アジア太平洋映画賞 男優賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
アジア太平洋映画賞 > アジア太平洋映画賞 男優賞
アジア太平洋映画賞 男優賞
国オーストラリアの旗 オーストラリア
主催ユネスコ
国際映画製作者連盟
ブリスベン
初回2007年（英語版）
最新回2021年（英語版）
初代受賞者エルカン・ジャン（英語版）
最新受賞者メラーブ・ニニッゼ
公式サイトhttp://www.asiapacificscreenawards.com/

アジア太平洋映画賞 男優賞（アジアたいへいようえいがしょう だんゆうしょう、Asia Pacific Screen Award for Best Performance by an Actor）は、アジア太平洋映画賞の賞の一つで、広範囲にわたるアジア太平洋地域の優れた男優に対して贈られる。2022年開催の第15回アジア太平洋映画賞（英語版）から男優賞と女優賞（英語版）が廃止され、新たに演技賞が創設された[1]。

受賞結果[編集]

2000年代[編集]

年 画像 俳優 日本語題 出品時の英題 原題 出典
2007
(第1回)（英語版） 		トルコの旗 エルカン・ジャン（英語版） Takva: A Man's Fear of God Takva [2]
イランの旗 メフルダード・セディギアン The Night Bus : اتوبوس شب
大韓民国の旗 リュ・ドックァン（英語版） ヨコヅナ・マドンナ Like a Virgin 천하장사 마돈나
ロシアの旗 エフゲニー・アントロポフ Hard Hearted Kremen
イスラエルの旗 サッソン・ガーベイ 迷子の警察音楽隊 The Band's Visit ביקור התזמורת
2008
(第2回)（英語版） 		イランの旗 レザ・ナジ（英語版） すずめの唄 The Song of Sparrows آواز گنجشک‌ها [3]
インドの旗 ラージャト・カプール（英語版） The Prisoner Siddharth: The Prisoner
香港の旗 サイモン・ヤム スリ Sparrow 文雀
大韓民国の旗 キム・ユンソク チェイサー The Chaser 추격자
イランの旗 アリレザ・アガハニ Before the Burial Tanha Do Dar Zendegui Mikonim
2009
(第3回)（英語版） 		日本の旗 本木雅弘 おくりびと Departures おくりびと [4]
中華人民共和国の旗 グォ・ヨウ 狙った恋の落とし方。 If You Are the One 非诚勿扰
インドの旗 ナシールッディーン・シャー A Wednesday A Wednesday!
イスラエルの旗 パレスチナの旗 モハマド・バクリ（英語版） Laila's Birthday Eid milad Laila
大韓民国の旗 ヤン・イクチュン 息もできない Breathless 똥파리,

2010年代[編集]

年 画像 俳優 日本語題 出品時の英題 原題 出典
2010
(第4回)（英語版） 		中華人民共和国の旗 チェン・ダオミン 唐山大地震 Aftershock 唐山大地震 [5]
インドの旗 アトゥル・クルカルニー Natarang नटरंग
ロシアの旗 セルゲイ・プスケパリス（英語版） 夏の終止符 How I Ended This Summer Как я провёл этим летом
オーストラリアの旗 トニー・バリー（英語版） Home by Christmas
イスラエルの旗 マーク・イヴァニール（英語版） The Human Resources Manager שליחותו של הממונה על משאבי אנוש
2011
(第5回)（英語版） 		中華人民共和国の旗 ワン・バオチャン ミスター・ツリー Mr. Tree Hello! Shu Xian Sheng [6]
イランの旗 ペイマン・モアディ（英語版） 別離 A Separation جدایی نادر از سیمین
オーストラリアの旗 ダニエル・コナーズ Toomelah
サモアの旗ニュージーランドの旗 ファアフィーラ・サゴテ（英語版） サイリの決断 The Orator O Le Tulafale
イスラエルの旗 サッソン・ガーベイ レストレーション 〜修復〜 Restoration בוקר טוב אדון פידלמן
2012
(第6回)（英語版） 		大韓民国の旗 チェ・ミンシク 悪いやつら Nameless Gangster: Rules of the Time 범죄와의 전쟁 [7]
[8]
インドの旗 マノージュ・バージペーイー 血の抗争 Gangs of Wasseypur Gangs of वासेपुर
トルコの旗ギリシャの旗 タメル・レヴェント（英語版） Beyond the Hill Tepenin Ardi
中華人民共和国の旗 ウー・ティエンミン Full Circle
イスラエルの旗 リオル・アシュケナージ（英語版） フットノート Footnote הערת שוליים
2013
(第7回)（英語版） 		大韓民国の旗 イ・ビョンホン 王になった男 Masquerade 광해: 왕이 된 남자 [9]
日本の旗 仲代達矢 日本の悲劇 The Japanese Tragedy 日本の悲劇
オーストラリアの旗 アーロン・ペダーセン（英語版） ミステリーロード/欲望の街 Mystery Road
パレスチナの旗 アダム・バクリ（英語版） オマールの壁 Omar عمر
カザフスタンの旗 イェルボラト・トグザコフ The Old Man Шал
2014
(第8回)（英語版） 		ニュージーランドの旗 クリフ・カーティス ザ・ダーク・ホース The Dark Horse [10]
中華人民共和国の旗 リャオ・ファン 薄氷の殺人 Black Coal, Thin Ice 白日焰火
スリランカの旗 マヘンドラ・ペレラ（英語版） 28
オーストラリアの旗 デヴィッド・ガルピリル（英語版） Charlie's Country عمر
イランの旗 ナヴィド・モハマドザデー（英語版） I'm Not Angry! عصبانی نیستم, / Asabani Nistam!l
2015
(第9回)（英語版） 		大韓民国の旗 チョン・ジェヨン 正しい日 間違えた日 Right Now, Wrong Then 지금은맞고그때는틀리다 [11]
オーストラリアの旗 リーフ・アイルランド Downriver
ロシアの旗 アレクセイ・グシュコブ The Find Nakhodka
ジョージア (国)の旗 ミシャ・ゴミアシュヴィリ（グルジア語版） 独裁者と小さな孫 The President پرزیدنت
中華人民共和国の旗 シデ・ニマ タルロ Tharlo 塔洛
2016
(第10回)（英語版） 		インドの旗 マノージュ・バージペーイー アリーガルの夜明け Aligarh [12]
インドの旗 ナワーズッディーン・シッディーキー DEVIL デビル Psycho Raman Raman Raghav 2.0
イランの旗 ファルハード・アスラニ（英語版） Daughter Dokhtar
イギリスの旗 デーヴ・パテール LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 Lion
大韓民国の旗 ソン・ガンホ 王の運命 -歴史を変えた八日間- The Throne 사도
2017
(第11回)（英語版） 		インドの旗 ラージクマール・ラーオ ニュートン Newton [13]
[14]
フィリピンの旗 パオロ・バレステロス（英語版） ダイ・ビューティフル Die Beautiful
イランの旗 ナヴィド・モハマドザデー（英語版） No Date, No Signature Bedoune Tarikh, Bedoune Emza
日本の旗 役所広司 三度目の殺人 The Third Murder 三度目の殺人
パレスチナの旗 モハマド・バクリ（英語版）
パレスチナの旗 サーレフ・バクリ（英語版） 		Wajib Duty
2018
(第12回)（英語版） 		インドの旗 ナワーズッディーン・シッディーキー マントー Manto [15]
[16]
レバノンの旗 ゼイン・アル・ラフィーア（英語版） 存在のない子供たち Capharnaüm كفرناحوم
ウズベキスタンの旗 カリム・ミルハディエフ Fortitude
キルギスの旗 アキルベック・アブディカリーコフ Night Accident
イランの旗 バフマン・ファルマナラ（英語版） Tale of the Sea
2019
(第13回)（英語版） 		インドの旗 マノージュ・バージペーイー Bhonsle [17]
[18]
イスラエルの旗 ドイツの旗 エラン・ナイム Love Trilogy: Chained שלי טרילוגיה על אהבה: עיניים
イランの旗 ナヴィド・モハマドザデー（英語版） ジャスト6.5 闘いの証 Just 6.5
イランの旗 アフガニスタンの旗 モーセン・タナバンデ（英語版） アジムの母、ロナ Rona, Azim's Mother
中華人民共和国の旗 ワン・ジンチュン（英語版） 在りし日の歌 So Long, My Son 地久天长

2020年代[編集]

年 画像 俳優 日本語題 出品時の英題 原題 出典
2020
(–) 		COVID-19パンデミックにより開催中止 [19]
2021
(第14回)（英語版） 		ロシアの旗 メラーブ・ニニッゼ House Arrest [20]
[21]
ジョージア (国)の旗 レヴァン・テディアシビリ（英語版） Brighton 4th მეოთხე ბრაიტონი
日本の旗 西島秀俊 ドライブ・マイ・カー Drive My Car ドライブ・マイ・カー
オーストラリアの旗 ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ ニトラム/NITRAM Nitram
イランの旗 フランスの旗 アミール・ジャディディ（英語版） 英雄の証明 A Hero

出典[編集]

  1. ^ Frater, Patrick (2022年10月12日). “Kamila Andini's 'Before Now and Then' Heads APSA Award Nominations, New Zealand's 'Muru' Collects Diversity Prize”. Variety. 2022年10月18日閲覧。
  2. ^ “Asia Pacific Screen Awards Nominees & Winners Archive 2007”. www.asiapacificscreenacademy.com. 2014年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月12日閲覧。
  3. ^ “Asia Pacific Screen Awards Nominees & Winners Archive 2008”. www.asiapacificscreenacademy.com. 2014年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月16日閲覧。
  4. ^ “Asia Pacific Screen Awards Nominees & Winners Archive 2009”. www.asiapacificscreenacademy.com. 2014年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月16日閲覧。
  5. ^ “Asia Pacific Screen Awards Nominees & Winners Archive 2010”. www.asiapacificscreenacademy.com. 2014年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月23日閲覧。
  6. ^ “Asia Pacific Screen Awards Nominees & Winners Archive 2011”. www.asiapacificscreenacademy.com. 2014年12月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月23日閲覧。
  7. ^ “Turkey’s ‘Beyond The Hill’ Leads Asia Pacific Screen Awards Nominations”. Hollywood Reporter (2012年10月12日). 2023年4月16日閲覧。
  8. ^ “CHOI MIN-SIK”. Asia Pacific Screen Awards. 2023年4月16日閲覧。
  9. ^ “Lee Byung-hun wins Asia Pacific Screen Award”. The Korea Times (2014年5月30日). 2023年4月16日閲覧。
  10. ^ “Leviathan wins Best Film at APSA”. Screen Daily (2014年12月11日). 2023年4月16日閲覧。
  11. ^ “Asia Pacific Screen Awards 2015: winners announced”. Brisbane Times (2015年11月26日). 2023年4月16日閲覧。
  12. ^ “Manoj Bajpayee wins best actor at the Asia Pacific Screen Awards”. The Economic Times. http://economictimes.indiatimes.com/magazines/panache/manoj-bajpayee-wins-best-actor-at-the-asia-pacific-screen-awards/articleshow/55614416.cms 2017年9月18日閲覧。 
  13. ^ “Films from Australia, Japan, China lead Nominations”. 2023年4月16日閲覧。
  14. ^ “'Sweet Country,' 'Newton' Share Top Honors at Asia Pacific Screen Awards”. Variety (2017年11月23日). 2023年4月16日閲覧。
  15. ^ “2018 APSA Nominees announced”. Asia Pacific Screen Awards (2018年10月17日). 2018年10月24日閲覧。
  16. ^ Frater, Patrick (2018年11月29日). “'Shoplifters' Takes Top Prize at Asia Pacific Screen Awards”. Variety. 2018年11月29日閲覧。
  17. ^ “13TH ASIA PACIFIC SCREEN AWARDS CELEBRATES 100 YEARS OF KOREAN CINEMA 2019 NOMINATIONS ANNOUNCED”. asiapacificscreenawards. 2023年4月16日閲覧。
  18. ^ “Asia Pacific Screen Awards: Manoj Bajpayee wins Best Actor for Bhonsle”. India Today (2022年4月7日). 2023年4月16日閲覧。
  19. ^ “Asia Pacific Screen Awards on Hold for 2020, Looking for New Home”. Variety (2020年6月26日). 2023年4月16日閲覧。
  20. ^ Valerie Complex (2021年10月12日). “Asia Pacific Screen Academy Announces Nominees For 14th Annual Awards Ceremony” (英語). Deadline. https://deadline.com/2021/10/asia-pacific-screen-academy-announces-nominees-14th-awards-1234855082/ 2021年11月17日閲覧。 
  21. ^ Tabbara, Mona (2021年11月11日). “‘Drive My Car’ claims top prize at Asia Pacific Screen Awards”. Screen Daily. 2021年11月17日閲覧。

外部リンク[編集]

2000年代
2010年代
2020年代
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=アジア太平洋映画賞_男優賞&oldid=100026336」から取得