フーフトクラッセ (サッカー)

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フーフトクラッセ
加盟国 オランダの旗 オランダ
大陸連盟 UEFA
参加クラブ 64
リーグレベル 第5部
上位リーグ デルデ・ディヴィジ
下位リーグ エールステ・クラッセ
国内大会 KNVBカップ
2016-17

フーフトクラッセ: Hoofdklasse: Head Class)は、かつてオランダのサッカーリーグ。エールディヴィジエールステ・ディヴィジに次ぐ第3のリーグだった。現在はアマチュアとしてトップクラッセに次ぐの第2のリーグである。実際の発音はホーフトクラッセ

概要[編集]

フーフトクラッセはサタデーサンデーの2つのセクションに分かれている。この分類はもともとpillarisationという社会システムによるもの、簡略に言えば宗教の違いによるものである。

つまり、日曜を安息日としているため日曜にはプレーできないプロテスタントのクラブをサタデークラブ、主にカトリックや労働階級者のクラブなど日曜にプレーするクラブをサンデークラブと呼んだ。柱石化のシステムが終わった現在でもこの当時のグループ分けをそのまま踏襲している。サタデーフーフトクラッセサンデーフーフトクラッセはどちらもさらに3つのリーグに分かれている。

  • サタデーフーフトクラッセAとサンデーフーフトクラッセAはオランダ西部
  • サタデーフーフトクラッセBとサンデーフーフトクラッセBはオランダ中央部とオランダ南部
  • サタデーフーフトクラッセCとサンデーフーフトクラッセCはオランダ北部と東部

シーズン終了後、サタデーA・B・Cのチャンピオン同士が戦いサタデーチャンピオンを決める。同様に決まったサンデーチャンピオンとサタデーチャンピオンがアマチュアチームの頂点をかけて戦うことになる。

降格・昇格[編集]

フーフトクラッセの下位リーグであるエールステ・クラッセへの降格、エールステ・クラッセからフーフトクラッセへの昇格が行われる。しかし、当時のオランダサッカーにおいて、2部(エールステ・ディヴィジ)までがプロで、当リーグより下の階級はアマチュアとそれぞれ棲み分けをしていたことから、上位リーグであるエールステ・ディヴィジ移譲のクラスには原則的に昇格はできず、またエールステ・ディヴィジからの降格も原則的に行われなかった。

これは現在のJリーグと同様のシステムだったが、2010年-2011年シーズンより、トップクラッセが設立され、フーフトクラッセからエールステ・ディビジへの昇格のチャンスが広がることが決まった(2010年10月放送「FIFAフットボール・ムンディアール」より)。

※但し、Jリーグの事実上下位組織であるジャパンフットボールリーグ日本フットボールリーグはアマチュアのトップカテゴリーとなっているが、オランダのようなプロ・アマの完全な棲み分けではなく、Jリーグ入りを標榜するクラブについてはJリーグ百年構想クラブ(準会員)の制度があり、JFLで好成績を挙げればJリーグ(1999年-2013年はJ2リーグ、2014年以後はJ3リーグ)昇格の可能性がある。この点がオランダとは一部異なっていた。

歴代優勝クラブ[編集]

シーズン サタデーチャンピオン サンデーチャンピオン 全国チャンピオン
1974-75 スパイケニッセ FCエメン スパイケニッセ
1975-76 アイセルメールフォーゲルス Limburgia アイセルメールフォーゲルス
1976-77 アイセルメールフォーゲルス レーデン アイセルメールフォーゲルス
1977-78 ACV ホーヘフェーン ACV
1978-79 DOVO ROHDA Raalte ROHDA Raalte
1979-80 ノールドヴァイク Xerxes ノールドヴァイク
1980-81 DOSカンペン RKCヴァールヴァイク RKCヴァールヴァイク
1981-82 アイセルメールフォーゲルス RKCヴァールヴァイク RKCヴァールヴァイク
1982-83 アイセルメールフォーゲルス DHC アイセルメールフォーゲルス
1983-84 アイセルメールフォーゲルス ヘルドロップ ヘルドロップ
1984-85 SVスパーケンブルフ DHC SVスパーケンブルフ
1985-86 ACV TOPオス ACV
1986-87 ACV ヘルドロップ ヘルドロップ
1987-88 DOSカンペン De Treffers DOSカンペン
1988-89 Heerjansdam RCH RCH
1989-90 Rijnsburgse Boys ヘルドロップ ヘルドロップ
1990-91 クイック・ボーイズ De Treffers De Treffers
1991-92 クイック・ボーイズ レーデン クイック・ボーイズ
1992-93 カトヴァイク ホラント カトヴァイク
1993-94 カトヴァイク Stevo カトヴァイク
1994-95 アイセルメールフォーゲルス ホラント アイセルメールフォーゲルス
1995-96 スヘフェニンゲン バロニエ スヘフェニンゲン
1996-97 VVOG バロニエ バロニエ
1997-98 アイセルメールフォーゲルス De Treffers De Treffers
1998-99 アイセルメールフォーゲルス HSC'21 HSC'21
1999-2000 カトヴァイク アキレス1894 カトヴァイク
2000-01 FCリッセ バロニエ バロニエ
2001-02 ハイゼン AGOVVアペルドールン AGOVVアペルドールン
2002-03 ハイゼン Türkiyemspor ハイゼン
2003-04 クイック・ボーイズ HSC'21 クイック・ボーイズ
2004-05 ASWH Argon ASWH
2005-06 アイセルメールフォーゲルス Türkiyemspor アイセルメールフォーゲルス
2006-07 アイセルメールフォーゲルス SVアルゴン SVアルゴン
2007-08 FCリッセ ホランディア・フーム FCリッセ
2008-09 レインスブルグ ボーイズ WKE WKE
2009-10 アイセルメールフォーゲルス VV Gemert アイセルメールフォーゲルス
2010-11 Noordwijk, GVVV, SVZW HBS, UNA, HSC '21 年間優勝決定戦なし
※2010-11年度のシーズンについては、次年度からのトップクラッセへの発展解消に伴い、年間優勝決定戦は開催せず、土曜日・日曜日それぞれ3組に分けてリーグ戦を行った。この3チームはそのまま年間優勝とみなしたうえで、各組の上位3クラブずつ・9チームが次年度のエールステ・ディヴィジ昇格をかけたプレーオフをやはり曜日別に開催した。
昇格の決定は、まず3チームずつ3組による1回総当たり(2試合)のリーグ戦を行い、そこでの1位、または2位の3クラブのうちで最も成績の良かったワイルドカードの1クラブを加えた4チームが一発勝負のトーナメントを行い、その結果、サタデー組はVVモントフォールト、サンデー組はWKEが優勝し、2010-11シーズンのエールステディヴィジの下位2チームと自動入れ替えとした。(ただし当初エールステ・ディヴィジに加盟していたハーレムが経営破たんし途中で出場辞退となったため、自動降格は最下位のオスだけだった)

サタデーチャンピオン[編集]

回数 クラブ
11 アイセルメールフォーゲルス
3 ACV, カトヴァイク, ハイゼン, クイック・ボーイズ
2 DOSカンペン, FCリッセ,Rijnsburgse Boys
1 SVスパーケンブルフ, ノールドヴァイク, Heerjansdam,
スパイケニッセ, DOVO, VVOG, スヘフェニンゲン, ASWH

サンデーチャンピオン[編集]

回数 クラブ
3 バロニエ, ヘルドロップ, De Treffers
2 SVアルゴン, HSC'21, ホラント, レーデン, DHC, RKCヴァールヴァイク, Türkiyemspor
1 アキレス1894, RCH, FCエメン, AGOVVアペルドールン, TOPオス,
Limburgia, レーデン, ホーヘフェーン, Xerxes, Stevo, ROHDA Raalte, ホランディア・フーム,WKE, Gemert

全国チャンピオン[編集]

クラブ別[編集]

回数 クラブ
6 アイセルメールフォーゲルス
3 カトヴァイク, ヘルドロップ
2 ハイゼン, クイック・ボーイズ, バロニエ, De Treffers, ACV, RKCヴァールヴァイク
1 ASWH, AGOVVアペルドールン, HSC'21, スヘフェニンゲン, RCH, DOSカンペン,
SVスパーケンブルフ, ROHDA Raalte, ノールドヴァイク, スパイケニッセ, SVアルゴン, FC Lisse

曜日別[編集]

曜日 合計優勝数
サタデー 21 1975, 1976, 1977, 1978, 1980, 1983, 1985, 1986, 1988, 1992,
1993, 1994, 1995, 1996, 2000, 2003, 2004, 2005, 2006, 2008,2010
サンデー 15 1979, 1981, 1982, 1984, 1987, 1989, 1990, 1991, 1997, 1998,
1999, 2001, 2002, 2007,2009
※2011年は統一王者決定戦はなし。