タッツェルブルム

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ドイツ、コーバン=ゴンドルフにある、タッツェルブルムの彫刻の噴水(2008年撮影)

タッツェルブルム: Tatzelwurm)は、アルプス山脈に住むとされる未確認生物。中世から近世にかけて、博物学の分野において盛んに研究が行われた。

その名はドイツ語で「のある虫(蛆虫や爬虫類も含む)」[1][2]を意味する。

生態[ソースを編集]

ウリッセ・アルドロヴァンディによる、『Serpentum et Draconum historia』でのタッツェルブルム(1640年)
タッツェルブルムのデッサン(1841年)

標高500mから2000mの山地に生息しており、洞窟の中にもぐりこむ事もあり、中には一生の大半をそこで過ごす個体もいるとされる。からにかけて目撃される事が多く、冬眠動物ではないかという見解もある[要出典]。猛毒を持っていると言われることもある[2]

外見的な特徴[ソースを編集]

鉤爪のある前脚を持った[要出典]のような姿をしている。目撃談によれば、体長60センチほどで、胴体が太く短い。日本の伝説におけるツチノコのような存在とされる[2]

目撃情報[ソースを編集]

タッツェルブルムは古くから現地の伝説に登場している。近年では20世紀初頭にスイスのバルキン某が写真に撮影している。この写真は1934年4月にベルリナー・イルストリエルテ・ツァイトゥング紙に掲載された。スイスで目撃されたタッツェルブルムはシュトレンブルム(洞窟の虫)とも呼ばれる。

生痕化石としてのタッツェルブルム[ソースを編集]

国立科学博物館で2001年12月4日から2002年2月17日にかけて実施された特別企画展「化石の美と科学」では、ウンブリア地方で発見された無脊椎動物の生痕化石を「ジュラ紀のタッツェルブルム(ジュラシック・タッツェルブルム)」と名付けて展示した。

脚注[ソースを編集]

  1. ^ 渋沢・p.31
  2. ^ a b c 松平・p.207

参考文献[ソースを編集]