朴洪根
朴 洪根 박홍근 | |
---|---|
生年月日 | 1969年11月17日(54歳) |
出生地 | 大韓民国 全羅南道高興郡 |
出身校 | 慶熙大学校 |
所属政党 |
(民主統合党→) (民主党→) (新政治民主連合→) 共に民主党 |
選挙区 | ソウル特別市中浪区乙選挙区 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 | 2012年5月30日 - 現職 |
朴 洪根(パク・ホングン、韓国語: 박홍근、1969年11月17日〈陰暦10月8日〉 - )は、韓国の政治家、市民活動家。第19・20・21・22代韓国国会議員。共に民主党院内代表を務めたことがある。
経歴
[編集]順天暁泉高等学校を経て、慶熙大学校文学科、同大行政大学院環境行政学科修士課程卒業。在学中は同大総学生会会長を務めた[2]。
卒業後は韓国青年連合(KYC)共同代表、韓国ボランティア協議会理事、市民社会団体連帯運営委員、ソウル市民フォーラム共同代表、民主平和統一諮問会議常任委員、大統合民主新党結党準備委員会スポークスマン、大統合民主新党全国青年委員会委員長を歴任し、2012年の第19代総選挙でソウル中浪区乙選挙区から国会議員に初当選した[2]。
党内では「朴元淳系→新李在明系」に分類されるため[3]、2022年3月の院内代表選で「李洛淵系」の朴洸瑥を破れて当選した際には「共に民主党内の主流は『親文』から『親明』に交代する」という観測が出てきた[4][5]。しかし、1年後は朴洸瑥の選出により退任した[6]。
政策
[編集]タクシー産業などに対する保護に力を入れるため、「TADA禁止法」「宅配運転手過労死防止法」などを代表発議した[7]。これに対しベンチャースタートアップ界からの批判が多く、「新産業爆撃機」「スタートアップキラー」というあだ名を得た[8]。
2023年6月1日、タクシー業界と争ったTADAの代表者が大法院により無罪判決を出されたから、「TADA禁止法」の提出者として批判を受けた。しかし、朴は当時の尹錫悦検察総長ら検察側が与党に相談せずに早急に起訴を決めたことが問題だと発言し、「政治が時代の流れを追いつけなかった」と謝罪した朴洸瑥院内代表に対しても「文在寅政府と国会の努力を貶した」と批判をした[9]。
エピソード
[編集]元「朴元淳系」であったため、2020年7月の朴元淳の自殺後は「朴元淳葬礼共同執行委員長」を務めた。特に朴元淳の死後、SNSで朴元淳を擁護したとも取られる発言をしたため、「性暴力の二次加害者」とも批判された[10][11]。
2022年4月、共に民主党が検察の権限を縮小させる法案を推進したが、OECDが「賄賂防止の機能が弱体化するのは決してあってはならない」と懸念を示したことに対し、朴は「韓国の検事がOECDでロビー活動をしたからだ」と主張した[12]。
2023年12月16日、李在明に対する拘束令状について、記者団の前で「国民と堅決に戦っていく」と発言したが、「堅決」は韓国人にとって馴染みのない単語であるため、記者たちは発音が近い「激烈」と速報で書いた。なお、「堅決」は韓国の辞書にも出てくるが、日常的に使う言葉ではないため、北朝鮮用語とされることが多い[13]。
脚注
[編集]- ^ “기독인 당선자 18명 추가 확인… 20대 국회의원 모두 93명” (朝鮮語). 국민일보 (2016年4月17日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ a b “대한민국헌정회”. rokps.or.kr. 2024年3月27日閲覧。
- ^ “힘 받는 이재명 조기등판론…민주당 ‘강한 야당’ 택했다” (朝鮮語). 중앙일보 (2022年3月25日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “[송종호의 여쏙야쏙]송영길 ‘서울’·김동연 ‘경기’…이재명 ‘당대표’ 수순밟기일까” (朝鮮語). 서울경제 (2022年4月1日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “與 'JM계'로 주류 교체…박홍근 '모든 것 걸고 싸우겠다'” (朝鮮語). 서울경제 (2022年3月24日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ 엄지원, 이우연 (2023年4月28日). “‘비명’ 박광온 원내사령탑…돈봉투 의혹 민주당 ‘복원력’ 키울까” (朝鮮語). ‘비명’ 박광온 원내사령탑…돈봉투 의혹 민주당 ‘복원력’ 키울까. 2024年3月27日閲覧。
- ^ 손봉석 (2021年1月8日). “국회 ‘택배기사 과로사 방지법’ 본회의 통과” (朝鮮語). sports.khan.co.kr. 2024年3月27日閲覧。
- ^ “'타다' 이어 '배민'까지 '신산업 폭격기' 박홍근 3선… 벤처업계 '이번엔 다르길' |”. www.techm.kr (2020年4月17日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “‘타다법’ 냈던 박홍근, 당내외 비판에 “윤석열 검찰 기소 탓”” (朝鮮語). 조선일보 (2023年6月6日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “'박원순 장례위원장'과 '성범죄 추적 활동가'의 기묘한 동거?” (朝鮮語). 한국경제 (2022年3月25日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “박원순 장례위원장이 민주 원내대표…이수정 “2차 가해자를?” 반발” (朝鮮語). 조선일보 (2022年3月25日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “OECD가 ‘검수완박’ 우려하자, 박홍근 “한국 검사가 로비했다” 주장” (朝鮮語). 조선비즈 (2022年4月27日). 2024年3月27日閲覧。
- ^ “[朝鮮칼럼] 야당이 북한·노동에서 뻔한 말만 하는 이유” (朝鮮語). 조선일보 (2023年3月3日). 2024年3月27日閲覧。