中山智幸

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中山 智幸
(なかやま ともゆき)
誕生 (1975-08-26) 1975年8月26日(48歳)
日本の旗 日本 鹿児島県鹿屋市
職業 小説家
最終学歴 西南学院大学文学部卒業
主な受賞歴 第101回文學界新人賞(2005年)
デビュー作 「さりぎわの歩き方」(2005年)
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中山 智幸(なかやま ともゆき、1975年8月26日-)は、日本小説家鹿児島県鹿屋市出身。

経歴[編集]

熊本市立高平台小学校熊本市立京陵中学校熊本県立熊本北高等学校英語科を経て、西南学院大学文学部卒業[要出典]

2005年、「さりぎわの歩き方」で第101回文學界新人賞受賞しデビュー[1]2008年、「空で歌う」で第138回芥川賞候補[1]。2016年、第47回福岡市文学賞小説部門受賞[2]

作品リスト[編集]

単行本[編集]

  • 『さりぎわの歩き方』(2007年6月、文藝春秋
    • さりぎわの歩き方 - 『文學界』2005年12月号
    • 長い名前 - 『文学界』2007年3月号
  • 『空で歌う』(2008年2月、講談社
    • 空で歌う - 『群像』2007年8月号
    • 木曜日に産まれた - 『文學界』2007年12月号
  • 『ありったけの話』(2008年9月、光文社
  • 『ブラスデイズ』(2012年7月、NHK出版
  • 『ペンギンのバタフライ』(2015年10月、PHP研究所 / 2021年11月、PHP文芸文庫)
    • さかさまさか - 書き下ろし
    • バオバブの夜 - 『文蔵』2013年6月号
    • ふりだしにすすむ - 『Happy Box』(2012年3月、PHP研究所)
    • ゲイルズバーグ、春 - 書き下ろし
    • 神様の誤送信 - 書き下ろし
    • エピローグ(文庫版のみ) - 書き下ろし
  • 『暗号のポラリス』(2015年11月、NHK出版)

アンソロジー収録[編集]

  • 「ふりだしにすすむ」 - 『Happy Box』(2012年3月、PHP研究所 / 2015年11月、PHP文芸文庫)
  • 「どうしてパレード」 - 『村上春樹への12のオマージュ いまのあなたへ』(2014年5月、NHK出版)

単行本未収録作品[編集]

  • 王さま消えたその後で - 『文學界』2006年4月号
  • まわるもの - 『群像』2006年5月号
  • 次のレース - 『群像』2006年11月号
  • 平坦な町 - 『群像』2008年1月号
  • あとのこと - 『群像』2008年12月
  • 望遠 - 『文藝』2010年冬季号
  • リボルバー8 - 『文學界』2011年10月
  • ピーナッツ - 『文學界』2012年9月
  • おまえは家族を愛していない - 『文藝』2017年夏季号

脚注[編集]

  1. ^ a b 中山智幸 | 人名事典”. www.php.co.jp. PHP研究所. 2022年4月29日閲覧。
  2. ^ 市文化賞・市民文化活動功労賞・市文学賞 受賞者決定(敬称略)”. 福岡市 (2017年2月27日). 2022年4月29日閲覧。

外部リンク[編集]