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北鈴川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北鈴川駅
きたすずかわ
Kita-Suzukawa
御園 (5.1 km)
(5.7 km) 喜茂別
所在地 北海道虻田郡喜茂別町字鈴川
北緯42度45分55.1秒 東経140度58分25.7秒 / 北緯42.765306度 東経140.973806度 / 42.765306; 140.973806座標: 北緯42度45分55.1秒 東経140度58分25.7秒 / 北緯42.765306度 東経140.973806度 / 42.765306; 140.973806
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 胆振線
キロ程 53.5 km(伊達紋別起点)
電報略号 キス
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1941年昭和16年)10月12日[1]
廃止年月日 1986年昭和61年)11月1日[2]
備考 胆振線廃線に伴い廃駅[1]
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1976年の北鈴川駅と周囲約500m範囲。右下が伊達紋別方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

北鈴川駅(きたすずかわえき)は、かつて北海道後志支庁虻田郡喜茂別町字鈴川に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)胆振線廃駅)である。電報略号キス事務管理コードは▲131909[3]

歴史

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駅名の由来

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もともと同地は上尻別と呼ばれていたが、「鉄道建設の時付近一帯にスズランがあった[7]」ことと、当地に1902年(明治35年)に入植した南部出身の鈴木与助の名前から「鈴」、尻別川から「川」をとり「鈴川」とし[7][8]、すでに静岡県東海道本線に鈴川駅(現:吉原駅)があるため「北」を冠した[7]

駅構造

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廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の北側(倶知安方面に向かって右手側)に存在した[9]転轍機を持たない棒線駅となっていた。かつては2面2線の相対式ホームを有する、列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった南側の1線は交換設備運用廃止後に線路、ホーム共に撤去されていた[9]

無人駅となっており、有人駅時代の駅舎は一部改修され、正面の事務室部分の窓は塞がれていた[9]。駅舎は構内の北側に位置し、ホームから少し離れていた[9]

利用状況

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  • 1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は47人[9]

駅周辺

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駅跡

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2001年(平成13年)時点では駅跡地に新しい住宅が建築されており[11]、2010年(平成22年)時点でも同様であった[12]公営住宅の敷地になっている。

隣の駅

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日本国有鉄道
胆振線
御園駅 - 北鈴川駅 - 喜茂別駅

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、859頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b 「日本国有鉄道公示第109号」『官報』1986年10月14日。
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、226頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第383号」『官報』1971年9月30日。
  5. ^ 「通報 ●胆振線蟠渓駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年9月30日、11面。
  6. ^ 「営業体制近代化」『交通新聞』交通協力会、1971年10月6日、1面。
  7. ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、80頁。ASIN B000J9RBUY 
  8. ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 147. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 
  9. ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)93ページより。
  10. ^ a b c d 書籍『北海道道路地図 改訂版』(地勢堂、1980年3月発行)7ページより。
  11. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩くVIII』(JTBパブリッシング2001年8月発行)70ページより。
  12. ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)154ページより。

関連項目

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