原和之

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原 和之(はら かずゆき、1967年 - )は、日本の思想史学者、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はフランスの精神分析を中心としたヨーロッパ思想史精神分析学

人物[編集]

島根県出雲市出身。島根県立出雲高等学校[1]。1989年東京大学教養学部教養学科フランス分科卒、1992年同大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了、1991-1993年フランス政府給費留学生として留学、1991-1992年パリ高等師範学校、1992年パリ第一大学修士課程修了(哲学)、1993年パリ第四大学DEA課程修了(哲学)、2000年パリ第四大学にて博士号を取得(哲学史)電気通信大学専任講師、助教授を経て、2004年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻助教授、2007年より准教授(学校教育法改正による職名変更)。2018年教授に昇任。

著書[編集]

  • 『ラカン:哲学空間のエクソダス』 講談社、2002年
  • Amour et savoir : études lacaniennes, Collection UTCP, 2011年 

共編著[編集]

  • (分担執筆)原和之,表面のメメント---ラカンによる『侍女たち』,仲山昌樹編,『叢書アレテイア2 美のポリティクス』,御茶の水書房,2003年,pp. 169-210.
  • (分担執筆)原和之,「抵抗」するフランス---精神分析の言語論的展開への道,石井洋二郎・工藤庸子編,『フランスとその<外部>』,東京大学出版会,2004年,pp. 51-70.
  • (分担執筆)原和之,ラカンのクロノ=トポ=ロジー,塚本昌則・鈴木雅雄編,『〈前衛〉とは何か?〈後衛〉とは何か? 文学史の虚構と近代性の時間』,平凡社,2010年,pp. 325-350.
  • (book chapter) Kazuyuki HARA, Le postulat du désir : moment existentiel de la subjectivité lacanienne, Monique David-Ménard(ed.), Psychanalyse et philosophie : des liaisons dangereuses?, Paris, CampagnePremière, 2010, pp. 81-95.
  • (book chapter) Kazuyuki HARA, "Máquina de Lacan(Lacan Machine)" ou A Audição do Significante, in Richard Theisen Simanke(ed.), Filosofia da Psicanálise. Autoros, Diálogos, Problemas, São Carlos, EduFSCar, 2010, pp. 55-70.
  • (book chapter) Kazuyuki HARA, "D’un préalable à toute transformation possible de la subjectivité", in Coelen, Marcus, Nioche, Claire et Santos, Beatrix(éd.), Jouissance et souffrance, Paris, CampagnePremière, 2013, pp. 119-139.
  • (分担執筆)原和之,救済の二つの時間:三島を用いてラカンを,井上隆史・久保田裕子・田尻芳樹・福田大輔・山中剛史編,『混沌と抗戦:三島由紀夫と日本、そして世界』,水声社,2016年11月,pp. 331-345.

翻訳[編集]

  • ミシェル・フーコー『主体の解釈学』,廣瀬浩司・原和之訳,筑摩書房,2004年
  • ジャック・ラカン『無意識の形成物(上)』,佐々木孝次・原和之・川崎惣一訳,岩波書店,2005年
  • ジャック・ラカン『無意識の形成物(下)』,佐々木孝次・原和之・川崎惣一訳,岩波書店,2006年
  • ジャン・ウリ『精神医学と制度精神療法』,廣瀬浩司・原和之訳,春秋社,2016年

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『週刊朝日』1985年東京大学合格者高校別一覧