宇多野駅

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宇多野駅*
北野白梅町方面ホーム(2007年3月)
うたの
Utano
B5 御室仁和寺 (0.4 km)
(0.5 km) 鳴滝 B3
地図
所在地 京都市右京区宇多野長尾町
北緯35度1分37.89秒 東経135度42分34.82秒 / 北緯35.0271917度 東経135.7096722度 / 35.0271917; 135.7096722座標: 北緯35度1分37.89秒 東経135度42分34.82秒 / 北緯35.0271917度 東経135.7096722度 / 35.0271917; 135.7096722
駅番号 B4
所属事業者 京福電気鉄道
所属路線 北野線
キロ程 2.1 km(北野白梅町起点)
駅構造 地上駅停留場
ホーム 2面1線
乗降人員
-統計年度-
508人/日
-2019年-
開業年月日 1925年大正14年)11月3日
* 2007年まで高雄口駅として営業
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宇多野駅(うたのえき)は、京都府京都市右京区宇多野長尾町にある京福電気鉄道北野線停留場。駅ナンバリングはB4

歴史[編集]

高雄口駅時代の駅名標。下には試用されていた頃のラインカラーや駅ナンバリングも見える。

開業時の停留場名は高雄口駅(たかおぐちえき)で、当地が停留場北西にある景勝地高雄への玄関口に当たる地であることに由来する[1]。かつての駅名標には、旧仮名遣いに則り平仮名で「たかぐち」と表記されていたのが特徴。ちなみにローマ字表記は「TAKAOGUCHI」となっていたが、近隣にある一部の観光案内図には「TAKAWOGUCHI」と表記されているものもあった。

年表[編集]

停留場構造[編集]

千鳥式ホーム2面1線を持つ地上駅。帷子ノ辻方面行きホームには東側のみに1ヶ所、北野白梅町方面行きホームには2ヶ所に出入り口がある。北野白梅町方面行きホームの向かい側に、かつて行き違い設備があったことを偲ばせる苔むしたホーム跡がある。

戦後は長らく北側ホームのみであったが、1982年の車両のワンマン式化に際し、現在の帷子ノ辻行きホームが新たに後付けで設けられた。

停留場周辺[編集]

当停留場と隣の鳴滝駅との間では、線路の両脇にソメイヨシノが植えられ桜並木となっており、「嵐電 桜のトンネル」と呼ばれている[3](画像については、京福電気鉄道北野線#桜のトンネルを参照)。近隣には寺院が多い。

その他[編集]

隣の停留場[編集]

京福電気鉄道
北野線
御室仁和寺駅 (B5) - 宇多野駅 (B4) - 鳴滝駅 (B3)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注[編集]

  1. ^ 山谷和弥『京の路面電車 駅名ものがたり』カギコウ、1991年、138頁。 
  2. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、8-9頁。 
  3. ^ 鳴滝(嵐電観光マップ)”. 嵐電(京福電気鉄道). 2013年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月6日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]