坂本奈々香
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 1996年9月6日(28歳) | |||
出身地 | 福岡県北九州市 | |||
ラテン文字 | Nanaka Sakamoto | |||
身長 | 176cm | |||
体重 | 63kg | |||
選手情報 | ||||
愛称 | ナナカ | |||
ポジション | OH | |||
指高 | 220cm | |||
利き手 | 右 | |||
スパイク | 304cm |
坂本 奈々香(さかもと ななか、1996年9月6日 - )は、日本の元女子バレーボール選手である。
来歴
福岡県北九州市出身[1]。小学3年次からバレーボールを始めた[1]。2010年12月に開催された全国都道府県対抗中学バレーボール大会の代表メンバーに、2年生ながら選抜され準優勝を果たし、優秀選手賞に輝いた[2]。翌年の同大会でも優秀選手賞を受賞した[3]。
高校は地元の強豪校である北九州高校に進学し、2012年のインターハイでベスト4進出の立役者となった[4]。
一方、全日本ユース・ジュニア代表にも選出され、2012年のアジアユースでは優勝を果たした[5]。
2014年6月、東京オリンピックの強化指定選手である「Team CORE」のメンバーに選出された[6]。同年9月に開催された第4回アジアカップ・バレーボール選手権初戦の対カザフスタン戦で4得点をあげ、シニア国際大会デビューを果たした[7][8]。引き続き同月に開催されたアジア競技大会にも出場し、4位入賞に貢献した[9]。
2014年12月、Vプレミアリーグのデンソーエアリービーズは、坂本ら3選手の内定を発表した[10]。2015年2月21日の対トヨタ車体戦に途中出場し、3得点をあげてプレミアデビューを果たした[11]。
2018年11月6日、デンソーは坂本の海外移籍を発表し2019年5月までドイツのシュヴェリーンSCでプレーする[12]。
エピソード
アジアカップ及びアジア競技大会のシニア代表に選出された際には「思ってもみなかった」と坂本は言うが[15]、対戦した韓国のエースであるキム・ヨンギョンをして、「上手い、あれで高校生か」と言わしめた[15][16]。目標は「東京オリンピック」と語っている[15]。
球歴
- 全日本ユース代表 - 2012年
- 全日本ジュニア代表 - 2014年
- 全日本U-23代表 - 2017年
- 出場歴
所属クラブ
- 萩が丘クラブ
- 北九州市立早鞆中学校
- 北九州市立槻田中学校
- 北九州高校(2012-2015年)
- デンソーエアリービーズ(2015-2018年)
- シュヴェリーンSC(2018-2019年)
- デンソーエアリービーズ(2019-2020年)
個人成績
Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[17]。
シーズン | 所属 | 出場 | アタック | ブロック | サーブ | レセプション | 総得点 | 備考 | |||||||||
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試合 | セット | 打数 | 得点 | 決定率 | 効果率 | 決定 | /set | 打数 | エース | 得点率 | 効果率 | 受数 | 成功率 | ||||
2014/15 | デンソー | 4 | 2 | 5 | 3 | 60.0% | % | 0 | 0.00 | 4 | 0 | 0.0% | 18.8% | 0 | 0.0% | 3 | 内定選手 |
2015/16 | 21 | 34 | 231 | 56 | 24.2% | % | 4 | 0.12 | 81 | 3 | 3.70% | 11.3% | 21 | 52.4% | 63 | ||
2016/17 | V・チャレンジリーグIのため、記録を記載せず | ||||||||||||||||
2017/18 | 21 | 69 | 644 | 183 | 28.4% | % | 12 | 0.17 | 224 | 13 | % | 10.9% | 439 | 46.6% | 208 | ||
2018/19 | % | % | % | % | % |
脚注
- ^ a b 「月刊バレーボール」2017年12月号臨時増刊 88ページ
- ^ 『月刊バレーボール』2011年2月号 69-70ページ
- ^ 『月刊バレーボール』2012年2月号 81ページ
- ^ バボちゃんネット. “インターハイ女子2012 ~勢力図 激変の夏~”. 2014年7月17日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “第9回アジアユース女子バレーボール選手権大会”. 2014年7月17日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “指導方法策定、普及事業、有望選手発掘、選手強化の4つを柱とする『Project CORE』発表記者会見を開催!”. 2014年6月27日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “第4回アジアカップ女子大会 - 全日本メンバー”. 2014年8月29日閲覧。
- ^ アジアバレーボール連盟. “VOLLEYBALL Match result”. 2014年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月8日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “第17回アジア競技大会(2014/仁川)女子バレーボール競技 - 試合結果”. 2014年10月3日閲覧。
- ^ デンソー・エアリービーズ. “デンソーエアリービーズへの新人選手・スタッフの加入について(2014.12.24)”. 2014年12月24日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “試合結果速報”. 2015年2月28日閲覧。
- ^ “坂本奈々香選手 海外移籍のお知らせ”. デンソー・エアリービーズ (2018年11月6日). 2018年11月12日閲覧。
- ^ 『2019-20シーズン 退団選手のごあいさつ』(プレスリリース)デンソーエアリービーズ、2020年5月25日 。2020年7月17日閲覧。
- ^ 「バレー女子23歳坂本が引退 高校生で日本代表入り、ドイツでもプレー」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2020年3月5日。2020年7月17日閲覧。
- ^ a b c バボchannet - 米虫 紀子. “目覚めた18歳 坂本奈々香のアジア大会”. 2014年10月3日閲覧。
- ^ 『月刊バレーボール』 2014年11月号 45ページ
- ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2018年8月19日閲覧。
外部リンク
- 坂本奈々香 - V.LEAGUEのプロフィール
- Pick up playervol16 坂本奈々香 - デンソーエアリービーズ特設サイト
- 春の高校バレーexpress2014 - 春のヒーロー&ヒロイン