中央公論美術出版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
中央公論美術出版
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
101-0051
東京都千代田区神田神保町1-10-1
IVYビル6F
設立 1956年(昭和31年)10月
業種 情報・通信業
事業内容 出版業
代表者 代表取締役社長 日野啓一[1]
関係する人物 栗本和夫
外部リンク www.chukobi.co.jp
テンプレートを表示

中央公論美術出版(ちゅうおうこうろんびじゅつしゅっぱん)は、美術・建築関連を中心とする学術出版社。1956年に、戦前・戦後の旧中央公論社の幹部だった栗本和夫により創業された[2]。現在の中央公論新社(読売系)は株主ではあるが、編集上の関係はない。

概要[編集]

主な刊行書籍は、研究者の集大成として著作や、(下記の)著名な美術史家・建築史関連で大部な古典訳書、歴史資料集成などで、顧客も専門家、研究者、図書館向けが大半だが、一般的な美術書も多数刊行している。

最初の出版物は「池大雅画譜」で、以後「浦上玉堂画譜」のほか、安藤広重葛飾北斎などの浮世絵、良寛斎藤茂吉會津八一村上華岳安田靫彦前田青邨奥村土牛上村松篁などの複製品や書画集を発刊しており、また芸術家自身が執筆した一次資料の収集にも力を入れている[2]

自ホームページ内の会社案内説明によれば、「しかし小社の出版事業の根幹は 「日本彫刻史基礎資料集成」、「日本建築史基礎資料集成」 に代表される学術的な専門書であり、各種の美術史や建築史の論文集や著作集、数世紀に亘って読み継がれてきた諸外国の名著の紹介などであります」と説明している[2]

1990年代に『バウハウス叢書』(全14巻別巻2)や、エルヴィン・パノフスキー『芸術学の根本問題』を刊行。他に、古典ではアルベルティの訳書、近代建築ではフランク・ロイド・ライトの自伝ほか、中国美術では『米芾「画史」註解 〈上下〉』(古原宏伸訳・解説)等々、多数の原典訳本の出版がある。

日本美術の分野では、小松茂美が、中央公論社で編著『平家物語絵巻』(全12巻)を刊行後、大著『平家納経 平清盛とその成立』を刊行している。また仏教美術研究者の著作を多く刊行している。

2007年から「日本美術年鑑」の出版を、国立印刷局(旧大蔵省印刷局)より引き継いでいる。

2016年6月20日、代表取締役社長に日野啓一が昇任[1]。旧社長小菅勉は退任し顧問へ、取締役石井一夫は退任した[1]

所在地[編集]

2015年(平成27年)4月22日までは、〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-7 読売中公ビル2階。

同年4月27日より、〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 1-10-1 IVYビル6Fへ移転した[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 中央公論美術出版、新社長に日野啓一氏”. 新文化通信社 (2016年7月5日). 2016年8月28日閲覧。
  2. ^ a b c d 会社案内”. 中央公論美術出版. 2016年8月28日閲覧。

外部リンク[編集]