ディスメンバー
| ディスメンバー Dismember | |
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| 基本情報 | |
| 出身地 |
ストックホルム県 ストックホルム |
| ジャンル |
デスメタル メロディックデスメタル |
| 活動期間 |
1988年 - 1989年 1990年 - 2011年 2019年 - |
| レーベル |
ニュークリア・ブラスト カルマゲドン・メディア リゲイン・レコード |
| 公式サイト |
www |
| メンバー |
マッティ・カルキ (ボーカル) ダーヴィド・ブロムクヴィスト (リードギター) ローベルト・セネバック (リズムギター) リカルド・カベザ (ベース) フレッド・エストビー (ドラムス) |
| 旧メンバー |
マーティン・パーション (ギター) マグナス・サールグレン (ギター) シャーリー・ダンジェロ (ベース) トビアス・クリスティアンソン (ベース) ヨハン・ベルゲバック (ベース) トマス・ダウン (ドラムス) |
ディスメンバー(Dismember)は、スウェーデン、ストックホルム出身のデスメタル・バンドであり、スウェーデンのデスメタル・シーンの創生期から活動していた。2011年に解散したが2019年に再結成した。
初期の頃からストックホルムのサンライト・スタジオでプロデューサーのトマス・スコッグスベリと共に、チリチリとした高音のギター・サウンドが特徴的なスウェディッシュ・デスメタルのサウンドをエントゥームドらと共に確立させ世界中に影響を与えた。今でも北欧デスメタルと言えば当時の彼らのようなサウンドのことを指すことが多い。
ブルータルなデスメタル・サウンドだが所々でギターによる叙情的なメロディを導入した北欧デスメタルを確立した。
一聴しただけでディスメンバーだとわかる個性的なギター・サウンドを確立し、初期の頃より典型的な北欧デスメタル路線を貫いてきたが、アルバム『Death Metal』よりメロディックデスメタル路線へ音楽性を変化させた。
略歴
[編集]1988年にフレッド・エストビー(ドラム)、ダーヴィド・ブロムクイスト(ギター)、ローベルト・セネバック(ボーカル、ベース)の3人で結成された。2つのデモ・テープ『Dismembered』、『Last Blasphemies』を作成するが、1989年にエストビーの脱退により一旦は解散してしまう。解散後、エストビーはマイケル・アモット、ヨハン・リーヴァらと共にカーネイジを結成する。ブロムクイストはエントゥームドに加入するが後にカーネイジに加入する。セネバックはアンリーシュドを結成する。1991年にマイケル・アモットがカーカスに加入したためカーネイジが活動停止状態になると、エストビー、ブロムクイストに加えてカーネイジの同僚マッティ・カルキの3名でディスメンバーを再結成し活動を再開。エントゥームドのニッケ・アンデションがギターソロでヘルプ参加してデモテープ『Reborn In Blasphemy』を作成する。その後、アンリーシュドで活動していたセネバックとカーボナイズドのリカルド・カベザ(ベース)が加わる。
1991年にニュークリア・ブラストと契約し、3月にストックホルムのサンライト・スタジオでプロデューサーのトマス・スコッグスベリと共にアルバムのレコーディングを行い、ファースト・アルバム『Like An Ever Flowing Stream』を5月にリリース。このアルバムはエントゥームドのニッケ・アンデションがゲストとして、ほぼ全ての曲のギター・ソロを担当した。アルバムのリリース後、7月にはモービッド・エンジェルと共にヨーロッパをツアーし、デスやカンニバル・コープスらとツアーを行う。
1992年にEP『Pieces』を3月にリリースし、5月から7月にかけてナパーム・デス、オビチュアリーらとヨーロッパ・ツアーに出て着実にライブ・バンドとしての力を付けていくが、7月にイギリスでファースト・アルバム収録の「Skin Her Alive」の歌詞が残虐すぎるという理由で罰金を課せられることになってしまう(後に裁判で勝訴)。この事件がきっかけとなりディスメンバーの名前が広く認知されることとなった。 - 1993年にセカンド・アルバム『Indecent & Obscense』をリリースすると「Dreaming in Red」のPVがMTV Headbangers Ballで頻繁に流された。そして、初めてのアメリカ・ツアーをサフォケイション、ディーサイドらと行い、アメリカより戻ってからはヒポクリシー、アモルフィス、ベネディクションらとヨーロッパ・ツアーを行う。1995年には、EP『Casket Garden』をリリースし、その後にサード・アルバム『Massive Killing Capacity』をリリースする。
1997年にはシングル「Misanthropic」とアルバム『Death Metal』をリリースするが、前作から一段とメロディックなアプローチに変化し、ほとんどメロディックデスメタルといっても差し支えないスタイルに変化した。2000年1月にアルバム『Hate Campaign』をリリースし、12月には初の来日公演を行う。当時のベーシスト、カベザは2002年のダーク・フューネラルのツアー・サポートとして参加し、春にはアメリカ公演、10月には日本公演を行った。
『Hate Campaign』リリース後、レコード会社から満足なサポートを受けられず関係が悪化していたバンドは、新たにカルマゲドン・メディアと契約を交わし、2004年3月に再び初期の頃のサウンドに回帰したアルバム『Where Ironcrosses Grow』をリリース。2003年5月27日にストックホルムで行われたライブの模様を収めた2枚組DVDをリリース。2005年には再度レコード会社をリゲイン・レコードに変え、2006年2月にアルバム『The God That Never Was』をリリースし、9月にロシア、10月にヴァイタル・リメインズらとのアメリカへのツアーを行い、11月にはグレイブ、アンリーシュド、エントゥームドらとの「Masters of Death」ツアーを行った。
2007年に、オリジナル・メンバーのエストビーが脱退し、トマス・ダウンが加入した。2008年には、バンド名を冠したアルバム『Dismember』をリリース。2009年にライブDVD『Under Blood Red Skies』をリリースした。
2011年10月16日に、解散が発表された[1]。
2019年1月に再結成を発表した[2]。ファースト・アルバムから4枚目のアルバム時のメンバー、カルキ(ボーカル)、ブロムクヴィスト(リード・ギター)、セネバック(リズム・ギター)、カベザ(ベース)、エストビー(ドラム)での再結成となった[2]。
備考
[編集]- バンドロゴは、元エントゥームドで現ヘラコプターズのニッケ・アンダーソンによるものである。
- ディスメンバーの特徴的なサウンドは、同じストックホルムで活動していたエントゥームドやプロデューサーのトマス・スコッグスベリらと一緒に作り上げたサウンドであったが、エントゥームドのデビューの方が先であり、エントゥームドの方が注目されていたことから、ディスメンバーはエントゥームドのサウンドを真似したバンドであるといった不当な評価を数年間受け続けた。その後、エントゥームドのサウンドが変化したこともあり徐々に正当な評価を受けるようになった。
メンバー
[編集]現在のメンバー
[編集]- マッティ・カルキ (Matti Kärki) - ボーカル (1991年-2011年、2019年- )
- ダーヴィド・ブロムクヴィスト (David Blomqvist) - リード・ギター (1988年-2011年、2019年- )
- ローベルト・セネバック (Robert Sennebäck) - リズム・ギター (1988年-1998年、2019年- )
- 時期によっては、ボーカルやベースを担当していたこともある。
- アンリーシュド、ネクロフォビック、Souldevourerで活動していた。
- リカルド・カベザ (Richard Cabeza) - ベース (1991年-1998年、2000年-2004年、2019年- )
- 2002年にダーク・フューネラルのツアー・サポートとして参加した。
- フレッド・エストビー (Fred Estby) - ドラム (1988年-1989年、1990年-2007年、2019年- )
- カーネイジでも活動していた。現在はNecronautというソロプロジェクトを立ち上げ、活動している。また、サンライト・スタジオのハウス・プロデューサーのトマス・スコッグスベルグの元でエンジニアを務めた後に独立、現在はプロデューサーとしても活動している。
旧メンバー
[編集]- マグナス・サールグレン (Magnus Sahlgren) - ギター (1998年-2003年)
- ティアマットでも活動していた。
- マーティン・パーション (Martin Persson) - ギター (2003年-2011年)
- シンズ・オブ・オミッションでも活動していた。
- シャーリー・ダンジェロ (Sharlee D'Angelo) - ベース (1998年-2000年)
- キング・ダイアモンド、マーシフル・フェイトで活動した後、アーチ・エネミーに加入。他にシナジー、ウィッチリー等でも活動している。
- ヨハン・ベルゲバック (Johan Bergebäck) - ベース (2004年-2005年)
- 一時期はネクロフォビックと両方に在籍していたが、現在はネクロフォビックに専念している。
- トビアス・クリスティアンソン (Tobias Cristiansson) - ベース (2005年-2011年)
- グレイヴで活動。
- トマス・ダウン (Thomas Daun) - ドラム (2007年-2011年)
ゲスト
[編集]- ニッケ・アンデション (Nicke Anderson) - ギター (1991年)
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- Like An Ever Flowing Stream (1991年)
- Indecent & Obscene (1993年)
- 『マッシヴ・キリング・キャパシティ』 - Massive Killing Capacity (1995年)
- 『デス・メタル』 - Death Metal (1997年)
- 『ヘイト・キャンペーン』 - Hate Campaign (2000年)
- Where Ironcrosses Grow (2004年)
- The God That Never Was (2006年)
- 『ディスメンバー』 - Dismember (2008年)
シングル・EP
[編集]- "Skin Her Alive" (1991年) ※シングル
- Pieces (1992年) ※EP
- Casket Garden (1995年) ※EP
- Misanthropic (1997年) ※EP
デモ
[編集]- Dismembered (1988年)
- Last Blasphemies (1989年)
- Rehearsal (1989年)
- Reborn in Blasphemy (1990年)
ベスト
[編集]- Complete Demos (2005年)
映像作品
[編集]- Live Blasphemies (2004年) ※DVD
- Under Blood Red Skies (2009年) ※DVD
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “アーカイブされたコピー”. 2011年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年10月16日閲覧。
- ^ a b “Original DISMEMBER Lineup To Perform At SCANDINAVIA DEATHFEST 2019”. BLABBERMOUTH.NET (2019年1月14日). 2019年1月21日閲覧。