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久我なつみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

久我 なつみ(くが なつみ、1954年7月24日- )は、日本エッセイスト作家、元画家美術に関する著書を多く執筆する。

京都市生まれ。父邦光史郎、母田中阿里子はともに作家。同志社女子高等学校同志社大学文学部英文科卒業。YMCA英語講師のかたわら美術を学ぶ。新制作展入選3回。関西新制作展入選2回。1998年『フェノロサと魔女の町』で第5回蓮如賞[1]、2005年『日本を愛したティファニー』で第53回日本エッセイストクラブ賞受賞[2]。日本文学についての著述もある。

著書

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単著

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共著

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  • 糺の森財団編『下賀茂神社今昔 蘇る古代祭祀の風光』淡交社、2005年
  • 日本エッセイスト・クラブ編『こころを言葉に』集英社、2007年
  • 解説『新版古寺巡礼 京都第11巻 銀閣寺』他は有馬頼底梅原猛監修、淡交社 、2007年
  • 中宮寺門跡監修、中世日本研究所、キャサリン・ルドビック編『中宮寺門跡』光村推古書院、2009年
  • 図録『ルイス・C・ティファニー ステンドグラスギャラリー』似鳥美術館・小樽芸術村、2018年

脚注

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  1. ^ 蓮如賞 第1回~第7回”. 本願寺維持財団. 2014年8月29日閲覧。
  2. ^ エッセイスト賞決まる 久我なつみさんら”. 47NEWS (2005年6月16日). 2014年8月29日閲覧。

参考文献

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  • 文藝年鑑