ウィンド・リバー

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ウィンド・リバー(邦題未定)
Wind River
監督 テイラー・シェリダン
脚本 テイラー・シェリダン
製作 エリザベス・A・ベル
ピーター・バーグ
ウェイン・ロジャース
マシュー・ジョージ
ベイジル・イヴァニク
出演者 ジェレミー・レナー
エリザベス・オルセン
ギル・バーミンガム
ジョン・バーンサル
音楽 ニック・ケイヴ
ウォーレン・エリス
撮影 ベン・リチャードソン
編集 ゲイリー・D・ローチ
製作会社 アカシア・エンターテインメント
シナジクス・フィスムズ
リヴァーストーン・ピクチャーズ
ヴォルテージ・ピクチャーズ
ワイルド・バンチ
インジーニアス・メディア
スター・スロワー・エンターテインメント
サヴィ・メディア・ホールディングス
サンダー・ロード・ピクチャーズ
フィルム44
Tunica-Biloxi Tribe of Louisiana
配給 アメリカ合衆国の旗ワインスタイン・カンパニー
公開 アメリカ合衆国の旗2017年8月4日
上映時間 111分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $11,000,000[2]
興行収入 世界の旗$33,765,959[3]
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ウィンド・リバー』(原題:Wind River)は2017年アメリカ合衆国で公開されたスリラー映画である。監督・脚本はテイラー・シェリダン、主演はジェレミー・レナーエリザベス・オルセンが務めた。なお、本作はシェリダンの監督デビュー作でもある。

本作は2017年5月に開催された第70回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品され、シェリダンが監督賞を受賞した[4]

概略[編集]

ワイオミング州ウィンド・リバー保留地FWS(合衆国魚類野生生物局)の職員、コリー・ランバートは荒野のど真ん中で少女の死体を発見した。FBIは事件の捜査のために、新人捜査官のジェーン・バナーを現地に派遣した。自然の過酷さを甘く見ていたバナーは、捜査に難渋することとなった。そこで、バナーはランバートに捜査への協力を依頼した。2人は荒れ狂う自然と剥き出しの暴力に直面しながらも、ネイティブ・アメリカンの村社会の闇を暴き出していく。 

キャスト[編集]

製作[編集]

2015年5月、クリス・パインとエリザベス・オルセンがテイラー・シェリダンの監督デビュー作に出演することになったと報じられた[5][6]2016年1月、降板したパインの代役として、ジェレミー・レナーが起用されることとなった[7]。5月31日、本作の主要撮影がユタ州パークシティで始まった[8]

公開[編集]

2016年5月13日、第69回カンヌ国際映画祭の会場で、ワインスタイン・カンパニーが本作の配給権を獲得した[9]。2017年1月、ワインスタイン・カンパニーが本作の配給権を手放したとの報道があった[10]。しかし、サンダンス映画祭の開催中に、ワインスタイン・カンパニーは再び本作の配給権を購入した[11]

2017年10月、本作の製作総指揮を務めたハーヴェイ・ワインスタインが長きにわたってセクハラを行っていたという報道が出た。それを受けて、本作のDVD版及びネット配信版のクレジットからワインスタインの名前が消されることになった。これは賞レースで不利にならないための措置でもあると報じられている[12]

評価[編集]

本作は批評家から高く評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには92件のレビューがあり、批評家支持率は87%、平均点は10点満点で7.3点となっている。サイト側による批評家の要約は「『ウィンド・リバー』は観客をキャラクターが織りなすミステリーへと誘い込んでいる。脚本は知的で、俳優の演技も見事なものである。工夫を凝らした舞台設定はタイトル通りの恐ろしさを生み出している。」となっている[13]。また、Metacriticには40件のレビューがあり、加重平均値は73点となっている[14]

バラエティ』のオーウェン・グレイバーマンは「ヒューマニズムのある犯罪ドラマだが、興奮よりも狡知を感じる」と述べている[15]。『The Verge』は「『ボーダーライン』と『最後の追跡』から続く三部作の終幕であり、スリリングで暴力的な作品だ」と評している[16]。『インディワイアー』のデヴィッド・エーリッヒは本作にB評価を下し、「もし『ウィンド・リバー』が他の作品と同様に、シェリダンの弱点を抱えているのだとしても、同作はシェリダンの強みを最大限活かした作品である。観客が衝撃を受けるような作品ではないが、苦みがあり、人間の本能を向き出しにした作品である。」と述べている[17]

出典[編集]

  1. ^ WIND RIVER”. 2017年8月11日閲覧。
  2. ^ Wind River”. 2017年8月11日閲覧。
  3. ^ Wind River”. 2017年8月11日閲覧。
  4. ^ ‘A Man of Integrity,’ ‘Wind River,’ ‘Barbara’ Take Un Certain Regard Awards at Cannes”. 2017年8月11日閲覧。
  5. ^ Wild Bunch's Insiders launches Olsen, Pine film 'Wind River'”. 2017年8月11日閲覧。
  6. ^ Chris Pine & Elizabeth Olsen Jump Into ‘Wind River,’ Sharlto Copley Will Take On ‘Free Fire’ For Ben Wheatley”. 2017年8月11日閲覧。
  7. ^ Jeremy Renner & Elizabeth Olsen To Star In ‘Wind River’ Pic From ‘Sicario’ Scribe And Thunder Road”. 2017年8月11日閲覧。
  8. ^ Kelsey Asbille Sails To Thriller ‘Wind River’ With Jeremy Renner & Elizabeth Olsen”. 2017年8月11日閲覧。
  9. ^ Cannes: Weinstein Co. Nabs Jeremy Renner Drama 'Wind River' (Exclusive)”. 2017年8月11日閲覧。
  10. ^ Sundance: Weinstein Company to No Longer Distribute Jeremy Renner's 'Wind River' (Exclusive)”. 2017年8月11日閲覧。
  11. ^ 2017’s Sundance Sales Are In Overdrive: Here’s Why, Plus See Our Full Deal Scorecard”. 2017年8月11日閲覧。
  12. ^ Weinstein Co. Name Stripped From 'Leap!,' 'Wind River,' 'Tulip Fever'”. 2017年10月29日閲覧。
  13. ^ Wind River”. 2017年8月11日閲覧。
  14. ^ Wind River (2017)”. 2017年8月11日閲覧。
  15. ^ Film Review: ‘Wind River’”. 2017年8月11日閲覧。
  16. ^ Wind River is a thrilling, violent finale to the Hell or High Water and Sicario trilogy”. 2017年8月11日閲覧。
  17. ^ ‘Wind River’ Review: Jeremy Renner Is An Ice-Cold Cowboy In Taylor Sheridan’s Solid Noir — Sundance 2017”. 2017年8月11日閲覧。

外部リンク[編集]