インヴィンシブル (空母)

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インヴィンシブル
HMS Invincible (R05).jpg
HMS Invincible
基本情報
運用者  イギリス海軍
種別 航空母艦軽空母
艦級 インヴィンシブル級航空母艦
前級 オーディシャス級航空母艦
タイガー級ヘリコプター巡洋艦
次級 クイーン・エリザベス級航空母艦
経歴
発注 1973年4月17日
起工 1973年7月20日
進水 1977年5月3日
就役 1980年7月11日
退役 2005年8月3日
除籍 2010年12月
その後 2011年、トルコで解体
要目
満載排水量 22,000トン
全長 210 m
全幅 36 m
吃水 7.5 m
機関 COGAG方式
主機 ロールス・ロイス オリンパス ガスタービンエンジン 4基
ディーゼル発電機 8基
推進 2軸
出力 112,000 軸馬力
最大速力 30ノット以上
航続距離 5,000カイリ/18ノット時
乗員 個艦要員685名、航空要員366名
兵装 ファランクスゴールキーパーCIWS 3基
GAM-BO1 20mm機銃 2基
搭載機 シーハリアー
シーキング ヘリコプター
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インヴィンシブル (HMS Invincible, R05) は、イギリス海軍航空母艦インヴィンシブル級航空母艦の1番艦であり、インヴィンシブルの艦名のイギリス海軍艦としては6代目にあたる。

艦歴[編集]

インヴィンシブルは当初議会から空母不要論が持ち上がり指揮巡洋艦(ヘリコプター巡洋艦)として計画された。さらにこれが全通甲板、ハリアー搭載と計画され、最終的に軽空母として就役した(正式分類は支援空母)。

フォークランド紛争では支援空母として旗艦ハーミーズと共に派遣され、シーハリアーと軽空母のコンビが戦闘で有効であることを世界に証明した。

戦後、対空防御能力の不足や搭載機数が少ないことが問題となり数度の近代化改装によって7度のスキージャンプを12度に変更し、艦首のシーダート艦対空ミサイルを撤去し飛行甲板と格納庫を拡大した。

2005年8月3日に退役し、その後はモスボール化され2010年まで有事には復帰することになっていた。

2010年12月、保管期限を過ぎたインヴィンシブルは主機関を取り除かれ、不要になった国有資産などが競売されるイギリス政府運営のオークションサイトに出品された。香港出身の在英中国人実業家が応札の意向を示し、落札された場合には中国で航空母艦として再び就役することが懸念された。2011年2月、トルコのスクラップ会社により200万ポンドにて落札され、スクラップとされることが決定した。なお、前述の中国人実業家は500万ポンドでの応札を行っていたと報道されており、上述の懸念から政治的に外されたものと思われる。

インヴィンシブルは2011年3月24日にポーツマス港を離れ、トルコまで曳航の後に船舶解体された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]