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とんかつパフェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
清まる東京ミートレア店のとんかつパフェ。左側にあるタバコの箱は88×55mmのサイズ比較用。

とんかつパフェとは、愛媛県松山市に本社がある豚カツ店「清まる」[1]登録商標[2]であり、豚カツと、リンゴオレンジキウイフルーツなどのフルーツ、アイスクリーム生クリーム等をトッピングしたパフェ

「知る人ぞ知る」とも言われており、人気メニューである[3]

概要

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「清まる」の代表(当時)・水野清子は、男性食べ物というイメージが強い豚カツを、女性にも喜ばれるようにと、スポンジケーキの代わりに豚カツを用い、いちご生クリームなどで飾った「愛は勝つケーキ」を1996年に考案、発売した[4]。商品のネーミングには当時、KANの『愛は勝つ』が流行していたことも影響している[4]。話題性はあり、テレビ番組で取り上げられることも多かったが「バラエティー罰ゲーム扱い」であり、「愛は勝つケーキ」の売り上げはさほど上がらず、提供を止めた[4]

その後、ネットで「愛は勝つケーキ」の噂を聞きつけた2人組が県外から来店。是非にと請われて「愛は勝つケーキ」を提供したところ、2人はこれを絶賛する。この体験に後押しされるように水野は2004年頃にとんかつパフェを考案する[5][6]。とんかつパフェにはとんかつが6枚、リンゴが7枚使用されており、最後にリンゴを食べることで食後感があっさりとなるように工夫がされている[5]

来店した客が自身のblogでとんかつパフェを発信するなど評判が口コミ的に広まってゆき、県外の客はもとより海外からもとんかつパフェを目的とする客が訪れるようになった[5]

意外な組み合わせで、話題性があるため、テレビなどでもたびたび紹介されている[7][8][注釈 1]

「清まる」は愛媛県松山市にある道後店(道後温泉近くの店舗)でとんかつパフェを提供してきたが、その後道後店は閉店し、2014年以降は花園店(いよてつ松山市内線松山市駅前停留場近くの店舗)で提供している。また2009年12月3日には、東京都八王子市にある京王電鉄複合商業施設フレンテ南大沢新館に開業したフードテーマパーク「東京ミートレア」内に支店を出店し、「とんかつパフェストリート版」という新メニューと供に販売していた[9]が、2010年10月31日をもって撤退した[10]

新型コロナウイルス感染拡大に関連する助成金の不正受給(この不正受給は当時会社役員だった元鳥取県議会議員の平井伸治が主導していた。愛媛労働局は2022年8月8日に支給取り消し及び不支給を決定した。)がきっかけとなり、清まるは破産し、事業は別の事業者[11][12]へ譲渡されている[13][14][15]。その後、平井、水野は詐欺罪・詐欺未遂罪で逮捕・起訴された[16][17][18][19][20][21]。2023年10月18日、松山地方裁判所は平井に対して懲役3年6月(求刑懲役6年)の実刑判決を言い渡した[22]

2014年4月時点では累計で約2万5千食を売り上げて、新名物として定着[6]、2020年時点では看板メニューとなっている[5]

参考資料

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  • 『奇食ハンター』(山本マサユキ、講談社、2008年2月)
  • 『ワンダーJAPAN 6(B級グルメツーリング)』(三才ブックス、2007年12月)
  • 企画・連載 : 愛媛 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)- 新・ご当地の味 食べある記[23]

関連商品

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脚注

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注釈

  1. スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系、2009年3月20日放送)で国分寺市の店の同様の商品が紹介

出典

  1. 旧法人:株式会社清まる:法人閉鎖、愛媛県松山市花園町、法人番号2500001005177
  2. 旧法人の日本の登録商標第4929135号。2005年7月1日出願、2006年2月17日登録、2023年9月6日閲覧。
  3. 簗瀬久『おいしいコロッケ大百科: 中食コロッケの秘密』アイフォレスト出版、2008年、28-29頁。ISBN 9784990437206
  4. 1 2 3 “とんかつパフェの名物店、無償弁当でひとり親家庭を応援”. 産経新聞: p. 1. (2020年5月16日) 2020年6月25日閲覧。
  5. 1 2 3 4 “とんかつパフェの名物店、無償弁当でひとり親家庭を応援”. 産経新聞: p. 2. (2020年5月16日) 2020年6月25日閲覧。
  6. 1 2 “とんかつパフェ ネットで話題に 松山の新名物、海外進出も”. 中部経済新聞. (2014年4月18日) 2020年6月25日閲覧。
  7. テレビ朝日系列「いきなり!黄金伝説。」の2008年1月24日放送回「全国のマル珍グルメ50を食べ尽くす!」
  8. 日本テレビ系列「秘密のケンミンSHOW」の2009年2月12日放送
  9. ご当地フードも参戦!“肉のテーマパーク”店舗&メニュー発表 - ウォーカープラス
  10. 館長日記 2010年10月23日 Archived 2012年3月29日, at the Wayback Machine.
  11. 譲渡先:清まるplus、松山市花園町(花園店所在地と同住所)、法人番号不詳
  12. WakeAiの出品者ページ/プラットフォーム提供:株式会社WakeAi、東京都港区麻布十番、法人番号8010401157496
  13. 緊急雇用安定助成金を不正に受給した事業所名の公表について』(PDF)(プレスリリース)愛媛労働局、2022年10月4日2023年9月2日閲覧
  14. “松山の飲食会社が1189万円不正受給 雇用安定助成金”. 愛媛新聞. (2022年10月4日) 2023年9月2日閲覧。冒頭以外は(Paid subscription required要購読契約)
  15. “清まる(松山)が破産手続き開始 松山地裁決定”. 愛媛新聞. (2022年10月13日) 2023年7月1日閲覧。冒頭以外は(Paid subscription required要購読契約)
  16. “鳥取県議と松山の飲食店元経営者らを助成金不正受給の疑いで逮捕 愛媛県警など”. 愛媛新聞. (2023年6月30日) 2023年9月2日閲覧。
  17. “鳥取知事と同姓同名の県議逮捕 コロナ助成金詐取容疑”. 産経新聞. (2023年6月30日) 2023年7月2日閲覧。
  18. “鳥取県議を詐欺容疑で逮捕、コロナ対策の助成金だまし取った疑い…平井伸治知事と同姓同名”. 読売新聞. (2023年6月30日) 2023年8月5日閲覧。
  19. “コロナ助成金不正受給 元鳥取県議、起訴内容認める 松山地裁初公判”. 愛媛新聞. (2023年9月1日) 2023年9月2日閲覧。
  20. “元鳥取県議、起訴内容認める=コロナ助成金詐取―松山地裁”. 時事通信. (2023年9月1日) 2023年9月2日閲覧。
  21. “平井伸治元鳥取県議がコロナ助成金詐取認める 松山地裁、検察が懲役6年求刑”. 山陰中央新報. (2023年9月2日) 2023年9月2日閲覧。
  22. “元鳥取県議に実刑 コロナ助成金2800万円詐取―松山地裁”. 時事通信. (2023年10月18日) 2023年10月18日閲覧。
  23. 企画・連載 : 愛媛 : 地域 : 読売新聞 - 新・ご当地の味 食べある記”. YOMIURI ONLINE(読売新聞). 2023年6月3日閲覧。

外部リンク

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