岩室村

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いわむろむら
岩室村
岩室温泉
岩室村旗 岩村村章
岩室村旗 岩室村章
廃止日 2005年3月21日
廃止理由 編入合併
豊栄市新津市白根市亀田町小須戸町横越町西川町味方村月潟村中之口村潟東村岩室村新潟市
現在の自治体 新潟市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県 新潟県
西蒲原郡
市町村コード 15341-9
面積 36.11 km2
総人口 9,865
推計人口、2005年3月1日)
隣接自治体 巻町吉田町弥彦村寺泊町
岩室村役場
所在地 953-0192
新潟県西蒲原郡岩室村大字西中860西蒲区岩室出張所(旧岩室村役場庁舎)
外部リンク 新潟市西蒲区役所
座標 北緯37度43分35秒 東経138度52分01秒 / 北緯37.72625度 東経138.86681度 / 37.72625; 138.86681座標: 北緯37度43分35秒 東経138度52分01秒 / 北緯37.72625度 東経138.86681度 / 37.72625; 138.86681
岩室村の県内位置図
岩室村の県内位置図
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新潟市の合併市町村

岩室村(いわむろむら)は、かつて新潟県西蒲原郡にあった日本海に面した2005年3月21日に新潟市との編入合併によって消滅し、現在は新潟市の政令指定都市移行により西蒲区の一部となっている。

以下の記述は合併直前当時の旧岩室村に関しての記述であり、現在では名称等が異なる場合がある。なお、ここに記述されていない内容に関しては西蒲区#岩室地区などの記事を参照。

概要[編集]

岩室温泉を有する岩室は北国街道彌彦神社参道の宿場としての機能を持ち、近世より多くの参拝客で賑わった[1][2][3]。また、西川沿いの和納は舟運の拠点となっていた[4][5]

吉田町への通勤率は11.4%・巻町への通勤率は10.3%(いずれも平成12年国勢調査)。

地理[編集]

歴史[編集]

岩室村 岩室村橋本村尻引村田子島村樋曽村
石瀬村 石瀬村金池原新田
船越村 久保田村南谷内村猿ヶ瀬村夏井村北野村西中村高畑村西船越村油島村新谷村横曽根村西長島村潟上村植野新田
和納村 高橋村富岡村上和納村下和納村津雲田村安尻村
鴻ノ巣村 鴻ノ巣村、本町村、原村

※間瀬村(当初 三島郡1896年(明治29年)から西蒲原郡)は合併せず独立。

  • 1901年(明治34年)11月1日 - 合併により、岩室村と和納村が発足。
岩室村 岩室村、石瀬村、船越村
和納村 和納村、鴻ノ巣村(本町、原)
  • 1955年(昭和30年)3月28日 - 岩室村と間瀬村が合併し岩室村となる。
  • 1960年(昭和35年)1月20日 - 岩室村と和納村が合併し岩室村となる。
  • 1960年4月1日 - 下和納、安尻を巻町へ分離。
  • 1960年4月 - 鴻ノ巣、本町を吉田町へ分離。

市町村合併[編集]

地域[編集]

岩室村は、合併した村名を継承する以下の大字で構成される。

岩室(いわむろ)
1889年(明治22年)まであった岩室村の区域。
橋本(はしもと)
1889年(明治22年)まであった橋本村の区域。現在の新潟市西蒲区橋本。
樋曽(ひそ)
1889年(明治22年)まであった樋曽村の区域。現在の新潟市西蒲区樋曽。
(さかえ)
1889年(明治22年)まであった尻引村と田子島村の区域。1967年(昭和42年)に統合。

産業[編集]

漁業[編集]

  • 間瀬漁港

文化[編集]

  • 岩室甚句

交通[編集]

鉄道[編集]

バス[編集]

道路[編集]

名所・旧跡・観光[編集]

脚注[編集]

注釈

出典

  1. ^ 北国街道と岩室宿の発展”. 新潟県. 2021年9月15日閲覧。
  2. ^ 北国街道”. 新潟市西蒲区. 2021年9月15日閲覧。
  3. ^ "岩室". 日本大百科全書(ニッポニカ). コトバンクより2021年9月15日閲覧
  4. ^ 絵図が語る古町誕生 4.日本海有数の賑わい交流拠点への発展”. 新潟ふるまち. 2021年9月15日閲覧。
  5. ^ 瀬古龍雄「新潟県における川汽船の発達 : 第一報 西川丸について」『交通史研究』第22巻、1989年、1-14頁、doi:10.20712/kotsushi.22.0_1 
  6. ^ 新潟県の金属加工産業池田庄治他著、国連大学人間と社会の開発プログラム研究報告、1982年
  7. ^ a b c d e f g 平成14年度市町村要覧:岩室村(新潟県) - ウェイバックマシン(2004年2月2日アーカイブ分)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]