明徳里、山東里、東興里、中山里、林森里、中央里、芝芭里、中正里、金華里、中建里、青埔里、中原里、信義里、中堅里、後寮里、中栄里、洽渓里、中興里、振興里、中壢里、健行里、五福里、荘敬里、五権里、復華里、仁和里、復興里、仁美里、普仁里、仁祥里、普忠里、仁愛里、普強里、仁義里、普義里、仁福里、普慶里、仁徳里、華勲里、内定里、華愛里、内厝里、新明里、内壢里、新街里、文化里、新興里、月眉里、過嶺里、水尾里、福徳里、正義里、徳義里、永光里、篤行里、永福里、興仁里、永興里、興平里、石頭里、興和里、光明里、興南里、成功里、興国里、自立里、龍平里、自治里、龍安里、自信里、龍岡里、自強里、龍昌里、至善里、龍東里、和平里、龍慈里、幸福里、龍徳里、忠孝里、龍興里、忠義里、旧明里、忠福里、青渓里、興華里、興福里

歴史

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中壢は古くは未開拓の荒野が広がる土地であり、青山番と称され、タイヤル族及び少数のケタガラン族平埔族が居住していた。後に大陸より渡海した移入者により中壢の平坦な台地が開墾され、これにより元来居住していたタイヤル族は南部の内陸山岳部へと移住を余儀なくされ、平埔族は次第に漢化され、漢人移民と共に協力して開墾に従事していた。

移民は福建広東出身者が最も多く、康熙末年の陳増耀、雍正年間の客家人である黄風、饒平人の呉雨吉、頼永馨等の名が知られている。乾隆年間になると客家人移民の入植は更に活発になり、鎮平人の黄梅生兄弟、鄭建儀兄弟、永定人の胡凱清及び恵来人の傅仙桂等が上げられる。1765年頃には福建漳州から郭樽が入植し最大規模の開発を行なっている。郭樽は当初大園に入植し、その後族人を率いて南崁、桃園地方へと南下、原住民を駆逐すると同時に交通を整備し、今日の中壢発展の礎を築いた。これらの開拓民は一帯の村落を澗仔壢庄と称した。村内に老街渓新街渓が流れ谷を形成していたことから「壢」と称されるようになった。後に当時台湾北部であった竹塹(現在の新竹市)と淡水(元来は新荘を指し、後に台北を意味した)の中間に位置したため、「中」字を採用し中壢と称されるようになった。

日本による統治が開始されると中壢は台北県の管轄となり、中壢弁務署が設置され、1909年に桃園庁と改められた。戦後は中壢鎮とされたが、1967年2月27日に県轄市への昇格が省府委員会第914次会議で通過し、同年7月1日より市制が施行され、中壢市となった。2014年12月25日、市轄区へ昇格し、中壢区となり今日に至っている。

政治

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行政

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区長

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歴代首長
区分 氏名 着任日 退任日
中壢鎮 初代 林添奎 1956年7月6日 1960年1月5日
中壢鎮 第2代 邱垂周 1960年1月5日 1960年2月25日
中壢鎮 代理 謝枝 1960年2月25日 1960年5月25日
中壢鎮 第3代 劉家興 1960年5月25日 1961年9月20日
中壢鎮 代理 謝枝 1961年9月29日 1964年2月29日
中壢市 初代 邱垂周 1964年3月1日 1968年3月1日
中壢市 第2代 劉家興 1968年3月1日 1973年3月31日
中壢市 第3代 林煥夫 1973年4月1日 1974年11月14日
中壢市 代理 欧憲瑜 1974年11月14日 1977年2月29日
中壢市 第4代 呂河清 1977年12月30日 1982年2月28日
中壢市 第5代 呂河清 1982年3月1日 1986年2月28日
中壢市 第6代 林煥夫 1986年3月1日 1990年2月28日
中壢市 第7代 張勝勲 1990年3月1日 1994年2月28日
中壢市 第8代 方力脩 1994年3月1日 1998年2月28日
中壢市 第9代 張昌財 1998年3月1日 2002年2月28日
中壢市 第10代 葉歩樑 2002年3月1日 2006年2月28日
中壢市 第11代 葉歩樑 2006年3月1日 2010年2月28日
中壢市 第12代 魯明哲 2010年3月1日 2014年12月24日
中壢区 初代 林香美 2014年12月25日 2018年1月30日
中壢区 第2代 呉宏国 2018年1月31日 2020年5月26日
中壢区 第3代 鄭詩鈿 2020年5月26日 現任

対外関係

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姉妹都市・提携都市

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国外

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教育

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国立中央大学校史館

大学

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高級中学

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高級職校

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国民中学

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  • 桃園市立東興国民中学
  • 桃園市立自強国民中学
  • 桃園市立龍岡国民中学
  • 桃園市立龍興国民中学
  • 桃園市立興南国民中学
  • 桃園市立内壢国民中学
  • 桃園市立大崙国民中学
  • 桃園市立新明国民中学

国民小学

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  • 桃園市立中壢国民小学
  • 桃園市立新街国民小学
  • 桃園市立新明国民小学
  • 桃園市立青埔国民小学
  • 桃園市立芭里国民小学
  • 桃園市立大崙国民小学
  • 桃園市立内壢国民小学
  • 桃園市立内定国民小学
  • 桃園市立山東国民小学
  • 桃園市立普仁国民小学
  • 桃園市立中平国民小学
  • 桃園市立龍岡国民小学
  • 桃園市立自立国民小学
  • 桃園市立中正国民小学
  • 桃園市立富台国民小学
  • 桃園市立信義国民小学
  • 桃園市立興国国民小学
  • 桃園市立華勛国民小学
  • 桃園市立林森国民小学
  • 桃園市立忠福国民小学
  • 桃園市立興仁国民小学
  • 桃園市立中原国民小学
  • 桃園市立元生国民小学
  • 桃園市立青園国民小学

軍事学校

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宗教学校

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交通

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台湾高速鉄道桃園駅
種別 路線名称 その他
鉄道 縦貫線 中壢駅 内壢駅
鉄道 台湾高速鉄道 桃園駅
鉄道 桃園捷運機場線(桃園機場捷運 高鉄桃園駅桃園体育園区駅興南駅環北駅
国道 国道1号 中山高速道路 中壢IC 内壢IC
省道 台1線
省道 台31線
県道 110号甲
県道 112号
県道 113号/113号丙
県道 114号

捷運(建設中)

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  • 桃園機場捷運
老街渓駅中壢駅

観光

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中平路故事館(旧桃園県政府公務員眷属宿舎)

観光スポット

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  • 中壢新街仁海宮
  • 燃藜第紅樓
  • 新街聖蹟亭
  • 新街國小日式宿舍
  • 中平路縣府日式宿舍
  • 中壢警察局日式宿舍群
  • 馬祖新村
  • 忠貞市場
  • 樂天桃園棒球場

関連項目

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外部リンク

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