ピエール・ラグ
ピエール・ラグ | |
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基本情報 | |
国籍 | |
生年月日 | 1984年1月10日(40歳) |
出身地 | フランスカーン |
FIA 世界耐久選手権での経歴 | |
デビュー | 2012年 |
所属 | シグナテック・アルピーヌ・エルフ |
車番 | 36 |
過去参加シリーズ | |
2011年 2011年 2007年 2006年, 08–11年 2004–05年 2004–05年 2003年 2003年 |
ILMC アメリカン・ル・マン・シリーズ フォーミュラ・スーパー2000 ル・マン・シリーズ ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー フランス・フォーミュラ・ルノー FIA GT選手権 フォーミュラ・ルノー・カンピュス |
ピエール・ラグ(Pierre Ragues, 1984年1月10日- )は、FIA 世界耐久選手権に参戦中のフランス・カーン出身のフランスのレーシングドライバー、ラリードライバー。
2013年のヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2クラスで、ネルソン・パンシアティッシとパートナーを組んで参戦し、伴にチャンピオンとなっている。また、2014年のル・マン24時間レースでは、LMP2クラスに井原慶子とチームを組んで出場している。ラリーでは2021年にR-GT CUPの王者となっている。
レース経歴
[編集]カート
[編集]ラグは1994年にカートを始めて、2001年のモナコ・カート・カップで2位になり、フランス・エリート選手権で3位に入った。ラグは自動車レースを始めてからも、カートの大会に出場し続けてきた[1]。
フォーミュラカー
[編集]ラグは2003年、フォーミュラレースのフランス国内の入門カテゴリーに当たるフォーミュラ・ルノー・カンピュスに参戦することで、自動車レースを始めた。そのシリーズで1勝を挙げて、チャンピオンのローレント・グロッピに次ぐランキング2位となる。ラグは、同年のスパ・フランコルシャン24時間レースにポール・ベルモンドと組んでクライスラー・ダッジ・バイパー GTS-Rで参戦した。2004年と2005年にフランス・フォーミュラ・ルノーに参戦し、両シーズンで総合順位12位と15位に入っている。
2006年にスポーツカーレースを始めた後も、2007年のインターナショナル・フォーミュラ・マスターに参戦してオッシャースレーベン・ラウンドで3位に入り、年間総合順位14位となっている。
スポーツカーレース
[編集]2006年にポール・ベルモンド・レーシングでル・マン・シリーズとル・マン24時間レースのLMP2クラスに参戦することで、スポーツカーレースを始めた。2007年の短期間のフォーミュラレースへの復帰の後、2008年のル・マン・シリーズのLMP2クラスにソルニエ・レーシングで参戦し、ランキング5位に入り、ル・マン24時間レースでもクラス3位に入った。
2009年にシグナチュール・チームに移籍した。彼らはル・マン24時間レースでLMP1クラスで9位、総合11位に入り、ル・マン・シリーズでもLMP1クラスでランキング7位に入った。2010年シーズンにシグナチュールはレースカーをローラ・アストンマーティン B09/60に変更し、チームズ・ランキング2位、ドライバーズ・ランキング4位に入った。
2011年にオーク・レーシングに改称したソルニエ・レーシングにラグは戻り、2012年にシグナテック-ニッサンと呼ばれるようになったシグナチュール・チームに復帰した。2012年のル・マン24時間レースでクラス4位、総合順位10位に入っている。
2013年はヨーロピアン・ル・マン・シリーズのLMP2クラスにシグナテック-ニッサンで参戦し、ドライバーズ・ランキングとチームズ・ランキングの両タイトルを獲得した。
2014年はラルブル・コンペティションで井原慶子とリッキー・テイラーの3人組でチームを組んで出場し、総合順位14位、LMPクラス9位に入っている。
レース記録
[編集]FIA 世界耐久選手権
[編集]年 | チーム | 使用車両 | クラス | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 順位 | ポイント |
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2012年 | シグナテック・ニッサン | オレカ・03 | LMP2 | SEB | SPA 12 |
LMN 4 |
SIL 3 |
SÃO 7 |
BHR 4 |
FSW EX |
SHA 7 |
6位† | 60† | |
2015年 | チーム・サード・モラン | モーガン・LMP2 Evo | LMP2 | SIL | SPA 2 |
LMN Ret |
NÜR 4 |
COA 5 |
FSW 5 |
SHA 4 |
BHR 6 |
7位 | 70 | |
2016年 | ラルブル・コンペティション | シボレー・コルベット C7.R | LMGTE Am | SIL 3 |
SPA 3 |
LMN 5 |
NÜR 3 |
MEX Ret |
COA 3 |
FSW 6 |
SHA 5 |
BHR 5 |
6位 | 108 |
2017年 | シグナテック・アルピーヌ・マットムート | アルピーヌ・A470 | LMP2 | SIL | SPA 6 |
LMN 3 |
NÜR Ret |
MEX | COA | FSW | SHA | BHR | 10位 | 38 |
2019-20年 | シグナテック・アルピーヌ・エルフ | LMP2 | SIL 2 |
FUJ 6 |
SHA 4 |
BHR 4 |
COA 6 |
SPA Ret |
LMS 3 |
BHR 5 |
8位 | 109 | ||
2022年 | スピリット・オブ・レース | フェラーリ・488 GTE Evo | LMGTE Am | SEB Ret |
SPA 12 |
LMN Ret |
MNZ |
FSW |
BHR |
NC* | 0* |
- 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
- †:このシーズンはドライバーズ選手権はなかった為、替わりにチーム選手権のLMP2トロフィーの結果を示す。
- * : 今シーズンの順位。(現時点)
ル・マン24時間レース
[編集]脚注
[編集]- ^ “Pierre Ragues career statistics”. driverdb.com. Driver Database. 19 June 2012閲覧。