豊栄市

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豊栄市
廃止日 2005年3月21日
廃止理由 編入合併
豊栄市 他11市町村 → 新潟市
現在の自治体 新潟市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県 新潟県
団体コード 15221-8
面積 76.85km²
総人口 49,273
推計人口、2005年3月1日)
隣接自治体 新潟市北蒲原郡聖籠町
新発田市阿賀野市
中蒲原郡横越町
市の木 ケヤキ
市の花 オニバス
市の鳥 オオヒシクイ
豊栄市役所
所在地 950-3393
新潟県豊栄市葛塚3197
北区役所(新潟市).JPG
画像は現在の新潟市北区役所(旧豊栄市役所)
外部リンク 新潟市北区役所
豊栄市の位置
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豊栄市(とよさかし)は、かつて新潟県に存在した2005年3月21日に新潟市との編入合併によって消滅し、現在は新潟市の政令指定都市移行により北区の一部となっている。

以下の記述は合併直前当時の旧豊栄市に関しての記述であり、現在では名称等が異なる場合がある。なお、ここに記述されていない内容に関しては新潟市などの記事を参照。

新潟市(旧西蒲原郡黒埼町を除く)への通勤率は35.8%(平成12年国勢調査)。

地理[編集]

越後平野の中で新潟市域の北東から東部端までに位置する新潟市内中心部から比較的交通アクセスのよい場所。市域の大半が標高0-4mと低く、また中心市街地に近づくほど標高が低く、近年でも幾度となく水害に苦しめられていた。

隣接していた自治体[編集]

市名の由来[編集]

古くはこの地域が越後国豊田荘にあたることと、郷土が豊かに栄えるようにということで、豊田の「豊」+「栄」えるとして第2回新町名選定委員会(1955年3月21日開催)にて決定された[1][2][3]

歴史[編集]

  • 1731年(享保16年) - 阿賀野川の水を排水するための松ヶ崎堀割が洪水により決壊し、阿賀野川の本流となったため、福島潟の水位が下がる。そのことにより現れた土地が開墾されたり、村落が形成されることにより人が集まり、後の中心市街地となる葛塚町が形成され始めた(新発田藩主の溝口のお殿様が福島潟上を渡っていた時に、葛が群生しておったため、葛塚と名づけられた。といわれている)。
  • 1888年(明治21年) - 内沼村と内沼新村が合併して内沼村となり、新鼻が新鼻村に、新鼻三囲が新鼻新田に改称する。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行にともなう合併により、葛塚村嘉山村太田古屋村鳥屋村島崎村笹山村藤井村長場村亀浦村越岡村大久保村三森村が発足。
  • 1890年(明治23年) - 太田古屋村と佐々木村大字則清村新田が合併し、太田古屋村となる。
嘉山村 嘉山村前新田新鼻村新鼻新田内沼村大月村高田村新田地先
太田古屋村 太田古屋村太田上古屋村
鳥屋村 鳥屋村仏伝新田早通村下早通村須戸新田
島崎村 木崎村内島見村樋ノ入村浦ノ入村
笹山村 笹山新田下大谷内新田浜浦谷内横土居新田
藤井村 藤寄村、笠柳村横井村
長場村 長場新田岡新田上堀田村下堀田村大月新田里飯野村
亀浦村 浦木村上土地亀新田下土地亀新田太子堂興野長戸呂新田の内字川原毛
越岡村 長戸呂村平林村十二新田山飯野村灰塚新田大迎村長戸呂新田の内字大瀬柳
大久保村 大久保新田太子堂村
三森村 高森村三ツ屋村森下新田高森新田

※葛塚村は合併せず独立

葛塚町 葛塚村、太田古屋村、嘉山村(嘉山、前新田、新鼻、新鼻新田)
岡方村 越岡村、大久保村、三森村
長浦村 長場村、亀浦村、嘉山村(内沼、大月、高田村新田地先)
木崎村 島屋村、島崎村、笹山村、藤井村(笠柳、横井 ※藤寄は聖籠へ)
  • 1922年(大正11年) - 木崎村小作争議。( - 1926年
  • 1955年(昭和30年)3月31日 - 北蒲原郡葛塚町、木崎村、岡方村の3町村が合併し、豊栄町(人口:26,122人)になる。町役場は旧葛塚町役場に設置。
  • 1959年(昭和34年)7月22日 - 北蒲原郡長浦村を編入合併。市制施行まで新潟県下最大人口規模の町(人口:34,625人)となる。
  • 1960年(昭和35年)4月1日 - 旧木崎村浜浦地区(現新潟市白勢町)が新潟市へ分町。(人口:34,256人)
  • 1962年(昭和37年)3月6日 - 町役場を現在地(豊栄市役所、豊栄支所を経て現北区役所)へ移転。
  • 1970年(昭和45年)11月1日 - 新潟県で21番目に市制施行(人口:32,715人)。人口規模は19番目。
  • 1978年(昭和53年)8月1日 - 北蒲原郡聖籠町との境界変更[4]
  • 1981年(昭和56年)9月1日 - 新発田市との境界変更[5]
  • 2005年(平成17年)3月21日 - 新潟市へ編入合併。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - 新潟市を政令指定都市に移行。旧豊栄市が北区の一部となる。
詳細は新潟市の行政区域の変遷を参照。

地域[編集]

葛塚地区
豊栄市の中心は豊栄駅周辺の葛塚(くずつか)を中心とした葛塚地域。古くからの市街地で、月に6回以上は(五十市)も開かれる。この葛塚を中心として商業地・住宅地の開発が進捗した。
1970年代後半以降[6]は豊栄駅北側でも開発が進み、現在では住宅地や商業地となっている。豊栄駅北西部の柳原、豊栄新潟東港IC周辺のかぶとやまの2地区は大型ショッピングセンターを中心とした郊外型店舗の集積地となっている。
また駅東側の太田(字法花鳥屋)にもマイカルが運営するショッピングセンターがあったが、親会社の経営難により閉店した。
早通地区
豊栄西部の早通地区では1960年代に県営アパートなどが建設されたのを機に、早通駅を中心とした宅地開発が急速に進んだ。
木崎地区
1970年代からは新新バイパスの開通を前に豊栄北部の木崎地区で「尾山ニュータウン」などの宅地開発が進んだ。いずれも交通の利便性を活かし、一躍新潟市のベッドタウンへと成長した。
長浦地区
南東部の長浦地域では、葛塚地区と新井郷川を挟んで隣接している川西地域が豊栄高校の新設および葛塚小学校の移転、美里地域が光晴中学校の新設を契機に宅地開発が行われた程度であり、その他は県道など幹線道路沿いに集落が続いている。
岡方地区
地区南西部の岡方地域では大規模な宅地開発が行われておらず、県道など幹線道路沿いに集落が続いている。

行政[編集]

  • 市長:小川竹二(5選目)

歴代町長[編集]

歴代市長[編集]

姉妹都市・友好都市等[編集]

教育[編集]

高等学校[編集]

小中学校[編集]

小学校
中学校

スポーツ[編集]

柔道が盛んであり、2009年の新潟国体の柔道開催地として選ばれている。1996年(平成8年)、豊栄市立(現新潟市立)木崎中学校は全国中学校バスケットボール大会で準優勝になった。また、2年後の1998年は、豊栄市立(現新潟市立)光晴中学校が全国中学校バスケットボール大会でベスト4に入るなど、バスケットボールが盛んな地域でもあったようである。

スポーツ施設[編集]

  • 豊栄市総合体育館

交通[編集]

鉄道路線[編集]

在来線
市域は東日本旅客鉄道(JR東日本)白新線の沿線となっており、市内には3つの駅がある。中心駅の豊栄駅には特急列車も停車する。県有の貨物路線である黒山駅分岐新潟東港専用線(新潟東港鉄道)は、黒山駅から分岐して新潟東港の南西部に至る。
豊栄市内の鉄道路線・駅
白新線
早通駅 - 豊栄駅 - 黒山駅

道路[編集]

高速道路
日本海東北自動車道
豊栄SA - 葛塚BS - 豊栄新潟東港IC
一般国道
市北部を東西に貫く国道7号新新バイパスは、土盛の連続立体交差方式となっている。

バス[編集]

市内を走る路線バスは、新潟交通グループ2社によって運営されている。

市北部を走る、万代シテイバスセンター - 大形本町 - 木崎 - 新発田営業所線は、新潟交通北が運行。他、万代シテイバスセンター - 大形本町 - 早通駅前 - 豊栄駅前線、万代シテイバスセンター - 大形本町 - 新潟競馬場線、市役所前(新潟) - 下山 - 松浜 - 新潟競馬場線については新潟交通が運行している。この他、新潟競馬場への臨時路線として、新潟駅南口 - 新新バイパス - 新潟競馬場線、豊栄駅前 - 新潟競馬場線、新発田駅前通 - 新潟競馬場線の3路線が運行されている。

日東道・葛塚BSには、県外線では新潟 - 山形線、県内線では県庁(新潟) - 中条 - 村上線が停車する。

また、新潟交通により 豊栄駅 - 月岡温泉間にシャトルバスが毎日運行されている。

港湾[編集]

新潟東港[編集]

新潟港を参照。豊栄市域にはガントリークレーンが3基設置されている。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

市内の主な施設[編集]

出身有名人[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

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注釈

出典

関連項目[編集]

外部リンク[編集]