さんふらわあ みと

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さんふらわあ みと
COSCO Star Shipped in Keelung Port 20140518a.jpg
中遠之星(コスコ・スター)時代のさんふらわあ みと(2014年5月18日、基隆港
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本(1993-2006)
パナマの旗 パナマ(2007-2009)
香港の旗 香港(2009-)
所有者 日本の旗ブルーハイウェイライン(1993-2001)
日本の旗商船三井フェリー(2001-2006)
日本の旗リベラ(2007)
大韓民国の旗パンスターライン(2007-2009)
中華人民共和国の旗中国遠洋運輸集団(2009-)
運用者 日本の旗ブルーハイウェイライン(1993-2001)
日本の旗商船三井フェリー(2001-2006)
大韓民国の旗パンスターライン(2007-2009)
中華人民共和国の旗中国遠洋運輸集団(2009-2010)
中華人民共和国の旗廈門閩台輪渡(2010-)
建造所 三菱重工業下関造船所
母港 東京(1993-2006)
パナマ(2007-2009)
香港(2009-)
航行区域 沿海[1]
船級 JG第2種船[1]
信号符字 JG5265
IMO番号 9073440
MMSI番号 477559700
改名 PANSTAR SUNNY(2007-2009)
中遠之星(2009-)
経歴
起工 1993年
進水 1993年9月28日[2]
竣工 1993年12月9日[3]
就航 1993年12月17日[2][3]
運航終了 2006年12月28日
現況 中華人民共和国の旗中国遠洋運輸集団が運航中
要目
総トン数 11,782トン[2][3]
載貨重量 6,045トン[2]
全長 186.0 m[2][3]
垂線間長 170.0m[1]
25.5 m[3]
型幅 26.0 m[2]
深さ 9.7m[4]
喫水 4.70m[2]
満載喫水 6.60m[2]
機関方式 ディーゼル
主機関 NKK-SEMT 12PC4-2V 2基[3]
推進器 2軸[3]
最大出力 34,200PS[4]
最大速力 24.6ノット[2]
航海速力 22.5ノット[2]
旅客定員 514名[2]
乗組員 48名[2]
車両搭載数 8.5mトラック170台 乗用車140台 [2]
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さんふらわあ みと(SUN FLOWER MITO)は、ブルーハイウェイライン並びに後身の商船三井フェリーが運航していたフェリー

概要[編集]

隔日運航の大洗港 - 苫小牧港航路の増便分を受け持つ新造船として、1993年に就航[4]

増大する貨物需要に対応する為、「さんふらわあ おおあらい」より全長が8m延長され貨物車両搭載数の増加が図られている[4]。同時期建造の「さんふらわあ さつま (2代)」「さんふらわあ きりしま (初代)」と船体設計が共通化された為、ファンネルの位置がサイドファンネルからセンターファンネルとなり、船首部分の車両積込口をバウバイザー方式からサイドランプ方式に変更し陸上施設の支援を受けずに乗下船が可能となり、フレキシブルな配船が可能で臨時運航などにも対応が可能となっている[4]。客室設備は上等級志向が強まっていたことから従来の2等が廃止され、また大幅に増室されたツインタイプの1等Aにシャワールームを設置するなど旺盛な上等級需要に対応し、レストラン・ラウンジ・スナックコーナーなどは従来船より拡張・新設されクルーズフェリー志向の設備となっている[4]

2001年には同航路の商船三井フェリーへの継承に伴い同社へ移管。主に23時台出港の「夜便」に使用。2005年にはレストラン営業を乗船時に案内所で注文を受け付ける3食セットメニューのみとし、その他は自販機のみの供食としてレストランは「イートインフロア」に変更された[5]

2006年12月28日の運航を持って商船三井フェリーから引退、同じく夜便に用いられていた「さんふらわあ つくば」と当船が、東日本フェリーニューれいんぼうらぶ」「ニューれいんぼうべる」と等価交換され新笠戸ドックに係船。改装のうえで室蘭 - 直江津 - 博多航路に用いる計画が立てられたものの2007年に断念され海外へ売船。

2007年から2009年は韓国・パンスターライン「パンスター・サニー」として大阪 - 釜山間、2009年以降は中国中国遠洋運輸集団中遠之星」(英名:COSCO STAR)として中国本土 - 台湾間の航路に就航し2010年には中国遠洋運輸集団傘下の厦門閩台輪渡に移管された。

航路[編集]

ブルーハイウェイライン/商船三井フェリー
パンスターライン
  • 大阪港(大阪港国際フェリーターミナル) - 釜山港(釜山港国際旅客ターミナル)
中国遠洋運輸集団/厦門閩台輪渡

船内[編集]

船内は「北海道風」「北を旅する」をテーマとして、機能性と自然との調和を基本に高原のラベンダーの紫・空の青・初夏の若葉の緑・穏やかな光の白といった北海道の風景をイメージした5色をアクセントカラーに使用した[1]。公室は山小屋風のレストランやラウンジなど大幅にグレードアップしたものとした[1]

プロムナードデッキ[1]
  • ラウンジ「ラベンダー」 - 北海道のラベンダーとデンマークのチボリガーデンのイメージを施した。
Aデッキ[1]
  • 特等室(6室)
  • 2等寝台(26室)
  • 1等洋室(7室)
  • 1等和室(3室)
  • レストラン「ハスカップ」
    • 北欧の古い港町の木造のイメージを施した。
    • 2005年より「イートインフロア」と「大型トラックドライバー食堂」に変更。
  • レストスポット
  • 娯楽室
Bデッキ[1]
  • 1等洋室(20室)
  • 2等寝台(40室)
  • 2等室(2室)(後にドライバーズルームに変更)
  • ロビー・案内所
  • ゲームコーナー
  • 乗船口
  • 大浴場
  • レストスポット
  • スナック・レストコーナー「ライラック」
C-Dデッキ
  • トラックスペース
E-Gデッキ
  • 乗用車スペース

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 三菱重工業株式会社下関造船所船舶・海洋部「21世紀のクルーズフェリー"さんふらわあ みと"の概要」 - 船の科学1994年4月号
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 貨物営業案内 フェリー部門主要目”. ブルーハイウェイライン. 2001年2月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月19日閲覧。(Internet Archive)
  3. ^ a b c d e f g 世界の艦船(1994年3月号,p65)
  4. ^ a b c d e f 旅客フェリー案内 キャビンプランindex”. 商船三井フェリー. 2003年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月20日閲覧。(Internet Archive)
  5. ^ 夜便レストラン 営業変更のお知らせ”. 商船三井フェリー. 2017年3月4日閲覧。

外部リンク[編集]