フィプロニル

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フィプロニル
フィプロニルの構造式
フィプロニルのスティックモデル{{{画像alt1}}}
識別情報
CAS登録番号 120068-37-3
KEGG D01042
特性
化学式 C12H4Cl2F6N4OS
モル質量 437.15
密度 1.477-1.626
融点

200.5

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

フィプロニル(英:fipronil)とは、バイエルクロップサイエンスの前身であるローヌ・プーランが開発したフェニルピラゾール系殺虫薬の1つ。神経伝達物質であるGABAの作用を阻害することによりノミ、ゴキブリアリアルゼンチンアリシロアリなどの駆除に使用される。遅効性の毒物であるため、混ぜたエサを摂食した昆虫が致死するまでに巣やコロニーに戻る時間余裕があることが特徴である。ゴキブリやアリの場合、その死骸やフンを摂食した巣の仲間にまで効力を発揮するため巣の集団全体へその効果が広がっていく。

PRTR法で、第1種指定物質(政令番号22)に指定されている。ネオニコチノイド系殺虫剤とともに、ミツバチ蜂群崩壊症候群(CCD)の原因の仮説のひとつとなっている。

フィプロニルを含有する製品[編集]

  • プリンス 米・野菜などの殺虫剤
  • フロントライン ペットのノミ駆除剤
  • アジェンダ シロアリ駆除剤
  • ブラックキャップ ゴキブリ駆除剤
  • グリアートフォルテ 不快害虫駆除剤


関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018

外部リンク[編集]