ギョリュウ
ギョリュウ | ||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Tamarix tenuissima Nakai[1] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ギョリュウ(御柳) |
ギョリュウ(檉柳、または御柳[2]、学名:Tamarix tenuissima)はギョリュウ科の落葉小高木。中国原産。観賞用に栽培される。
特徴[編集]
葉は小さい鱗片状で針葉樹のように見える。春と秋に枝先に桃色の1mmほどの小さい花をたくさん咲かせる。果実は長さ数mmの蒴果で、種子は細かく房状の毛が生え風で飛ぶ。乾燥と塩分に強く、砂漠など乾燥地でも根を長く伸ばして水分を強く吸収する。
ギョリュウ属の類似種は50種ほどがユーラシアとアフリカの乾燥地帯に分布し、特に水辺近くに多い。英語名のタマリスク(Tamarisk)でも呼ばれる。
材は硬いことから古代エジプトではチャリオットの本体部分などに使われていた[3]。
脚注[編集]
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “ギョリュウ”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2016年4月8日閲覧。
- ^ 御柳:楊貴妃に愛された木
- ^ 古代エジプト人、痛恨のミス 日本の科学がツタンカーメンに挑む|中東解体新書| - NHK