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徳永林太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
徳永 林太郎
Rintaro Tokunaga
引退
ポジション ポイントガード
基本情報
愛称 りんりん
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1986-12-29) 1986年12月29日(37歳)
出身地 福岡県福岡市
身長(現役時) 177cm (5 ft 10 in)[1]
体重(現役時) 72kg (159 lb)[1]
キャリア情報
出身 福岡西陵高校
選手経歴
2011-2015
2015-2016
2016-2017
2017-2018
2019-2020
ライジング福岡
京都ハンナリーズ
香川ファイブアローズ
秋田ノーザンハピネッツ
佐賀バルーナーズ

徳永 林太郎(とくなが りんたろう、1986年12月29日 - )は、日本の男子プロバスケットボール選手である。福岡県福岡市出身。身長177cm、体重72kgで、ポジションはポイントガード[1]

2011年にライジング福岡と選手契約を結び、プロ選手となる。2014-15シーズンまで福岡に在籍した後、2015年より京都ハンナリーズに移籍。京都には1シーズン在籍し、2016年に香川ファイブアローズと契約した。2017年に秋田ノーザンハピネッツへ移籍したが、2018年4月に前十字靭帯を断裂するケガを負い、2018-19シーズンは無所属となっていたが、2019年シーズンから佐賀バルーナーズに練習生を経てから入団した。

来歴

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福岡西陵高校でバスケットボール部に所属していたが、卒業とともにバスケから離れる。卒業後1年間カナダに留学し、帰国後はアルバイトをしながら生活していたが、22歳となった時にプロバスケットボール選手になることを思い立つ[2]

2009年に複数のチームのトライアウトを受験するも、いずれも不合格に終わり、翌2010年のトライアウトでも選手契約には至らなかったが、bjリーグに所属する、地元福岡のライジング福岡に練習生として入団[2]。2011年に福岡と選手契約を結んだ。

bjリーグ 2012-13シーズン、12月9日の琉球ゴールデンキングス戦では、6点差をつけられていた第4クォーター残り5分30秒の場面で得点を挙げ、その後福岡が逆転し勝利、開幕以来負けが無かった琉球の連勝を15で止めた[3]。このシーズン、福岡はファイナルまで進出し、横浜ビー・コルセアーズに敗れたものの、チーム創設以来最高成績となる準優勝を果たした。

bjリーグ 2014-15シーズンは、前のシーズンのキャプテンだった仲西淳岩手ビッグブルズに移籍し、徳永が新たなキャプテンに就任した[4]。シーズン終了後に退団。

2015-16シーズンはトライアウトを経て京都ハンナリーズと契約した。レギュラーシーズン44試合に出場し、1試合平均2.3得点を記録。京都は2シーズンぶりにファイナルズに進出し、4位となった。シーズン終了後に退団。

bjリーグとNBLが統合して発足したBリーグ初年度の2016-17シーズンは、B2の香川ファイブアローズと契約した[5]。 香川でキャプテンに就任した徳永はレギュラーシーズン60試合全てに出場し、1試合平均8.4得点を記録した[6]

2017-18シーズンは、B2に降格した秋田ノーザンハピネッツと契約した[1]。2017年11月11日の岩手ビッグブルズ戦では、岩手にリードを許す展開だったが第4クォーターだけで10得点を挙げ勝利に貢献する[7]など、レギュラーシーズン53試合に出場したが、2018年4月の熊本ヴォルターズ戦で左膝前十字靭帯を断裂する重傷を負い、以後の出場はかなわなかった。シーズン終了後の2018年5月28日、秋田は徳永との契約を更新しないことを発表した[8]

徳永はその後も秋田に留まりリハビリを続け、2018年11月にはノーザンハピネッツ主催のイベントにも参加した[9]

その後、無所属となっていたが、B3.LEAGUE佐賀バルーナーズの練習生となり、2019年09月11日にチームと契約した[10]。18試合に出場。

2020-21シーズンからの2シーズンは無所属で現役を続行した後、2021-22シーズン終了後に引退を表明した。

成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
bjリーグ 2011-12 福岡 34 1 7.4 43.5 18.2 66.7 0.8 0.2 0.1 0.0 0.4 1.9
bjリーグ 2012-13 福岡 49 0 9.4 42.5 34.1 78.6 0.7 0.5 0.5 0.0 0.2 2.0
bjリーグ 2013-14 福岡 41 14 10.2 33.0 16.7 69.7 1.1 0.7 0.6 0.0 0.6 2.1
bjリーグ 2014-15 福岡 44 23 19.3 36.0 16.7 53.7 1.8 2.1 1.1 0.1 0.5 3.8
bjリーグ 2015-16 京都 44 2 7.8 55.1 28.6 57.5 0.9 0.7 0.4 0.0 0.5 2.3
B2 2016-17 香川 60 59 29.6 41.9 32.1 65.9 4.5 2.7 1.5 0.1 1.9 8.3
B2 2017-18 秋田 53 14 15.6 35.8 37.0 76.1 2.1 1.8 0.8 0.0 1.1 4.2
B3 2019-20 佐賀 18

脚注

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  1. ^ a b c d 【新入団】 徳永 林太郎選手 契約合意のお知らせ』(プレスリリース)秋田ノーザンハピネッツ、2017年7月4日https://northern-happinets.com/news/27946.html2017年7月4日閲覧 
  2. ^ a b ピックアップボイス ライジング福岡 徳永林太郎選手”. 中央高等学院 (2015年7月15日). 2016年8月22日閲覧。
  3. ^ 中倉一志 (2012年12月15日). “【bjリーグ 第18戦 福岡-沖縄】チーム一丸 誇れる勝利”. INSIDE WEB. オフィスイレブン. 2016年8月22日閲覧。
  4. ^ 2014-2015シーズン キャプテン・副キャプテン決定のお知らせ』(プレスリリース)ライジング福岡、2014年9月24日http://rizing-fukuoka.com/news/detail/6272016年8月22日閲覧 
  5. ^ 徳永林太郎選手契約基本合意(新規)のお知らせ』(プレスリリース)香川ファイブアローズ、2016年7月20日https://www.fivearrows.jp/news/7573.html2016年8月22日閲覧 
  6. ^ 香川で全試合出場の徳永林太郎、秋田入団が決定「1年でB1の地へ」”. バスケットボールキング. フロムワン (2017年7月4日). 2017年7月5日閲覧。
  7. ^ 下田雄一 (2017年11月12日). “秋田、HC退場もチームで団結 岩手に逆転勝利”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/sports/news/201711120000232.html 
  8. ^ “秋田ノーザンハピネッツ、8選手と契約満了”. サンケイスポーツ. (2018年5月29日). https://www.sanspo.com/article/20180529-CLNYORRPCJMIRCSTJ4C6SSNUKQ/ 
  9. ^ 11/25(日)開催 秋田ノーザンハピネッツアカデミー「2」刀流チャレンジ企画』(プレスリリース)秋田ノーザンハピネッツ、2018年11月19日https://northern-happinets.com/news/detail/id=133962019年2月13日閲覧 
  10. ^ 新加入選手のお知らせ佐賀バルーナーズ 2019年09月11日

関連項目

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外部リンク

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