兵科記号 (北大西洋条約機構)

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北大西洋条約機構式の兵科記号について解説する。

北大西洋条約機構において、共同作戦の標準化のために兵科記号標準化されている。兵科記号についてはAPP-6Aの名称で標準化され、最終改定は1999年である。主としてアメリカ軍が用いてきたものを基としている。

陸上部隊の兵種表示[編集]

陸上部隊の兵種表示は横長の四角形をベースに、その枠内に兵種を示すものが記載されている。

陸上部隊の部隊規模表示[編集]

兵種表示の上部に記号によって部隊規模を示している。

シンボル 名称 人数 従属部隊 指揮官
XXXXXX 総軍 多数 2以上の軍集団 元帥又は大将
XXXXX 軍集団 多数 2以上の軍団 元帥又は大将
XXXX 50,000から60,000ないしはそれ以上 2以上の軍団 元帥又は大将
XXX 軍団 30,000以上 2以上の師団 中将
XX 師団 10,000から20,000 2から4の旅団又は連隊 少将
X 旅団 2,000から5,000 2以上の連隊又は大隊 少将又は准将又は大佐
III 連隊 2,000から3,000 3から4の大隊 大佐
II 大隊 300から1,000 2から6の中隊 中佐
I 中隊 60から250 2以上の小隊 少佐又は大尉
••• 小隊 30から60 2以上の分隊 中尉又は少尉
••又は• 分隊 8から12 2以上の班 軍曹から兵長
Ø 4から6 なし 伍長から上等兵

例示[編集]

記号の右側に親部隊の名称・番号を左側に自部隊の名称・番号を記載する。次の例では第42大隊A中隊(機械化歩兵)を示している。 APP-6a Example1.png

また、アメリカ海兵隊第1海兵遠征軍第1海兵師団第3海兵航空団第1海兵兵站群)の兵科記号による編成を下に示す。 1st Marine Expeditionary Force.png