フロント・ページ (1974年の映画)

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フロント・ページ
The Front Page
監督 ビリー・ワイルダー
脚本 ビリー・ワイルダー
I・A・L・ダイアモンド
原作 ベン・ヘクト
チャールズ・マッカーサー
フロント・ページ英語版
製作 ポール・モナシュ英語版
製作総指揮 ジェニングス・ラング
出演者 ジャック・レモン
ウォルター・マッソー
スーザン・サランドン
音楽 ビリー・メイ英語版
撮影 ジョーダン・クローネンウェス
編集 ラルフ・E・ウィンタース
製作会社 ユニバーサル・ピクチャーズ
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 アメリカ合衆国の旗 1974年12月17日
日本の旗 1975年5月
上映時間 105分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $4,000,000(見積値)[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $15,000,000[2]
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フロント・ページ』(The Front Page)は1974年アメリカ合衆国ブラック・コメディ映画。ベン・ヘクトチャールズ・マッカーサーによる1928年初演の戯曲『フロント・ページ英語版』をビリー・ワイルダー監督が映画化した作品。

同原作戯曲の映画化は1931年の『犯罪都市』、1940年の『ヒズ・ガール・フライデー』に続き、3度目である。また1988年に『スイッチング・チャンネル』として再映画化されている。

ストーリー [編集]

1920年代後半のシカゴを舞台に、落ち着いた生活を望む新聞記者と、根っからの猟犬である彼を手駒にスクープをものにしようとする編集長のドタバタ振りを描く。ヒルディが恋人と大都会から離れようと準備していたとき、死刑囚脱走の報が新聞社に届いて…。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
フジテレビ
ヒルデブランド・’ヒルディ’・ジョンソン
(退職を考えている敏腕記者)
ジャック・レモン 愛川欽也
ウォルター・バーンズ
シカゴ・エグザミナー紙デスク)
ウォルター・マッソー 上條恒彦
モリー・マロイ
(ウィリアムズの友人の街の女)
キャロル・バーネット 此島愛子
ペギー・グラント
(ヒルディの恋人)
スーザン・サランドン 鈴木弘子
ハートマン署長(ピート) ヴィンセント・ガーディニア 滝口順平
ロイ・ベンシンガー
シカゴ・トリビューン紙の記者)
デヴィッド・ウェイン  大木民夫
クルガー アレン・ガーフィールド
アール・ウィリアムズ
死刑囚
オースティン・ペンドルトン
マーフィー チャールズ・ダーニング
シュワルツ ハーブ・エデルマン
マックス・J・エッゲルホッファー博士
ウィーンの医師で心理学者
マーティン・ゲイベル英語版
市長(ハービー) ハロルド・グールド
ブランケット ポール・ベネディクト
ジャコービ クリフ・オズモンド英語版
マクヒュー ディック・オニール
ルディ・ケプラー
(ヒルディの後任の新米記者)
ジョン・コークス英語版
不明
その他
加藤修
西川幾雄
細井重之
今西正男
北村弘一
徳丸完
糸博
緒方賢一
石丸博也
鈴木れい子
清川元夢
水鳥鉄夫
筈見純
仲木隆司
有馬瑞香
向殿あさみ
演出 山田悦司
翻訳 山田実
効果 PAG
調整 栗林秀年
制作 グロービジョン
解説 高島忠夫
初回放送 1980年9月19日
ゴールデン洋画劇場

作品の評価[編集]

映画批評家によるレビュー[編集]

Rotten Tomatoesによれば、24件の評論のうち高評価は67%にあたる16件で、平均点は10点満点中6.20点となっている[3]Metacriticによれば、8件の評論のうち、高評価は3件、賛否混在は5件、低評価はなく、平均点は100点満点中62点となっている[4]

受賞歴[編集]

映画祭・賞 部門 候補 結果
ゴールデングローブ賞 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) ノミネート
主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) ジャック・レモン
ウォルター・マッソー

出典[編集]

  1. ^ The Front Page (1974)” (英語). IMDb. 2020年5月9日閲覧。
  2. ^ The Front Page (1974) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2020年5月9日閲覧。
  3. ^ The Front Page (1974)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年12月21日閲覧。
  4. ^ The Front Page (1974) Reviews” (英語). Metacritic. 2020年12月21日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]