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島間港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
島間港
島間港全景
所在地
日本の旗 日本
所在地 鹿児島県熊毛郡南種子町
座標 北緯30度27分50.5秒 東経130度51分46.1秒 / 北緯30.464028度 東経130.862806度 / 30.464028; 130.862806座標: 北緯30度27分50.5秒 東経130度51分46.1秒 / 北緯30.464028度 東経130.862806度 / 30.464028; 130.862806
詳細
開港 1953年4月1日(港湾区域指定)
管理者 鹿児島県
種類 地方港湾
統計
統計年度 2015年度
発着数 642隻(323,006総トン)[1]
旅客数 4,304人[2]
公式サイト 鹿児島県

島間港(しままこう)は、鹿児島県熊毛郡南種子町にある地方港湾鹿児島県が管理している。

概要

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種子島南部の島間崎の北東側に位置する港である。1953年4月1日に港湾区域の指定を受けた。1969年10月に宇宙開発事業団(現在の宇宙航空研究開発機構)の種子島宇宙センターが開所、最寄りの港湾となった当港は、陸揚げ港として整備された。港則法の適用港で、港湾区域は島間港沖防波堤灯台(北緯30度28分11秒、東経130度51分56秒)から198度30分720メートルの地点を中心とする半径500メートルの円内の海面と定められている。

種子島への主な航路は北部の西之表港を発着するが、口永良部島屋久島種子島を結ぶ屋久島町の町営航路は当港を発着する。1996年頃には高速船の寄港地でも有った。また種子島宇宙センターから打ち上げられるH-IIAロケットH-IIBロケットおよび搭載される人工衛星は、海上輸送された後、当港で陸揚げされ、陸路で宇宙センターへ搬入される。

2015年度の発着数は642隻(323,006総トン)[1]、利用客数は4,304人(乗船2,316人、下船1,988人)である[2]

2022年2月16日トンガ噴火に伴う海水面変動が種子島にも及び、港内で養殖していたブリの稚魚が大量死する被害が発生した[3]

航路

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屋久島町

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屋久島町が運航する町営航路としてフェリー太陽が1日1往復運航されている。

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 港湾統計(平成27年度)第3部第1表
  2. ^ a b 港湾統計(平成27年度)第3部第2表
  3. ^ 養殖ブリの稚魚大量死 トンガ噴火の潮位上昇影響か 鹿児島・種子島”. 朝日新聞DIGITAL (2022年1月19日). 2022年1月20日閲覧。

参考文献

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港湾統計(年報)』国土交通省、2016年https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00600280&kikan=006002017年4月16日閲覧 

外部リンク

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