パオロ・ヴァレーリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パオロ・ヴァレーリ
個人情報
フルネーム Paolo Valeri
誕生日 (1978-05-16) 1978年5月16日(45歳)
出身地 イタリアの旗 イタリア
ローマ
国内
リーグ 役割
2001-2003 セリエD 主審
2004-2006 セリエC1C2 主審
2007-2009 セリエAB 主審
2010-2020 セリエA 主審
2020- セリエAB 主審
国際
リーグ 役割
2011-2021 FIFA登録 主審
2021- FIFA登録 VMO

パオロ・ヴァレーリPaolo Valeri, 1978年5月16日 - )はイタリアローマ出身のサッカー審判員。 ローマ2地区所属。

経歴[編集]

1978年にイタリアの首都ローマに生まれ、1994年にサッカー審判員としてのキャリアをスタートした。2001年からはセリエDの、2004年からはセリエC1C2の試合を裁き、2007年9月1日の第2節ピサフロジノーネの試合でセリエBにデビュー。同年12月23日に行われたセリエA第17節のウディネーゼエンポリの試合でトップリーグにデビューした[1]。2011年からはFIFA国際審判員にも登録された[2]

FIFAワールドカップとしては初めてビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が導入された2018年ロシア大会ではVAR専門員の一人に選出され[3]、2試合でVAR、12試合でAVARを担当した。

2019年1月からアラブ首長国連邦で開催されたAFCアジアカップ2019にVAR専門員として参加[4]。準々決勝以降でVARが導入されたこの大会で、日本代表カタール代表による決勝を含めた5試合でVAR(AVARも含む)を担当した。

2021年からは、同年より新設されたFIFAのVAR専門員(Video Match Official)に登録された[5]新型コロナウイルス感染症の流行により1年延期され、6月から開催されたUEFA EURO 2020では9試合でAVARを担った。

受賞[編集]

担当した主な試合・大会[編集]

主審[編集]

VAR・AVAR[編集]

脚注[編集]

  1. ^ PAOLO VALERI INCONTRA I GIOVANI ARBITRI” (イタリア語). AIA-FIGC (2011年10月8日). 2022年11月19日閲覧。
  2. ^ Chi è l'arbitro Paolo Valeri di Roma” (イタリア語). Virgilio Sport (2022年8月26日). 2022年11月19日閲覧。
  3. ^ List of Match Officials for the 2018 FIFA World Cup™” (英語). FIFA. 2022年11月19日閲覧。
  4. ^ PAOLO VALERI ALL'ASIAN CUP” (イタリア語). AIA-FIGC (2019年1月16日). 2022年11月19日閲覧。
  5. ^ INTERNAZIONALI 2021, LA LISTA” (イタリア語). AIA-FIGC (2020年12月17日). 2022年11月19日閲覧。
  6. ^ A PAOLO VALERI IL PREMIO "GIORGIO BERNARDI"” (イタリア語). AIA-FIGC (2009年7月6日). 2022年11月19日閲覧。
  7. ^ Oggi la conferenza stampa della CAN A. Ieri sera il Premio Sportilia” (イタリア語). FIGC (2010年8月3日). 2022年11月19日閲覧。
  8. ^ 18^ PREMIO SPORTILIA A PAOLO VALERI” (イタリア語). AIA- FIGC (2014年7月20日). 2022年11月19日閲覧。
  9. ^ PREMI NAZIONALI: A PAOLO VALERI IL "MAURO"” (イタリア語). AIA-FIGC (2011年6月30日). 2022年11月19日閲覧。

外部リンク[編集]