トビアス・ウンガー

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トビアス・ウンガー Portal:陸上競技
Tobias Unger.jpg
選手情報
ラテン文字 Tobias Unger
国籍 ドイツの旗 ドイツ
競技 トラック競技 (短距離走)
種目 100m, 200m
生年月日 1979年7月10日(36歳)
出身地 西ドイツの旗 バイエルン州ミュンヘン
身長 179cm
体重 70kg
公式サイト www.tobiasunger.de/
成績
オリンピック 100m 2次予選3組7着 (2008年)
200m 7位 (2004年)
4x100mR 5位 (2008年)
世界選手権 100m 1次予選5組4着 (2009年)
200m 7位 (2005年)
4x100mR 6位 (2007年)
地域大会決勝 ヨーロッパ選手権
4x100mR 2位 (2012年)
国内大会決勝 ドイツ選手権
100m 優勝 (2005,08,09,11年)
200m 優勝 (2003,04,05年)
最高世界ランク 200m 10位 20秒20 (2005年)
自己ベスト
60m 6秒60 (2005年)
100m 10秒14 (2010年)
10秒11w (2005年)
200m 20秒20 (2005年) ドイツ記録
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トビアス・ウンガー(Tobias Unger、1979年7月10日 ‐ )は、ドイツの男子陸上競技選手。専門は短距離走100mで10秒14、200mで20秒20の自己ベストを持つ、200mのドイツ記録保持者。2004年アテネオリンピック2005年ヘルシンキ世界選手権の200mファイナリスト(7位)、2004年ブダペスト世界室内選手権の200m銅メダリストである。

経歴[編集]

2004年3月、ブダペストで開催された世界室内選手権の200mに出場すると、シニア世界大会で初のファイナリストとなった。決勝ではドミニク・デメリット(20秒66)、ヨハン・ウィスマン(20秒72)に次ぐ21秒02で銅メダルを獲得し、この種目ではドイツ男子勢初となるメダリストに輝いた[注 1][1]

2004年8月、アテネで開催されたオリンピックに出場すると、200mの2次予選を20秒30(+1.1)の自己ベスト(当時)で突破。準決勝は20秒54(-0.1)とタイムを落としたものの決勝に進出できる組4着に入り、この種目では20年ぶりとなるドイツ男子勢ファイナリストとなった[注 2]。決勝は20秒64(+1.2)の7位でメダルは獲得できなかった[2]

2005年3月、マドリードで開催されたヨーロッパ室内選手権の200mに出場すると、準決勝を20秒64の全体1位のタイムで突破し、決勝では20秒53のドイツ記録を樹立。クリス・ランバート英語版(20秒69)、マルチン・ウルバス(21秒04)を破り、この種目では23年ぶりとなるドイツ男子勢金メダリストに輝いた[注 3]

2005年7月3日、ドイツ選手権の200mで20秒20(+0.7)のドイツ記録を樹立し、1985年にフランク・エンメルマン英語版がマークした20秒23を塗り替えた[3]

2005年8月、ヘルシンキで開催された世界選手権に出場すると、200mの準決勝を20秒63(-0.1)の組3着で突破し、この種目では22年ぶりとなるドイツ男子勢ファイナリストとなった[注 4]。アテネオリンピックに続く2年連続の世界大会決勝だったが、結果は20秒81(-0.5)で7位に終わった[4]

現役引退後はドイツ・ブンデスリーガに所属するVfBシュトゥットガルトのU15, U17, U19の専属アスレティックコーチに就任した。

自己ベスト[編集]

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒14 (+1.2) 2010年7月3日 ドイツの旗 マンハイム
10秒11w (+3.5) 2005年6月4日 ドイツの旗 エットリンゲン 追い風参考記録
200m 20秒20 (+0.7) 2005年7月3日 ドイツの旗 ボーフム ドイツ記録
室内
60m 6秒60 2005年2月20日 ドイツの旗 ジンデルフィンゲン
200m 20秒53 2005年3月6日 スペインの旗 マドリード 元ドイツ記録

主要大会成績[編集]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
1998 世界ジュニア選手権 アヌシー 100m 2次予選 10秒63 (-0.5) 4組5着
4x100mR 3位 39秒99 (1走)
2001 ヨーロッパU23選手権英語版 アムステルダム 200m 7位 21秒20 (+0.1)
4x100mR 決勝 DQ (3走)
2001 世界選手権 エドモントン 200m 1次予選 21秒30 (+1.1) 6組6着
2003 世界選手権 パリ 200m 1次予選 21秒33 (+0.4) 5組6着
4x100mR 準決勝 DNF (1走)
2004 世界室内選手権 ブダペスト 200m 3位 21秒02 ドイツ男子勢初 (唯一) のメダリスト
2004 オリンピック アテネ 200m 7位 20秒64 (+1.2) 20年ぶりのドイツ男子勢ファイナリスト
4x100mR 予選 38秒64 (2走) 1組6着
2004 ワールドアスレチックファイナル モナコ 200m 8位 20秒95 (+0.7)
2005 ヨーロッパ室内選手権 マドリード 200m 優勝 20秒53 ドイツ記録
23年ぶりのドイツ男子勢金メダリスト
2005 世界選手権 ヘルシンキ 200m 7位 20秒81 (-0.5) 22年ぶりのドイツ男子ファイナリスト
4x100mR 7位 38秒48 (3走)
2007 世界選手権 大阪 4x100mR 6位 38秒62 (2走)
2008 オリンピック 北京 100m 2次予選 10秒36 (-0.2) 3組7着
4x100mR 5位 38秒58 (1走)
2009 世界選手権 ベルリン 100m 1次予選 10秒42 (-0.7) 5組4着
4x100mR 予選 DNF (1走)
2010 ヨーロッパ選手権 バルセロナ 100m 準決勝 10秒52 (-1.2) 1組7着
4x100mR 3位 38秒44 (1走)
2011 世界選手権 大邱 4x100mR 予選 DNF (1走)
2012 ヨーロッパ選手権 ヘルシンキ 4x100mR 2位 38秒44 (2走)
2012 オリンピック ロンドン 4x100mR 予選 38秒37 (2走) 2組6着

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 女子は1985年パリ大会東ドイツマリタ・コッホが初のメダリスト(金)に輝き、1987年インディアナポリス大会でも東ドイツのハイケ・ドレクスラーが金メダリストに輝いていた。
  2. ^ 1984年ロサンゼルス大会西ドイツラルフ・リュプケ英語版がファイナリスト(5位)に輝いて以来。東西ドイツ統一後は男女通じて初のファイナリストだった。
  3. ^ 1982年ミラノ大会で西ドイツのErwin Skamrahlが金メダリストに輝いて以来。東西ドイツ統一後は男女通じて初の金メダリスト。
  4. ^ 1983年ヘルシンキ大会で東ドイツのフランク・エンメルマン英語版がファイナリスト(5位)に輝いて以来。東西ドイツ統一後は男子勢初のファイナリスト。

出典[編集]

外部リンク[編集]

記録
先代:
フランク・エンメルマン英語版
(20秒23)
1985年8月18日
200m
ドイツ記録保持者
(20秒20)

2005年7月3日 -
次代:
未定
先代:
ラルフ・リュプケ英語版
(20秒57)
1984年2月11日
室内200m
ドイツ記録保持者
(20秒56 - 20秒53)

2005年2月20日 - 2011年2月27日
次代:
ゼバスティアン・エルンスト英語版
(20秒42)
2011年2月27日