ピエロ・ピッチオーニ

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ピエロ・ピッチオーニPiero Piccioni, 1921年12月6日 - 2004年7月23日)は、イタリア作曲家音楽家である。映画音楽を中心にラウンジ・ミュージックの第一人者でもあり、日本でも人気が高い音楽家である。

南海のフリーセックス』 Bora Bora、『女王へのチェックメイト』 Scacco alla regina、これらの作品が小柳 帝 氏の監修で世界初CD盤化、日本国内にて発売されたことにより、

ポップでいて洗練されたスマートなサウンド、おしゃれなイメージが定着した。[要出典]

人物・来歴[編集]

ミラノに生まれる。学校に通うなどして音楽を学んだことはないが、1938年にはすでにラジオに出演するようになっていた。

1950年代から映画音楽を手がけるようになり、フランチェスコ・ロージルキノ・ヴィスコンティベルナルド・ベルトルッチといった監督たちの作品のサウンドトラックを手がけた。1963年、『シシリーの黒い霧』の音楽でナストロ・ダルジェント作曲賞を受賞する。

イタリアのコメディ俳優アルベルト・ソルディとの親交もあり、1965年にはソルディの監督・脚本・主演作『ロンドンの煙』のスコアを書いた。

2004年7月23日ローマで死去した。満82歳没。

おもなフィルモグラフィ[編集]

特筆以外は劇伴音楽のスコアを書いた作品の一覧である。

アルバム[編集]

外部リンク[編集]