ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ

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ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ
加盟国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
大陸連盟 北中米カリブ海サッカー連盟 (北アメリカ)
創立 2012
参加クラブ 9
リーグレベル 第1部
最新優勝クラブ ポートランド・ソーンズFC (2回目)
最多優勝クラブ FCカンザス・シティ, ポートランド・ソーンズFC (2回)
最新シールドクラブ ノースカロライナ・カレッジ (1回目)
テレビ局 Lifetime
公式サイト nwslsoccer.com
2018

ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ英語: National Women's Soccer League、略称:NWSL)は、アメリカ合衆国で行われる女子サッカーのプロリーグである。

概要[編集]

アメリカの女子サッカーにはWUSA(2001年-2003年)、WPS(2009年-2011年)と過去に2つのトップリーグが存在したが、いずれも予算難を理由に短期間で廃止に追い込まれた[1]。NWSLは2012年WPSの後を継ぐ形で創設され、2013年に8チームでシーズンが開幕した。

リーグ戦はより多くのサポーターが観戦しやすいように、土曜・日曜・祝日を中心に編成し[2]、試合会場も大学のグラウンドなど中小規模のものを使用、人件費を抑えるためにアメリカ代表クラスの選手はアメリカサッカー連盟が給料を支給しクラブの運営面の負担を減らすといった身の丈に合わせた経営体制を整えている[3]

年間スケジュールと試合システム[編集]

  • 2013年
大会は年間22試合で、ホーム・アンド・アウェーで全体で2回ずつの14試合(7試合×2)、またこれとは別に本拠地に近い地域との対戦をやはりホーム・アンド・アウェー方式で8試合(4試合×2)の計22試合を行い、リーグ戦終了後の上位4チームがプレーオフを争う。なおレギュラーリーグ(予選)の1位チームは「NWSLシールド賞」として表彰される。
  • 2014年
1チームが新規参加し、9チームで行われる。今回は3回総当たり24試合制となっており、ホーム&アウェーでの2回総当たり+どちらかのホーム(地域性などを考慮)で1回総当たりとなっている。プレーオフは従来と同じ上位4チーム。
  • 2015年
9チームによりホームとアウェイと各10試合、合計20試合が21週間で行われる。シーズン終了時点で上位4チームがプレーオフに進出し、準決勝で1位と4位、2位と3位が試合を行い、勝利したチームが決勝に進出する[4]
  • 2016年
10チームによりホームとアウェイと各10試合、合計20試合が19週間で行われる。ただしFIFAが指定する国際Aマッチデーと、リオデジャネイロオリンピックが開催される8月1日- 25日はブレイク期間とする。シーズン終了時点で上位4チームがプレーオフに進出し、準決勝で1位と4位、2位と3位が試合を行い、勝利したチームが決勝に進出する[5]
  • 2017年
10チームによりホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる。プレーオフは従来と同じく上位4チームが進出する[6]
  • 2018年
9チームによりホームとアウェイで各12試合、合計24試合が行われる(各チームと3回ずつ対戦)。プレーオフは従来と同じく上位4チームが進出する。

試合中継[編集]

アメリカ国内[編集]

毎節指定された試合は「Game of the Week」としてケーブルテレビ局の「Lifetime」で生中継される。それ以外の試合はNWSL公式サイト(NWSLSoccer.com)かあるいはアプリ「go90」を通じて生中継され、無料で視聴することができる[7]。放送終了後は、「Game of the Week」はLifetimeのサイトを通じて視聴することができ、その他の試合はNWSL公式サイトかあるいはアプリ「go90」を通じて視聴することができる[7]

アメリカ国外[編集]

すべての試合がNWSL公式サイト(NWSLSoccer.com)を通じて生中継され、無料で視聴することができる[7]。放送終了後はすべての試合のフル映像とハイライト映像をNWSL公式サイトで視聴することができる[7]

参加クラブ[編集]

ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグ
チーム名 本拠地 収容人数 拠点 創設年 参加年
シカゴ・レッドスターズ トヨタパーク 20,000 イリノイ州 ブリッジビュー 2007 2013
ユタ・ロイヤルズFC リオ・ティント・スタジアム 20,213 ユタ州サンディ 2017 2018
ヒューストン・ダッシュ BBVAコンパス・スタジアム 7,000 テキサス州ヒューストン 2013 2014
ノースカロライナ・カレッジ ウェイクメッド・サッカー・パーク 10,000 ノースカロライナ州ケーリー 2017 2017
オーランド・プライド オーランド・シティ・スタジアム 25,500 フロリダ州オーランド 2015 2016
ポートランド・ソーンズFC ジェルドウェン・フィールド 20,438 オレゴン州ポートランド 2012 2013
シアトル・レインFC メモリアル・スタジアム 6,000 ワシントン州シアトル 2012 2013
スカイ・ブルーFC ユルカック・フィールド 5,000 ニュージャージー州ピスカタウェイ 2007 2013
ワシントン・スピリット メリーランド・サッカープレックス 5,200 メリーランド州ボーイズ 2012 2013

過去に在籍したチーム[編集]

  • ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ — 2013–2016 (2017年にオーナー権が譲渡されノースカロライナ・カレッジにチーム名が変更された[8]。)
  • FCカンザス・シティ — 2013–2017 (2017年シーズンを最後に活動停止し、カンザス・シティに在籍していた選手はユタ・ロイヤルズFCに移行した[9][10]。)

歴代優勝クラブ[編集]

シーズン NWSL優勝
プレーオフ優勝
NWSLシールド
レギュラーシーズン1位
2013 ポートランド・ソーンズFC ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ
2014 FCカンザス・シティ シアトル・レインFC
2015 FCカンザス・シティ シアトル・レインFC
2016 ウェスタン・ニューヨーク・フラッシュ ポートランド・ソーンズFC
2017 ポートランド・ソーンズFC ノースカロライナ・カレッジ

歴代得点王[編集]

年度 選手名 所属クラブ 得点 国籍
2013 ローレン・ホリデー FCカンザス・シティ 12 アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国
2014 キム・リトル シアトル・レインFC 16 スコットランドの旗スコットランド
2015 クリスタル・ダン ワシントン・スピリット 15 アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国
2016 リン・ウィリアムズ ウエスタン・ニューヨーク・フラッシュ 11 アメリカ合衆国の旗アメリカ合衆国
2017 サマンサ・カー スカイ・ブルーFC 17 オーストラリアの旗オーストラリア

ナショナル・ウーマンズ・サッカーリーグに所属する外国人選手[編集]

出典[編集]

  1. ^ 川澄、洗練された米国リーグで武者修行 再び世界一になるために必要なものSports Navi、2016年3月11日閲覧。
  2. ^ NWSLが始動日本女子サッカーリーグ公式HP、2016年3月1日閲覧。
  3. ^ 第3回 U-23米女子代表シム・マレアナ選手に聞くアメリカ国内リーグの今Sportie.com、2016年3月13日閲覧。
  4. ^ 2015 Competition Rules and RegulationsNWSL公式、2016年3月12日閲覧。
  5. ^ NWSL ANNOUNCES FULL 2016 SCHEDULE Archived 2016年2月22日, at the Wayback Machine.NWSL公式、2016年3月12日閲覧。
  6. ^ Rules & Regulations 2017 Competition Rules & RegulationsNWSL公式サイト、2017年5月16日閲覧。
  7. ^ a b c d FAQNWSL公式サイト.2017年5月18日閲覧。
  8. ^ NORTH CAROLINA FOOTBALL CLUB ENTERS INTO AGREEMENT TO ACQUIRE RIGHTS TO WNY FLASHNWSL公式サイト.2017.1.9付、2017年3月5日閲覧。
  9. ^ NWSL announces that FC Kansas City will cease operationsNWSL公式サイト.2017.11.20付、2017年12月2日閲覧。
  10. ^ NWSL heads to Rio Tinto: Real Salt Lake enters the league for 2018NWSL公式サイト.2017.11.16付、2017年12月2日閲覧。
  11. ^ Boston Breakers officially cease operations, NWSL to hold dispersal draftThe Oregonian. 2018.1.29付. 2018年2月17日閲覧。

外部リンク[編集]