小西徹郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
小西徹郎
Tetsuroh Konishi
生誕 (1968-06-06) 1968年6月6日(52歳)
日本の旗 日本山口県下松市
ジャンル アンビエント
電子音楽
環境音楽
ラウンジ・ミュージック
職業 演奏家
作曲家
担当楽器 トランペット
活動期間 2005年 -
レーベル en:Off-Record label
en:Peacelounge recordings
en:Loodma Recordings
en: OKUNI Co.Ltd
公式サイト [1]

小西 徹郎(こにし てつろう、1968年 - )は山口県生まれの演奏家作曲家エッセイスト

経歴[編集]

1968年、生まれ育ちは山口県下松市

幼少の頃からジャズに親しみ、ロック、ポップ、現代クラシック、アバンギャルド電子音楽などへ傾倒していった。

本格的な活動に入ったのは2005年。2006年に渡独しフランクフルト、ベルリンで演奏活動を行った。DTMによる作品が多く、2007年から現代舞踊舞踏など、舞踊作品の音楽を手がける。2010年からは、DTMによる音楽制作のみならず、トランペットを演奏しながら舞台の一演者となることが増える。[1]その他では、楽曲提供や、雑誌などでの執筆活動も行う。また、現代美術家との交流やコラボレーションから音以外の視覚や空間も音楽と捉えるようになった。コラボレーションにおいては、海外の音楽制作者との作品がベルギーのOff-Record label、ドイツのPeacelounge recordings等、レコードレーベルからリリースされている。

演奏スタイル・音楽性[編集]

2004年からトランペットによる即興演奏に於いてデジタルリヴァーブとディレイ等、エフェクターを使用し始める。トランペット独奏スタイルで世界観を追求し始めると同時に、サウンドスケープへの興味から独奏とサウンドスケープという音楽にも取り組みを始める。また、マウスピース(歌口)による鳥や動物の鳴き声、マウスピースを楽器に装着した状態でマウスピースを掌で叩く、楽器の抜き差し管を外して演奏し、楽器に息を吹き込み風の音を表現するなど、単旋律の音楽から特殊奏法を使用した音楽にも音楽性を広げていった。 2012年3月12日、日本音楽舞踊会議主催公演 「動き、所作、舞踊と音楽」にて自作品「Talk to me for Trumpet Solo」を彼自身の演奏で初演。調性のある旋律は存在せず、特殊奏法をふんだんに盛り込み、深い残響を取り入れた作品であった。 2016年からは現行のスタイルを継続しながら2018年5月26日に神田川で行われた都市楽師プロジェクト[2]等、アンプラグドでの演奏も再開している。

また、コラボレーション作品に於いてはアンビエント、テクノ、ラウンジミュージック、環境音楽等の電子音楽にトランペットの即興演奏を加えていくスタイルで行われており、録音に於いてもデジタルリヴァーブとディレイを取り入れたサウンドになっている。

活動[編集]

  • 2007年 韓国 大邱 啓明大学校 張有環ダンスカンパニーの第21回の音楽。[3](作曲・出演)
  • 2007年 韓国第38回Gumi City Dance Company (Kim Yong Chul 主宰) 公演の音楽。(作曲)
  • 2010年 フランス大使館 "No Man's Land"枯山水サラウンディング×KENZOKIライブ出演。
  • 2011年 文化庁平成23年度時代の文化を創造する新進芸術家育成事業現代舞踊新進芸術家育成 Project 2「時代を創る」 現代舞踊公演 清水フミヒト振付作品「FLOWER」の音楽、舞台出演
  • 2012年 福島現代美術ビエンナーレ2012”SORA”にパフォーマンスアート作品を出展(作曲・演奏・演出)
  • 2013年 新宿リビングデザインセンターOZONE パイオニア株式会社 「私の家時間〜秋を楽しむ5つのヒント」の会場音楽。(楽曲提供)
  • 2013年 公益財団法人 東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト トーキョーエクスペリメンタルフェスティバル8にパフォーマンス作品を出展。[4](作曲・出演)
  • 2014年 文化庁 (社)現代舞踊協会主催の「新進舞踊家海外研修員による現代舞踊公演」の音楽、(作曲・出演)
  • 2014年 枯山水サラウンディング 蟲聴きの会2014展示会編 (五感で感じる都市のなかの自然)への出演。[5]
  • 2015年 公益財団法人 岡山市スポーツ・文化振興財団/岡山市主催 岡山市芸術祭「駅舞」の音楽制作と音楽監督。(作曲・監修)
  • 2015年 公益財団法人 岡山市スポーツ・文化振興財団/岡山市主催 水と緑のアートプロジェクト 出演。(作曲・トランペット演奏)
  • 2018年 東京ワンダーアンダー ミズベリングプロジェクト 出演。(トランペット演奏)
  • 2018年 都市楽師プロジェクト 名橋たちの音を聴く 出演。(トランペット演奏)

●プロデュース

  • 2010年 平成22年度文化庁芸術祭参加公演「花岡陽子フラメンコ公演”Pasa la vida”」とKENZOとのコーディネート。[6]
  • 2013年 公益財団法人 岡山市スポーツ・文化振興財団/岡山市主催「水と緑のアートプロジェクト25AIR」。

●ワークショップ・講演

  • 2011年 ワークショップ「伝え合う喜び 自分を楽しく表現してみよう」[7]

●執筆

  • 2014年 管楽器マガジン ブラストライブ 「THE ART WALL」連載。
  • 2015年 音楽之友社 「これでOK!打楽器メンテナンス〜コンサートパーカッションのチューニングと調整〜」田中覚 著 の執筆協力。[8]
  • 2011年〜 月刊音楽の世界、季刊音楽の世界への執筆。「福島日記」「人・アート・思考塾」「風の放浪記」「The Eyes」「音楽と私」(連載)。

ディスコグラフィー[編集]

以下、参加作品含む

  • 2007年 Kra / "Creatures" (King Records)
  • 2007年 関 俊彦 / ”SANZO SONG COLLECTION RELOADED” (Frontier Works Inc)
  • 2010年 Firo / "Tender grain" (涼音堂茶舗)
  • 2010年 Echolocation / (Compilation)"Early morning breaks Vol.2" (Peacelounge recordings)
  • 2011年 Echolocation / (Compilation)"Early morning breaks Vol.3" (Peacelounge recordings)
  • 2012年 Echolocation/ "Platinum Wunderland" (Peacelounge recordings)
  • 2013年 Echolocation / "Klassik Lounge werk 11"(Klassik Radio)
  • 2013年 MINDEX / "Integrity" (Loodma Recordings)
  • 2014年 Why Sheep? / "Real times" (U/M/A/A Inc)
  • 2015年 MORGEN WURDE / "LETZTEN ENDES" (Off-Record label)
  • 2015年 Tetsuroh Konishi / "Sleep On The Sofa" (Off-Record label)
  • 2015年 Tetsuroh Konishi / "nanso"[9][10] (OKUNI Co.Ltd)
  • 2017年 Ai Kisaragi×Tetsuroh Konishi / "Moment Flow" (Off-Record label)
  • 2018年 Tetsuroh Konishi / "Breathing of the wind"[11](Off-Record label)
  • 2018年 MORGEN WURDE / "Als Je Zuvor" (Off-Record label)
  • 2018年 Ai Kisaragi×Tetsuroh Konishi / "Atmosphere" (Off-Record label)
  • 2020年 MORGEN WURDE / "Fur Immer"[12](Off-Record label)
  • 2020年 MORGEN WURDE&Tis / "Vermacht" (MixCult Records)
  • 2020年 Grenzwellen / (Compilation)"Grenzwellen Sieben" (Radio Hannover Grenzwellen)

主な受賞歴[編集]

  • 1985年 旺文社主催 全国学芸科学コンクール 作曲部門 銅賞
  • 2007年 ハルモニア杯音楽コンクール バンドアレンジ部門 審査員特別賞

所属団体[編集]

脚注・出典[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 月刊音楽の世界2010年10月号 P38~P40「対談:明日の歌をー楽友邂逅点ー」
  2. ^ 2018年6月10日 読売新聞に記事掲載
  3. ^ Dance forum(韓国)2008年2月号P26~P43
  4. ^ ブラストライブ 2014年Vol.30 P110「族々通信~アートな喇叭、発見~」
  5. ^ HiVi別冊Foyer(ホワイエ)Vol.68 P30 「楽しい記憶を求めて集う」~東洋と西洋、今と昔を五感でたゆたう「蟲聴きの会」~
  6. ^ 月刊音楽の世界 2010年11月号 P34~P39
  7. ^ ブラストライブ2012年Vol.23「"先輩発見"言葉にして吹いてみる」P36~P37
  8. ^ 季刊音楽世界2015年秋号 P31 書評
  9. ^ ブラストライブ 2015年 Vol.37 P82「楽器生活向上委員会通信弐」
  10. ^ STAR PEOPLE Vol.57 Winter 2015 P9 「SP news スターピープル編集部がお届けする最旬スピリチャルニュース~3 おくにの夜~」
  11. ^ CDジャーナル レビュー掲載 2018年5月号 P140
  12. ^ イタリアのmusic won't save youにてレビューが掲載された

外部リンク[編集]

  • 公式サイト「TETSUROH KONISHI It's artistic life [2]