松山外国語短期大学

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松山外国語短期大学
大学設置 1950年
創立 1947年
廃止 1960年
学校種別 私立
設置者 学校法人新田学園
本部所在地 愛媛県松山市山西町663[注釈 1] 
学部 英米語科
中国語科
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松山外国語短期大学(まつやまがいこくごたんきだいがく)は、愛媛県松山市山西町663[注釈 1] に本部を置いていた日本私立大学である。1950年に設置され、1960年に廃止された。大学の略称は新田外大[注 1]

概要[編集]

大学全体[編集]

教育および研究[編集]

  • 松山外国語短期大学は学名通り外国語教育に力をいれており、英米語ほか当時、全国有数の中国語科があった。

学風および特色[編集]

  • 当時四国地方で唯一の語学専門の短大となっていた。

沿革[編集]

基礎データ[編集]

所在地[編集]

年度別学生数[編集]

- 英米語科 中国語科 出典
入学定員 ** ** -
総定員 ** ** -
1954年 男280
女25
[注釈 6] [24]
1957年 男131
女14
不明 [25][注 7]
1958年 男36
女3
[注釈 6] [28]
1959年 - [注釈 6] [29]

教育および研究[編集]

組織[編集]

学科[注 8][編集]

  • 英米語科 入学定員200名
  • 中国語科 入学定員100名

専攻科[編集]

  • なし

別科[編集]

  • なし

取得資格について[編集]

学生生活[編集]

部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]

大学関係者と組織[編集]

大学関係者一覧[編集]

出身者[編集]

施設[編集]

キャンパス[編集]

[33][編集]

  • 松山外国語短期大学の寮は、和風寮、弥生寮[注 10]と称した学生寮があった。1954年当時、収容定員150名、寮費月額750円、食費月額2,300円となっていた。

系列校[編集]

卒業後の進路について[編集]

就職について[編集]

  • 一般企業、中学校教諭ほか[33]

編入学・進学実績[編集]

  • 四年制大学への編入学した学生もいたらしい[33]

注釈[編集]

注釈グループ[編集]

  1. ^ a b 当時の所在地なので、現在とは異なっている可能性があることに留意する必要がある。
  2. ^ a b 昭和33年度より学生募集停止[7][8]。ちなみに右記資料では「昭和33年度より中国語科、学生募集停止」と記載されている[9]。これに替えて新田高等学校に工業科を設置。
  3. ^ a b 出典[22][23]
  4. ^ a b 現在の文部科学省
  5. ^ a b 出典[18][19]
  6. ^ a b c 記載なし。

補足[編集]

  1. ^ 学校法人新田学園が設置した外国語短期大学であったことからか[1]
  2. ^ 出典[4][5]
  3. ^ うち私立短期大学132校
  4. ^ 旧来の松山語学専門学校を改組・転換。
  5. ^ 短期大学名 松山外国語短期大学
  6. ^ 出典[11][12][13][14][15]
  7. ^ 右記の資料には1958年1月時点での学生数[26]英米語科305、中国語科203と表記されている[27]
  8. ^ 最終募集となった1957年度入学生におけるデータ[30][31]
  9. ^ それぞれ英語
  10. ^ 女性対象。

出典[編集]

  1. ^ 愛媛県戦後十五年略史より。
  2. ^ 職業指導年鑑 昭和31年版より。
  3. ^ 著名施設所在地総覧より。
  4. ^ 学校法人名簿 昭和32年度
  5. ^ 学校法人一覧 昭和34年度より。
  6. ^ 官報 1950年09月14日より。
  7. ^ 学校年鑑 1959より。
  8. ^ 短期大学一覧 昭和34年度 (短期大学資料 ; 第23号)より
  9. ^ 短期大学一覧 昭和33年度 (短期大学資料 ; 第19号)より。
  10. ^ 全国大学大観 昭和30年版-285コマ目-より。
  11. ^ 文部省a, p. 40.
  12. ^ 文部省b, p. 2.
  13. ^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
  14. ^ 日本教育年鑑より。
  15. ^ 旺文社1950-01, p. 33,86-89.
  16. ^ 松山市史料集 第13巻 (年表.近世編 8.近・現代編 5)-177コマ目-より。
  17. ^ 文部省c, p. 5.
  18. ^ 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
  19. ^ 文部省d, p. 9.
  20. ^ 短期大学一覧 昭和26年度 (短期大学資料 ; 第3号)より。
  21. ^ 松山市史料集 第13巻 (年表.近世編 8.近・現代編 5)-199コマ目-より。
  22. ^ 短期大学一覧 昭和35年度 (短期大学資料 ; 第24号)より。
  23. ^ 文部省年報 第87年(昭和34年度)より。
  24. ^ 文部省'54, p. 1382.
  25. ^ 愛媛年鑑 昭和33年版より。
  26. ^ 全国学校名鑑 昭和33年版-6コマ目-より。
  27. ^ 全国学校名鑑 昭和33年版-20コマ目-より。
  28. ^ 全国学校総覧 昭和34年版より。
  29. ^ 全国学校総覧 昭和35年版より。
  30. ^ 短期大学一覧 昭和32年度 (短期大学資料 ; 第18号)より。
  31. ^ 全国大学受験案内 35年新版より。
  32. ^ 文部省e, p. 45.
  33. ^ a b c d 全国大学大観 昭和30年版-286コマ目-より。
  34. ^ タレント名鑑 第2(1964年版)より。

参考文献[編集]

1949年短大設置申請分[編集]

教員養成機関[編集]

全国学校総覧[編集]

関連項目[編集]

関連サイト[編集]