サム&キャット

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サム&キャット
Sam & Cat
ジャンル ティーン・シットコム
製作者 ダン・シュナイダー
出演者
主題曲作者 バックハウス・マイク
オープニングテーマ "Just Fine", performed by バックハウス・マイク
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
シーズン数 1
話数 35[1]
製作
製作総指揮 ダン・シュナイダー
Warren Bell
Jake Farrow (co-executive)
Robin Weiner (co-executive)
プロデューサー Christopher J. Nowak
Bruce Rand Berman
製作場所 ニコロデオン・オン・サンセット
Hollywood, California
撮影体制 ビデオテープ (映画サイズ); マルチカメラ
放送時間 23 minutes
製作会社 シュナイダーズ・ベーカリー
Nickelodeon Productions
番組販売会社 ニコロデオン
放送
放送局 ニコロデオン
映像 1080i (HDTV)
音声 ステレオ
放送期間 2013年6月8日 – 2014年7月17日
前番組 iCarly
Victorious
外部リンク
ウェブサイト

サム&キャット』(Sam & Cat)は、アメリカ合衆国ニコロデオンで放送されたシチュエーション・コメディである。日本ではNHK教育テレビ(Eテレ)で2014年4月2日から同年9月24日までと、2015年4月1日から同年7月15日までの2期に分けて放送された。

概要[編集]

番組は2013年6月8日[出典 1]から2014年7月17日[出典 2]にかけて、全35話が放送された(1シーズンのみ制作)。2012年11月に終了した『iCarly』と、2013年2月に終了した『ビクトリアス』のスピンオフドラマである[出典 1]。2つのドラマのキャラクターがゲスト出演するほか、NGシーンを紹介する回もある。

物語は、ロサンゼルスでサムとキャットが出合い[2]、二人でベビーシッターのビジネス「サムとキャットのスーパーロックな超楽しいベビーシッターサービス」を展開するというものである。

主題歌は「Just Fine」で、作詞・作曲及び歌唱はバックハウス・マイクによるものである。オープニングで使用されるのは約1分のバージョンで、エピソードの長さによっては若干短縮される。約2分40秒のフルバージョンが存在する[出典 3]

登場人物[編集]

メインキャラクター[編集]

サム・パケット (Sam Puckett)(ジェネット・マッカーディ/吹き替え:小林沙苗
かつてインターネット番組「iCarly(アイ・カーリー)」で人気を博したティーンエージャー。シアトルを離れて放浪中、立ち寄ったロサンゼルスでキャットと出会い、それ以降はキャットの家に居候している。学校は既に退学しており、インターネットを使った通信教育を受けている。
自由奔放で暴力的な性格は本作でも健在であり、グーマーと対戦したジョン・ザカッパに技をかけたり、2人の女性格闘家をノックアウトしたこともある。
スペンサーからもらった大型バイク「1964 Sterling」[3]を愛用している。
苗字の「パケット」をキャットに覚えてもらえず、常に「パックル」と呼ばれている。
背中のニキビがなかなか治らない。
英語以外にスペイン語日本語イタリア語を話せる。[4]
キャット・バレンタイン (Cat Valentine)(アリアナ・グランデ/吹き替え:清水理沙
ハリウッド芸術高校(ハリウッド・アーツ)に通う、天然ボケと感情の起伏の激しいティーンエージャー。ディック・チェイニーのファン。イギリスのお菓子「ビブル」中毒などの設定が『ビクトリアス』から継続している。
歌も得意で音感も鋭敏だが、歌詞を間違えて歌う事が珍しくない。ギターの演奏も人並み以上に得意としている。
「キャット号」と名付けた自転車を愛用している。この自転車はピンクのフレームに加えてフラグと拡声器が装着されるなど、一際目立つものとなっている。この他、紫色のキリンのぬいぐるみも『ビクトリアス』から引き続き愛用する。
クリスマス等の祭事でもらうプレゼントを、当日まで待てずに盗み見する癖がある。
料理上手で清涼飲料水「ブルー・ドッグ」の味を製法を調べずコピーするほど味覚が鋭く、分析力も高い。
2度逮捕されている。1度目は銀行口座がないのにコンビニのATMで金銭を引き出し、2度目はヘアモデルの頭髪を毟ったため。なお本作は、キャットが2度目の逮捕で2週間拘留されるところで物語が途絶える。
ダイス (Dice)(キャメロン・オカシオ/吹き替え:宮田幸季
キャットの隣人の少年。「iCarly」の大ファンである。本名は「ディサニオ・ジェイ・コルレオーネ (Dicenio Jay Corleone)」。
変わった物を売って金儲けをするのが得意だが、品物を仕入れるときに騙されることがある。ヘアモデルでもあり、グーマーのマネージャーも掛け持ちしている。
所有するノートパソコンやピアフォン(iPhoneのパロディ)にはサイコロのステッカーが貼ってある。これは「Dice(本名Dicenioを縮めた愛称)」が「サイコロ」を意味することにちなむものである。

サブキャラクター[編集]

ノーナ (Nona)(マリー・チータム英語版/吹き替え:野村須磨子
キャットの祖母。キャットの両親と兄弟がアイダホに行っている間、キャットを預かることになったが、ベビーシッターの仕事に嫌気がさして老人ホーム「エルダリー・エイカーズ」に入居する。
睡眠時遊行症(夢遊病)の症状がみられる。日本語を話すことができる[5]
グーマー (Goomer)(ゾーラン・コラ(Zoran Korach)/吹き替え:大西健晴
本名は「ギュー・マー(Gieux Merr)」。
ダイスの親友で総合格闘家(ダイスがマネージャーである)。キャットに匹敵するほど天然ボケが激しい。子供っぽいが、格闘技では強い。
孤児であり、育ての母(吹き替え:竹村叔子)はアフリカ系。
タンディ(Tandy)(演:Brandon Weaver/声:ダン・シュナイダー/吹き替え:高坂宙
サム、キャットたちが通うレストラン「ボッツ」のウェイターロボット。赤いボディで男性の声で話す。
バングル(Bungle)(演:Dre Swain/声:リサ・リリアン英語版[6]/吹き替え:合田絵利
レストラン「ボッツ」のウェイターロボット。青いボディで女性の声で話す。

本作で再登場したキャラクター[編集]

『iCarly』の登場人物[編集]

メラニー・パケット (Melanie Puckett)(ジェネット・マッカーディ(一人二役)/吹き替え:小林沙苗)
サムの双子の姉妹。バーモント州の学校(全寮制)に通っているため、通常はメラニーとサムが二人揃うことはない。そのため、存在を知る者は少数に限られている。
普段はサムと反対におとなしく上品な性格だが、サムにキャットを怖がらせるよう頼まれた時には大声で叫び窓ガラスに体当たりし、レストランの天井から飛び降りてキャットにキスするなど大暴れを見せた。
第16話で登場。『iCarly』では第48話でのみ登場する。
ステイシー・ディルセン (Stacey Dillsen)(アビー・ワイルド英語版
第20話で登場。リアリティ番組の撮影現場で大けがを負って入院していた。入院先の病院でサムとキャットに遭遇する。
ウェビコンに参加した際(『iCarly』第75~76話)と、「iCarly」のインターンの面接(同作第77話)でサムと対面しているため、サムと遭遇するのは本作で3度目となる。
元々は『Zoey 101英語版』のサブキャラクターである。
フレディ・ベンソン (Freddie Benson)(ネイサン・クレス/吹き替え:手塚祐介
シアトルに住むサムの親友。サムがシアトルにいた頃はカーリーも加えて3人で「iCarly」を展開していた。サムとカーリーに比べて存在感が薄いためか、シアトル市外では名前すら知らない人も多い(実際ダイスも知っていなかった)。
サムとジェイド(後述)の仲の良さに嫉妬したキャットが、仕返しとしてフレディをロサンゼルスに呼び込んだ。カミソリマグロ(架空の淡水魚)の泳ぐプールに転落し全身を噛まれ、しばらく市内の病院に入院した。
第21・22話で登場する。この他登場こそしないが、第7話でサムとキャットの悪評を書き立てて妨害した者のIPアドレスと居場所を割り出していた。
マリッサ・ベンソン (Marissa Benson)(メアリー・シェアー/吹き替え:勝生真沙子
フレディの母親。口のうるささは相変わらずだが、フレディが部屋の前で立ち止まっていると「(カーリーは)永遠に振り向いてくれないの」と言うようになっていた。
第21話で登場する。
ノーラ・ダーシュレット(Nora Dershlit)(Danielle Morrow/吹き替え:よのひかり
第32話で登場。過去に2度サム、カーリー、フレディを監禁して刑務所に収容されている女。脱獄してカーリーたちに復讐しようとしたが、カーリーへの復讐が不可能だと判断したためサムへの復讐を試みる。ダイスを誘拐しキャットをも監禁するが、サムに倒されて復讐は失敗に終わる。
ギビー・ギブソン(Gibby Gibson)(ノア・マンク/吹き替え:林勇
第32話で登場。脱獄したノーラが過去2度もカーリーとサムを誘拐した危険性を忘れ、あっさり二人の居場所を教えてしまう。
ネヴェル・パッパーマン(Nevel Papperman)(リード・アレクサンダー/吹き替え:石田彰
第32話で登場。「ヤマアラシのウィルス」に罹患し母親によってピーター・サイナイ記念病院[7]に隔離されていた。ダイスを連れ去ったノーラの隠れ家についてサムにヒントを与え、直後に病院を脱走した。
スペンサー・シェイ(Spencer Shay)(ジェリー・トレイナー/吹き替え:阪口周平
第36話のNG大特集で登場。

『ビクトリアス』の登場人物[編集]

アーウィン・シコウィッツ (Erwin Sikowitz)(エリック・ラング/吹き替え:高木渉
ハリウッド・アーツの教師。ヒッピーのような格好をし、授業で生徒に妙な演技をさせることは相変わらずである。
キャットのベッドの脇に掛けられているフォトフレームに顔写真が入れられている。
第11話で登場する。
ジェイド・ウェスト (Jade West)(エリザベス・ギリース/吹き替え:ちふゆ
ハリウッド・アーツに通うキャットの親友。ロサンゼルスに置き去りになったキャットをノーナが預かるように計らったのはジェイドである。
他人が痛い目に遭う様を眺めることを好むなど、ほとんどの人に対して意地悪だが、サムとは性格が近似しているため間もなく意気投合した。
キャットはサムとジェイドが殴り合い(原語では「殺し合い」)になると思っていた模様で、サムが住むようになってから会わせないようにしていた。
第21・22話で登場。後姿だけであるが第11話ではロビー、トリー、ベック、アンドレと共に登場している[8]
ロビー・シャピロ (Robbie Shapiro)(マット・ベネット/吹き替え:成瀬誠
ハリウッド・アーツに通うキャットの友人。キャットに想いを寄せている。滅法非力で、パンチを受けたフレディが全く反応しなかった。
フレディを横取りしたキャットを懲らしめるために、ジェイドの手引きによりサムと付き合わされた。フレディと共にカミソリマグロの泳ぐプールに転落し、しばらく入院した。
第22話で登場する。先述の通り、第11話でも後ろ向きで登場している。

ゲスト出演者[編集]

エピソード一覧[編集]

放送順位はNHK版に基づく。[1][11]

第1話「最強コンビ誕生!! (#Pilot)」
第2話「ルームメートパワー (#FavoriteShow)」
第3話「メエメエ子やぎ (#NewGoat)」
第4話「ビンゴでおしおき! (#TheBritBrats)」
第5話「No.1(ナンバーワン)はどっち? (#BabysitterWar)」
第6話「がんばれ!グーマー (#GoomerSitting)」
第7話「ライバル登場? (#ToddlerClimbing)」
第8話「早打ちサム! (#TextingCompetition)」
第9話「仕掛けられたワナ (#RevengeOfTheBritBrats)」
第10話「バイクを探せ! (#MotorcycleMystery)」
第11話「ママにはナイショ? (#MommaGoomer)」
第12話 「ワンちゃん大作戦 (#BabysittingCommercial)」
第13話「ダイスがお泊まり? (#SecretSafe)」
第14話「恐怖のハロウィーン (#DollSitting)」
第15話「オスカーを守れ! (#OscarTheOuch)」
第16話「そっくりモンスター (#Twinfection)」
第17話「サーモン・キャット (#SalmonCat)」[9]
第18話「愛しのプーバー (#MyPoober)」
第19話「コンビ解散? (#PeezyB)」
第20話「ピンクの靴(くつ)に夢中! (#MadAboutShoe)」
第21~22話「再会!なつかしの友 (#TheKillerTunaJump)」
第23話「祝おうイエイ・デー (#YayDay)」
第24話「ジコチュージン!? (#Lumpatious)」
第25話「魔法のメロディー (#MagicATM)」
第26話「ハマりすぎに注意! (#BrainCrush)」
第27話「ソーダ禁止令! (#BlueDogSoda)」
第28話「フレズノ・ガール (#FresnoGirl)」
第29話「箱入りキャット (#StuckInABox)」
第30話「暴走!プチヘリ君 (#DroneBabyDrone)」
第31話「悪夢の空港パニック (#FirstClassProblem)」
第32話「危険なノーラ (#SuperPsycho)」
第33話「格闘家サム!? (#KnockOut)」
第34話「デビルが来ちゃった(#WeStealARockStar)」
第35話「最強のルームメート(#GettinWiggy)」※本国では最終回。
第36話「見せて!NG大特集(#BlooperEpisode)」[12]

その他[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

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  1. ^ a b NHK版では「再会!なつかしの友(#TheKillerTunaJump)」が2話に分割されているため、全36話となる。
  2. ^ 『iCarly』のクロスオーバーエピソードでサムとキャットは対面しているものの、対話等はなかった。
  3. ^ 元の車種はトライアンフ・ボンネビルである。
  4. ^ 原語音声でスペイン語と日本語を話す場面があるが吹き替え音声では反映されていない。イタリア語は『iCarly』第71話で話している。
  5. ^ 第14話の原語音声で日本語を話す場面がある。
  6. ^ ダン・シュナイダーの実の妻で、低カロリーレシピ"Hungry Girl"のビジネスを展開する実業家・タレントとして知られる。女優としても活動しており、『iCarly』に出演したこともある。
  7. ^ 20話のステイシーやカミソリマグロに咬まれたフレディとロビー(22話)が入院した同じ病院。施設名は実在する「シーダーズ・サイナイ・メディカルセンター」のパロディ。
  8. ^ この時の演者はいずれも代役であった。
  9. ^ a b c この回は全体的に1976~83年放送の「ラバーン&シャーリー」(ペニー・マーシャルシンディ・ウィリアムズ主演)のパロディ。サムとキャットがオープニングを再現した。
  10. ^ スティーブは『ドレイク&ジョシュ』に登場していたキャラクター。ただし、本作では代役が実演しており、トレイナーは音声のみの出演であった。
  11. ^ 最終回でNGを紹介する以外エピソードの順番は『ビクトリアス』同様基本的に制作順(Production code)で、本国の放送順とは異なる。「再会!なつかしの友(21~22話)」は制作番号が999であり、制作番号124~125は欠番となる
  12. ^ 当話は「サム&キャット」としての話ではなく、それについて語っている内容の話である(役の名前ではなく、役者の名前が呼ばれている為)。

出典[編集]

  1. ^ a b Summer 2013 TV Preview: Sam & Cat”. Kidzworld. 2013年9月29日閲覧。
  2. ^ Ariana Grande's 'Sam & Cat' Has Been Cancelled But Don't Bother to Ask Why”. bustle.com. 2015年7月12日閲覧。
  3. ^ EXCLUSIVE: We Have Your First Listen of “Just Fine” from Sam & Cat!”. BOP and Tiger Beat Online. 2015年8月12日閲覧。

外部リンク[編集]

NHK教育 水曜19:25 - 19:50
前番組 番組名 次番組
ビクトリアス
(2012年10月10日-2014年3月26日)
サム&キャット(第1話 - 第20話)
(2014年4月2日 - 9月24日)
超能力ファミリー サンダーマン(第1話 - 第20話)
(2014年10月1日 - 2015年3月25日)
超能力ファミリー サンダーマン(第1話 - 第20話)
(2014年10月1日 - 2015年3月25日)
サム&キャット(第21話 - 第36話)
(2015年4月1日 - 7月15日)
ハンク ‐ちょっと特別なボクの日常‐
(2015年7月22日 - 8月26日)