ラスト・レコード・アルバム
| 『ラスト・レコード・アルバム』 | ||||
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| リトル・フィート の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | ロック、ブルースロック | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
| プロデュース | ローウェル・ジョージ | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| チャート最高順位 | ||||
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| リトル・フィート アルバム 年表 | ||||
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『ラスト・レコード・アルバム』（原題：The Last Record Album）は、アメリカ合衆国のロック・バンド、リトル・フィートが1975年に発表した5作目のスタジオ・アルバム。
背景[編集]
アルバム・タイトルは、ピーター・ボグダノヴィッチの監督映画『ラスト・ショー』（原題：The Last Picture Show）のパロディである[2]。音楽的には、ビル・ペインとポール・バレアによりジャズ色が持ち込まれ始めた作品とみなされている[3][4]。
反響・評価[編集]
Billboard 200では36位に達し、バンドにとって2作目の全米トップ200アルバムとなった[1]。Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「グループは音楽的に『アメイジング!』のパート2を目指したのだろうが、ジョージによる音作りは平板で、率直に言って満足のいくアルバムには仕上がらなかった」と評している[5]。
収録曲[編集]
- Side 1
- ロマンス・ダンス - "Romance Dance" (Paul Barrère, Kenny Gradney, Bill Payne) - 3:50
- オール・ザット・ユー・ドリーム - "All That You Dream" (P. Barrère) - 3:52
- ロング・ディスタンス・ラヴ - "Long Distance Love" (Lowell George) - 2:42
- デイ・オア・ナイト - "Day or Night" (B. Payne, Fran Tate) - 6:26
- Side 2
- ワン・ラヴ・スタンド - "One Love Stand" (P. Barrère, K. Gradney, B. Payne) - 4:25
- ダウン・ビロウ・ザ・ボーダーライン - "Down Below the Borderline" (L. George) - 3:45
- サムバディズ・リーヴィン - "Somebody's Leavin'" (B. Payne) - 5:08
- マーシナリィ・テリトリィ - "Mercenary Territory" (L. George, Richie Hayward) - 4:24
CDボーナス・トラック[編集]
10.と11.は、元々はライヴ・アルバム『ウェイティング・フォー・コロンブス』のオリジナルLPに収録されていた[3]。
- "ボーナス・アナウンスメント" - "Bonus Announcement" - 0:07
- ドント・ボガート・ザット・ジョイント - "Don't Bogart That Joint" (Elliot Ingber, Lawrence Wagner) - 1:03
- アポリティカル・ブルース - "Apolitical Blues" (L. George) - 3:50
カヴァー[編集]
- オール・ザット・ユー・ドリーム
- リンダ・ロンシュタット - アルバム『ミス・アメリカ』（1978年）に収録[6]。なお、ロンシュタットはリトル・フィートのライブにおいても同曲でゲスト・ボーカリストを務め、その模様はリトル・フィート名義のコンピレーション・アルバム『軌跡』（1981年）に収録された[7]。
- ロング・ディスタンス・ラヴ
- ニコレット・ラーソン - アルバム『レディオランド』（1980年）に収録[8]。
- 桑田佳祐 - トリビュート・アルバム『ロックンロール・ドクター〜ローウェル・ジョージ・トリビュート・アルバム』（1997年）に提供[9]。
- ワン・ラヴ・スタンド
参加ミュージシャン[編集]
- ローウェル・ジョージ - ボーカル、スライドギター
- ポール・バレア - ボーカル、ギター
- ビル・ペイン - ボーカル、ピアノ、エレクトリックピアノ、モーグ・シンセサイザー
- ケニー・グラッドニー - ベース
- リッチー・ヘイワード - ドラムス、バックグラウンド・ボーカル
- サム・クレイトン - コンガ
アディショナル・ミュージシャン
- タワー・オブ・パワー - ホーン・セクション
- ジョン・ホール - ギター(on #2)
- フラン・テイト、ヴァレリー・カーター - バックグラウンド・ボーカル(on #3, #5)
脚注[編集]
- ^ a b “Little Feat - Awards”. AllMusic. 2016年3月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月24日閲覧。
- ^ 日本初回盤LP (P-10070W)、再発CD共通ライナーノーツ（小倉エージ）
- ^ a b 1988年再発CD (256 156)英文ライナーノーツ
- ^ “Talkin' With Bill Payne of Little Feat”. Rhino Entertainment (2014年3月4日). 2023年8月24日閲覧。
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “Little Feat - The Last Record Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年8月24日閲覧。
- ^ “September 1978: Linda Ronstadt Releases LIVING IN THE USA”. Rhino Entertainment (2022年9月19日). 2023年8月24日閲覧。
- ^ “Make It a Double: Little Feat, HOY-HOY!”. Rhino Entertainment (2018年4月5日). 2023年8月24日閲覧。
- ^ “Picks and Pan Review: Radioland”. People (1981年2月23日). 2018年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月24日閲覧。
- ^ “ロックンロール・ドクター〜ローウェル・ジョージ・トリビュート・アルバム (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2023年8月24日閲覧。
- ^ Carly Simon - Another Passenger (1976, Vinyl) - Discogs
