大村のマリナ
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大村の聖マリナ | |
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殉教者 | |
生誕 |
不詳 肥前国 大村 (現・ 長崎県 大村市) |
死没 |
1634年10月15日 江戸幕府 肥前国 長崎 西坂 |
崇敬する教派 | カトリック教会 |
列福日 | 1981年2月18日 |
列福場所 |
フィリピン マニラ |
列福決定者 | ヨハネ・パウロ2世 |
列聖日 | 1987年10月18日 |
列聖場所 | ローマ |
列聖決定者 | ヨハネ・パウロ2世 |
記念日 | 9月28日 |
大村のマリナ(おおむらのマリナ、生年不明 - 1634年10月15日)は、江戸時代前期のドミニコ会第3会修道女。カトリック教会の聖人。1987年に「聖トマス西と15殉教者」の一人として、長崎のマグダレナと共に日本人女性として初めてカトリック教会の聖人に列せられた[1]。
生涯
[編集]肥前国大村(現 長崎県大村市)にて誕生したといわれ、洗礼名がマリナである以外は不明である。宣教師の記録によれば、勇敢な女性であったといわれる。 ドミニコ会第3会の修道女として誓願を立て、迫害を受けた信者を励まし宣教師たちを助けた。マリナは長崎奉行に捕らえられ裸にされ市中引き回しにされたが、彼女はそれに恐れることなく耐え抜き、1634年10月15日長崎西坂の丘で火刑に処され殉教した[2]。
1981年、マニラで列福され、1987年にローマ教皇ヨハネ・パウロ2世によって列聖された[3]。
脚注
[編集]- ^ “聖トマス西と15殉教者”. カトリック中央協議会 (1988年8月30日). 2022年10月2日閲覧。
- ^ “Santa Marina di Omura Vergine e martire”. santiebeati.it. 2022年10月2日閲覧。
- ^ “Lawrence Ruiz, layman Dominic Ibáñez de Erquicia, O.P. James Kyushei Tomonaga, O.P. and 13 companions, Philippines, martyrs in Japan”. vatican.va (1987年10月18日). 2022年10月2日閲覧。