エマーソン・レイク・アンド・パーマー (アルバム)
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『エマーソン・レイク・アンド・パーマー』 | ||||
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エマーソン・レイク&パーマー の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1970年 | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
![]() WEA(リイシュー盤) ![]() Rhino(リイシュー盤) ![]() イーストウエスト・ジャパン→ビクター(リイシュー盤) | |||
プロデュース | グレッグ・レイク | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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エマーソン・レイク&パーマー 年表 | ||||
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『エマーソン・レイク・アンド・パーマー』(Emerson, Lake & Palmer)は、イギリスにおいて1970年11月20日に発売されたエマーソン・レイク・アンド・パーマーのデビュー・アルバムである。
解説[編集]
エマーソン・レイク・アンド・パーマーというバンドは、結成に参加した3人が、それぞれかなりのキャリアと知名度、そしてもちろん音楽的な実力を備えており、結成した時点で「スーパーグループ」と呼ばれていた。その為、各レコード会社で争奪戦が繰り広げられ、結果、地元イギリスではアイランド・レコードから、アメリカではアトランティック・レコードから、日本ではアトランティック系列の「ワーナー・ブラザース・パイオニア(当時)」からと決定した。
尚、2006年現在、イギリスでのCDの発売は「WEA」、アメリカでは「Rhino」、日本では「ビクターエンタテインメント」が行っている。
アルバムに収録された楽曲は、まだ結成が公表される以前の4月ごろから作曲が開始されたと伝えられている。結成してまだ間もない時期の録音であり、緻密なスタジオ・ワークを駆使した様子はあまり感じられず、リアル・タイムの一発録音に多少のオーバー・ダビングを施した、という構造が聴き取れる。後にELPと深い繋がりを謳われるモーグ・シンセサイザーも、この時点では「タンク」と「ラッキー・マン」の終了間際に、顔みせ程度に使われているだけである。
売り上げは、イギリスのチャートでは4位まで上昇したが、アメリカでは18位に留まった。グレッグ・レイクがELPの結成を目指した理由のひとつとして「アメリカでキング・クリムゾンよりウケるバンドを作る」というものがあり、『クリムゾン・キングの宮殿』の28位を上回る結果となった。
収録曲[編集]
アナログA面[編集]
- 未開人 - The Barbarian (Béla Bartók, arr. Emerson, Lake & Palmer)
- 石をとれ - Take A Pebble (Lake)
- カントリーミュージックの要素を取り入れた作品。[2]
- ナイフ・エッジ - Knife Edge (Leos Janácek & J.S. Bach, arr. Emerson, lyric by Lake & Fraser)
アナログB面[編集]
- 運命の3人の女神 - The Three Fates (Emerson)
- クローソー - Clotho (Emerson)
- ラキシス - Lachisis (Emerson)
- アトロポス - Atropos (Emerson)
- タンク - Tank (Emerson/Palmer)
- ラッキー・マン - Lucky Man (Lake)
2010年日本盤ボーナス・トラック[編集]
- 未開人(ワイト島ライヴ) - The Barbarian (Bela Bartok, arr. Emerson, Lake & Palmer)
- 石をとれ(ワイト島ライヴ) - Take A Pebble (Lake)
出典[編集]
- ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.93
- ^ ワーナー・パイオニア「エマーソン・レイク・アンド・パーマー」LPレコード付属の解説より